感染制御室

ご挨拶

患者さんへのメッセージ

一昨年に突如出現した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)により世界の全てにおいて、病気と闘う患者さんがご自身の病気のみならず、日々の生活において感染症の脅威にさらされた現況は、不安であり不自由な苦痛を感じておられる方も多いでしょう。しかしながら、みなさんがご自身の病気に真剣に向き合い闘えるように、私たちもCOVID-19のみならず感染症から患者さんを守り抜くために、院内感染対策を通じて療養環境を整え、万が一、感染した場合でも速やかに適切な治療できるように、スタッフへの助言・診療支援を通してみなさんの治療遂行に貢献して参ります。

感染症内科部長兼感染性制御室長

築地 淳つきじ じゅん

感染制御室について

1.感染制御室の組織

当センターでの院内感染対策は感染制御室が中心となって実施しています。当センターの感染制御室は室長に感染症内科医、副室長に診療科医師と専従の感染管理認定看護師を配置、また、専任臨床検査技師、専任薬剤師で構成されています。主な取り組み内容としては、院内感染対策に係る相談(コンサルテーション)、感染症の院内発生動向調査(サーベイランス)、院内感染マニュアルの更新、職員の体調確認などがあります。感染制御室は関連する様々な組織(医療局や医療技術部、看護局感染対策リンクナース委員会など)と連携し、院内感染に関わる危機管理や安全対策を実施しています。

2.院内感染対策チームの組織と活動

感染制御室を中心として院内感染対策チーム(以下、ICT)を組織しています。ICTは月1回、会議を行い、院内感染対策に関する内容の共有や検討を行っています。また、週1回ICT院内環境ラウンドを行い、院内感染対策が適切に行えているか確認をしています。院内で感染症が多発した時や多剤耐性菌発生時等の緊急事態には迅速に対応する体制を整えています。ICT で検討した事項は、病院長を議長とし、院内の各部門の代表者で構成される院内感染対策会議(ICC)で報告・最終決定が行われ、院内全体の活動として運営しています。

3.抗菌薬適正使用支援チームの組織と活動

感染対策の一環として、抗菌薬適正使用支援チーム(以下、AST)を組織しています。感染症専門医、感染管理認定看護師、薬剤師、臨床検査技師で構成され、週1回、ASTで抗菌薬適正使用支援ラウンドを行っています。ラウンドでは院内の抗菌薬使用状況のモニタリングや使用方法の助言、細菌培養検査実施の提案などを行い、抗菌薬が適切に使用されるように活動を行っています。

4.他施設との連携

当センターは診療報酬加算で感染防止対策加算Ⅰを取得しています。年1回、同じく感染防止対策加算Ⅰを取得している横浜市内の病院と感染対策に関する相互監査を行っています。また、感染防止対策加算Ⅱを取得している神奈川県内の3病院と年4回の合同カンファレンスを開催し、感染対策に関する情報交換などを実施しています。

5.病院で働いている全職員に向けた院内感染対策講習会の開催

当センターでは、院内で働く全職員を対象に、年2回の院内感染対策講習会を開催しています。病院では新型コロナウイルス感染症(COVID-19)をはじめとする様々な感染症に対応しています。患者さんや職員を感染から守るため、全職員が感染対策の基礎知識を理解し、実践できるように手指衛生や個人防護具の着用方法などの講習会を実施しています。

院内感染対策の指針

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