神奈川県立がんセンターで実施している治験について(医師主導治験も含む)

治験一覧
2025年12月5日現在

 

※それぞれの治験に、病状に関する参加条件(「患者選択基準」といいます)や参加可能な人数が設けられています。
実際に当院で治験に参加可能かどうかは患者さんお一人おひとりで異なるため、詳しい情報をお知りになりたい場合は、担当診療科の外来またはセカンドオピニオン外来を受診してください。
初診やセカンドオピニオン外来の予約受付先は画面左側の「各種受付窓口のご案内(患者支援センター)」をご覧ください。

専門医制度と連携したデータベース事業

当センターは、一般社団法人National Clinical Database(NCD)・Japan Neurosurgical Database(JND)が実施するデータベース事業に参加しています。
この事業は、日本全国の手術・治療情報を登録し、集計・分析することで医療の質の向上に役立て、患者さんに最善の医療を提供することを目指すプロジェクトです。何卒趣旨をご理解の上、ご協力を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

詳細な情報

一般社団法人National Clinical Database(NCD)の
手術・治療情報データベース事業への参加について(PDF)

学術研究へご協力のお願い: NCDを基盤とした保険請求データ
(DPC・レセプトデータ)の収集と研究利用について(PDF)

一般社団法人日本脳神経外科学会データベース研究事業(PDF)

同意撤回書(PDF)

なお、データを登録されたくない場合は、登録を拒否することができます。その場合は当センター各診療科のスタッフにお伝えください。また、登録されたご自身のデータの閲覧や削除を希望される場合も、当センターのスタッフにお知らせください。なお、登録を拒否されたり、閲覧・修正を希望されたりすることで、日常の診療等において患者さんが不利益を被ることは一切ございません。当センターでは次の診療科がNCDデータベース事業・JNDデータベース事業に参加しています。

NCDに参加している診療科とデータの登録対象となる患者さん

  • 消化器外科(食道・胃):2011年1月以降に受診された患者さん
  • 消化器外科(肝胆膵):2011年1月以降に受診された患者さん
  • 消化器外科(大腸):2011年1月以降に受診された患者さん
  • 消化器内科(肝胆膵):2010年1月以降に受診された患者さん
  • 呼吸器外科:2011年4月以降に受診された患者さん
  • 乳腺内分泌外科:2011年4月以降に受診された患者さん
  • 泌尿器科:2018年4月以降に受診された患者さん

JNDに参加している診療科

  • 脳神経外科

医学系研究承認課題一覧

「遺伝子解析を含む生命科学・医学系研究への協力のお願い(生命科学・医学系研究に関する包括的説明同意文書)」について

当がんセンターの使命の一つは生命科学・医学系研究の発展に貢献することであり、診療情報や残余(ざんよ)検体を活用することで、生命科学・医学系研究活動を通じて社会全体に広く貢献したいと考えています。そこで、同意が得られた患者さんを対象として、将来の研究のため、診療情報や残余検体を当がんセンター、あるいは外部の研究機関が行う研究に利用させていただくことを計画しました。詳しくは次の説明文書をご覧ください。

遺伝子解析を含む生命科学・医学系研究に関する包括的同意説明文書(PDF)

包括的同意の撤回について

当がんセンターにて診療期間中に「遺伝子解析を含む生命科学・医学系研究への協力のお願い」について同意の署名を頂いた方の診療情報や採取された検体を利用して行う研究課題については、同意の撤回や、研究に用いることに対し拒否することができます。その場合は研究利用撤回申請書を下記の提出先へ郵送してください。なお、研究利用撤回申請書は以下のリンクよりダウンロードできます。

研究利用撤回申請書(PDF)

※PDFファイルをご覧いただくには、アドビシステムズ社が無償配布しているAdobe Acrobat Readerが必要です。右のアイコンをクリックすると、ダウンロードページが別ウィンドウで表示されますので、画面の指示に従いインストールしてください。

研究に関する同意撤回に関する受付窓口およびお問い合わせ先

〒241-8515 横浜市旭区中尾2-3-2
神奈川県立がんセンター 生体試料センター
TEL:045-520-2222(代表) 内線3741

 

神奈川県立がんセンターで実施している登録中の治験

各治験番号をクリックすると詳細(PDF)をご覧いただけます。

2025年12月5日現在

呼吸器内科
治験
番号
JRCT 対象となる疾患 使用される新薬 薬の種類 治験の
種類

治験

責任
医師名

治験薬名 一般名
治410 2031200449 非小細胞肺癌 DS-1062a Datopotamab Deruxtecan 抗体薬物複合体 第Ib相 村上修司
治437 2061210041 非小細胞肺癌 LY3527723 セルペルカチニブ 分子標的薬 第Ⅲ相 村上修司
治455 2061210074 非小細胞肺癌 DS-1062a Datopotamab Deruxtecan 抗体薬物複合体 第Ⅲ相 村上 修司
治467 2041220034 KRAS G12C 遺伝子変異陽性の進行固形がん ペムブロリズマブ
MK-1084
キイトルーダ 医薬品 第Ⅰ相 片倉誠悟
治486 2011210020

非小細胞肺癌
胆道癌

膵癌

AB122 Zimberelimab 注射剤 第1a/1b相 村上修司
治495 2031220420 非小細胞肺癌 Savolitinib AZD6094 MET-TKI 第Ⅲ相 村上修司
治496 2061220066 非小細胞肺癌 DS-1062a Datopotamab deruxtecan 抗体薬物複合体 第Ⅲ相 村上修司
治500 2031220600 進行非小細胞肺癌 PF-06463922 ロルラチニブ チロシンキナーゼ阻害剤 第Ⅱ相 村上修司
治508 2011230009 非小細胞肺癌 AST2818 Furmonertinib 経口薬 III相 村上修司

治511

2031230031 非小細胞肺癌

Sacituzumab Govitecan,

MK-3475

Sacituzumab Govitecan,
ペムブロリズマブ
抗体薬物複合体,
免疫チェックポイント阻害薬
第Ⅲ相 村上修司
治528 2061230078 非小細胞肺癌 AMG 510 ソトラシブ KRASG12C阻害剤 第Ⅲ相 片倉誠悟
治535 2071230098 非小細胞肺癌 BI 1810631 Zongertinib HER2阻害薬 第Ⅲ相 片倉誠悟
治537 2061230080 KRAS G12C変異を有する局所進行性又は転移性非小細胞肺癌 LY3537982 olomorasib 分子標的薬 第Ⅲ相 片倉誠悟
治540 2031230678 非小細胞肺癌 MEDI 5752 Volrustomig 二重特異性抗体 第Ⅲ相 片倉誠悟
治555 2072240024 非小細胞肺癌 NovoTTF-200T 医療機器 第Ⅲ相 片倉誠悟
治558 2031240108 非小細胞肺癌 MK-2870 sacituzumab tirumotecan (掲載不可) 第III相 片倉誠悟
治560 2031230688 扁平上皮
非小細胞肺がん
SMT112/
ペムブロリズマブ
Ivonescimab/
キイトルーダ
抗悪性腫瘍剤 企業治験 齋藤春洋
治580 2031230693 非小細胞肺がん
固形がん
NVL-520 zidesamtinib ROS1阻害薬 第I/II 相 片倉誠悟
治592 2051240197 非小細胞肺癌 AZD2936 Rilvegostomig 二重特異性
モノクローナル抗体
第Ⅲ相 村上修司
治593 2031240580 非小細胞肺癌 DS-1062a Datopotamab Deruxtecan 抗体薬物複合体 第III相 片倉誠悟
治603 2051240192 非小細胞肺癌 AZD2936 Rilvegostomig 二重特異性
モノクローナル抗体
第Ⅲ相 村上修司
治613 2051240299 非小細胞肺癌 PF-08046047/
SGN-B6A
Sigvotatug
 Vedotin
抗体薬物
複合体
第Ⅲ相 村上修司
治623 2071250010 切除された又は切除不能なKRAS G12C 変異陽性非小細胞肺癌 LY3537982 olomorasib 分子標的薬 第Ⅲ相 片倉誠悟
治630 2031230072 NSCLC、メラノーマ、
HNSCC、GC、
CRC、ESCC
ROSE12/
TECENTRIQ®
/アテゾリズマブ 免疫チェック
ポイント阻害薬
第Ⅰ相 村上修司
治641 2051250013 非小細胞肺癌 TAS6417 ジパレルチニブ 分子標的薬 第Ⅰ相 村上修司
 
呼吸器外科
治験
番号
JRCT 対象となる疾患 使用される新薬 薬の種類 治験の
種類

治験

責任
医師名

治験薬名 一般名
治576 2061240062 非小細胞肺癌 DS-1062a/AZD2936 Datopotamab Deruxtecan/Rilvegostomig 抗体薬物複合体/二重特異性抗体 第Ⅲ相 伊藤宏之
治609 203124053 肺癌 T-DXd Trastuzumab Deruxtecan 抗体薬物複合体 第Ⅱ相 伊坂哲哉
 
消化器外科
治験
番号
JRCT 対象となる疾患 使用される新薬 薬の種類 治験の
種類

治験

責任
医師名

治験薬名 一般名
治460 2031210644 胃癌 膵癌 ASP2138 抗悪性腫瘍薬 第Ⅰ/Ⅰb相

大島貴

治505 2031220484 ミスマッチ修復異常を認める切除可能直腸癌 ONO-4538 Nivolumab 抗がん剤 第Ⅱ相 塩澤学
 
消化器内科
治験
番号
JRCT 対象となる疾患 使用される新薬 薬の種類 治験の
種類

治験

責任
医師名

治験薬名 一般名
治412 2031210313 胃がん
(胃食道接合部がんを含む)
T-DXd(DS-8201a) Trastuzumab deruxtecan 抗悪性腫瘍剤(抗HER2抗体
トポイソメラーゼⅠ阻害剤複合体)
第Ⅱ相 古田光寛
治447 2080225288 肝細胞癌 CBA-1205 - モノクローナル抗体 第Ⅰ相 上野誠
治516 2031230311 膵がん 64Cu-NCAB001 診断用放射性薬剤 第Ⅰ相 上野誠
治527 2032220428 切除不能膵癌 Suizenji 上野誠
治531 2031230456 神経内分泌癌(消化器) MEDI4736 デュルバルマブ 免疫チェックポイント阻害薬 第Ⅲ相 上野誠
治534 2031230509 根治切除後胆道癌 Rilvegostomig 免疫チェックポイント阻害剤 第III相 上野誠
治536 2061230026 HER2陽性の切除不能な局所進行性または転移性胃食道腺癌 JZP598 Zanidatamab 抗HER2抗体 第III相 古田光寛
治559 2031240178 胆道癌/膵癌 MK-2870   抗体薬物複合体 第I/II相 上野誠
治562 2071240009 転移性結腸直腸癌 AMG510 ソトラシブ KRASG12C阻害剤 第Ⅲ相 古田光寛
治567 2031240225 胆道癌 T-DXd,
Rilvegostomig
抗体薬物複合体
二重特異性抗体
第Ⅲ相 上野誠
治569 2031240223 進行性HER2陽性胆道癌 Zanidatamab - 分子標的薬 第Ⅲ相 上野誠
治587 2031240526 切除不能膵癌 STNM01 抗がん剤 第III相 上野誠
治591 2031240643 IDH1遺伝子変異陽性の胆管癌 S95031 イボシデニブ IDH1阻害剤 第Ⅰb/Ⅱ相試験 上野誠
治607 2041240103 KRAS G12D変異固形がん LY3962673 KRAS G12D
阻害剤
第Ia/Ib相 上野誠
治610 2031240655 EGFR遺伝子増幅陽性の切除不能な進行/再発の食道癌及び胃癌 ネシツムマブ

ネシツムマブ

(遺伝子組換え)注射液

抗EGFRモノクローナル抗体 第Ⅱ相 古田光寛
治619 2051250018 肝細胞癌 AZD2936 Rilvegostomig 二重特異性
モノクローナル抗体
第Ⅲ相 上野誠
治634 2031210043 FGFR遺伝子異常を有する進行・再発固形がん E7090 タスルグラチニブコハク酸塩 チロシンキナーゼ阻害薬 第Ⅱ相 上野誠
 
血液・腫瘍内科
治験
番号
JRCT 対象となる疾患 使用される新薬 薬の種類 治験の
種類

治験

責任
医師名

治験薬名 一般名
治539 2031240026 再発又は難治性の多発性骨髄腫 JNJ-64407564,
JNJ-64007957
Talquetamab, Teclistamab 二重特異性抗体 第Ⅲ相 高橋寛行
治586 2071240051 再発又は難治性のB細胞性非ホジキンリンパ腫 AZD0486 二重特異性抗体 第Ⅱ相 高橋寛行
 
乳腺外科
治験
番号
JRCT 対象となる疾患 使用される新薬 薬の種類 治験の
種類

治験

責任
医師名

治験薬名 一般名
治416 2031200246 乳がん PF-07248144 KAT6阻害剤 第Ⅰ相 山下年成
治512 2031230109 乳癌 LY3484356 Imlunestrant 抗がん剤 第III相 山下年成
治522 2031230096 乳癌 カミゼストラント AZD9833 エストロゲン受容体拮抗剤 第Ⅲ相 山下年成
治538 2061230074 エストロゲン受容体陽性、HER2 陰性の早期乳がん AZD9833 カミゼストラント 経口SERD 第Ⅲ相 山下年成
治565 2031240159
2031240160
乳がん ニラパリブ niraparib PARP阻害剤 第Ⅱ相 山中隆司
 
婦人科
治験
番号
JRCT 対象となる疾患 使用される新薬 薬の種類 治験の
種類

治験

責任
医師名

治験薬名 一般名
治647 2031220732 卵巣がん ニラパリブ PARP阻害剤 第Ⅱ相 佐治晴哉
   
泌尿器科
治験
番号
JRCT 対象となる疾患 使用される新薬 薬の種類 治験の
種類

治験

責任
医師名

治験薬名 一般名
 
放射線診断・IVR科
治験
番号
JRCT 対象となる疾患 使用される新薬 薬の種類 治験の
種類

治験

責任
医師名

治験薬名 一般名
治557 2031240090 再発悪性神経膠腫 64Cu-ATSM

[64Cu]Cu-diacetyl-bis(N4-methylthiosemicarbazone)

放射性治療薬 第Ⅲ相 栗原宏明
 
放射線治療科
治験
番号
JRCT 対象となる疾患 使用される新薬 薬の種類 治験の
種類

治験

責任
医師名

治験薬名 一般名
  
頭頸部外科
治験
番号
JRCT 対象となる疾患 使用される新薬 薬の種類 治験の
種類

治験

責任
医師名

治験薬名 一般名
治545 2041230127 局所進行頭頚部扁平上皮癌 MEDI 5752 Volrustomig 二重特異性抗体 第III相 松木崇

 

横浜臨床研究ネットワークへの参加について

当院は横浜臨床研究ネットワークに参加しております。 同ネットワークにつきましては、下記のリンク先をご参照ください。
横浜臨床研究ネットワークについて

 

神奈川県立がんセンターで実施している臨床研究について

既存情報・試料を用いた臨床研究

がん医療の先進的研究は当センターの重要な基本方針の一つです。日常の診療をもとに次時代のより良い医療を目指して次のような学術研究を行っています。

なお、これらの研究は、医学系研究に関する包括的同意 (下欄の「『遺伝子解析を含む生命科学・医学系研究への協力のお願い』について」をご覧ください) 、或いは、国が定めた研究倫理指針 (「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」) に従ったオプトアウト*に基づいて実施されています。研究への協力を希望されない場合は、本ページ末尾に掲載の、研究に関する同意撤回の受付窓口(生体試料センター)にご連絡ください。

* オプトアウトとは:研究活動について情報公開を行い、さらに研究への参加拒否の機会を設けることで、日常診療で得られた情報や血液や病理検体などの生体試料を研究目的に利用することを言います。この方式に基づく研究は、国が定めた「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」のもとに実施されます。

臨床研究所

がん情報センター

看護局

緩和ケア・患者支援部

臨床研究に係る重大な不適合報告について

重大な不適合報告の公表について

・臨床研究法施行通知および人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針に則り、当院で重大な不適合に該当する事案を公表しています。

 

当院で発生した重大な不適合

 研究番号:2024研7   (2025年7月掲載)

研究課題名

食道扁平上皮癌に対する内視鏡的切除後のサーベイランスにおけるNBIまたはヨード染色の有用性に関するランダム化比較試験

不適合の内容

内視鏡切除後6か月後に規定の内視鏡検査を施行する際、研究分担医師ではない医師が内視鏡検査を実施した。

発生理由

もともと研究分担医師が当該患者さんの検査を行う予定であったが、検査体制の変更により、別の医師(研究医師リストに記載のない医師)が施行することになった。また、本試験で規定された内視鏡検査は研究手続きで認可された医師のみ実施可能という制約があることについて研究医師が認識していなかった。

対応状況等

診療上の安全性には問題ないが、研究計画書からの逸脱になるため、発覚後速やかに認定臨床研究審査委員会および総長へ報告した。また、内視鏡検査を実施した医師は、当該検査の際は研究分担医師として認定臨床研究審査委員会の追加手続き中であったが、現在は正式に認可されている。

再発防止策

内視鏡検査を実施する医師が研究上認可されている医師かどうかを研究医師リストで確認または研究協力者(データマネージャー)に確認することを徹底する。

 

 研究番号:2022研18   (2025年5月掲載)

研究課題名

同種移植後生着不全に対する移植後シクロホスファミドを用いた血縁者間HLA半合致救援移植の多機関共同第II相研究

不適合の内容

<登録番号①>

・同意取得時、分担医師でない医師が同意を取っていた

・登録時検査について、心機能検査、胸部X線または胸部CT、骨髄穿刺または生検が許容期間内に行われていなかった。

 

<登録番号②>

・同意取得時、分担医師でない医師が同意を取っていた

・登録に用いたIDが間違っていた

発生理由

・患者登録時に複数人での確認を怠った。

・研究責任医師が分担医師を正確に把握していなかった。毎年4月に人事異動があり、分担医師の更新が2月なので診療科所属医師を適時分担医師として登録するのが難しい。

・本試験に登録する生着不全の患者は、状態によっては登録14日以内に必要な検査ができないことがあるが、直前の移植前には検査できている。

・カルテ番号の確認が不十分だった。

対応状況等

院内で自主モニタリングを行ったところ、当該事象が発覚した。1/27に研究事務局へ報告し、指示に従い不適合報告書を提出した。 

再発防止策

適格患者を登録する前にデータマネージャーへ連絡、情報共有し、適格規準を満たしているか、必要な検査が実施されているかの確認を徹底する。

研究責任医師は研究の分担医師登録を管理し、主治医が研究分担医師でない場合には研究責任医師が患者からの同意取得および登録に関わり、同意書に署名する。 

 

 研究番号:2022研18   (2025年5月掲載)

研究課題名

同種移植後生着不全に対する移植後シクロホスファミドを用いた血縁者間HLA半合致救援移植の多機関共同第II相研究

不適合の内容

有害事象による死亡例について、本来は24時間以内に研究代表医師にFAXで報告が必要なところを報告ができていなかった。 

発生理由

医師が緊急報告が必要であることを失念してしまい、報告が遅れた。 

対応状況等

当該事象について研究代表者および院内管理者へ速やかに有害事象報告を提出した。 

再発防止策

適格患者を登録する時点で診療科だけでなく研究協力者(データマネージャー)への連絡、情報共有を徹底する。 

 

 

 

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