手術室の業務は、手術前から始まっています。安心・安全な手術のために、術前に麻酔科問診や看護師の訪問を行い、患者さんの疑問に答え、不安を和らげています。手術後にも看護師がお伺いして,更なる改善に向けた取り組みに繋げています。社会の高齢化、医療の高度化に伴い、さまざまな心身の状況で手術を受ける方がいらっしゃいます。患者さん一人一人を見つめ,外科医・麻酔科医・看護師・臨床工学士など多職種が連携し、チームとして最良の手術環境を提供しています。
麻酔科医師:3名
手術室看護師:31名
手術看護認定看護師:1名
診療科:16診療科
手術室:12室
消化器、呼吸器、乳腺甲状腺、婦人科、泌尿器科、骨軟部、脳外科、頭頸部、形成外科等16診療科の手術を年間3600件以上実施しています。将来の余力を持たせた、広い部屋と廊下を特徴とした、クリーン度クラス100の手術室を含む12室を有しています。広い手術室は内視鏡下手術に必要な多くの精密機器を備えた部屋はもちろん、移動式の内視鏡機器、エネルギーデバイスや電子光学機器も数多く有して、手術室内に配置できるようにしています。さらに2018年から手術支援ロボット「da Vinci(ダビンチ)X」を導入し、泌尿器科を中心として、胃食道外科、大腸外科、婦人科、呼吸器外科で積極的に活用しています。
手術室の業務は、第一に安全、安心な手術を提供することにあります。これは手術中・手術室内に限ったものではなく、術前の麻酔科問診・看護師訪問の際には、患者さんの疑問や不安にお答えし、負担を和らげるよう努めています。病棟に戻られた後にも、不安を和らげて手術を受けて頂けたかを伺い、今後のより良い医療の提供につながる取り組みとしています。
がん診療の高度化、日本を取り巻く環境の変化は大きく、少なくない並存疾患を持たれる患者さんや、重複がん、化学療法後の手術など、さまざまな心身の状況で手術を受ける方が増えてきています。外科医・麻酔科医・看護師・臨床工学士等がチームとしてまとまり、一人一人の手術を安全・安心に実施するため日々努力しています。
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