骨軟部腫瘍外科

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ご挨拶

担当の医師からがんセンターの受診を勧められると非常に気がかりですよね。特に骨軟部腫瘍という聞きなれない病気を疑われ受診してくる方は、当然みな不安な表情をされています。しかし当科では、紹介元の医療機関で病理診断(顕微鏡的な診断)がついていない初診の患者さんのうち、最終的に悪性腫瘍であった方の割合は2割から3割とけっして多くはありません。また、かりに悪性腫瘍だとしても早期発見・早期治療により治癒するケースは増えてきております。いずれにせよ病気の正体を理解して正しく怖がることが重要ですので、お聞きになりたいことがあれば当科のスタッフになんでもご質問ください。

もうひとつ当科に受診される患者さんの心配は、後に述べますように運動器の疾患が多いので、元どおりに歩けるようになるのか、まさか手足(四肢)の切断などと言われるのではないかという不安があります。現在さまざまな検査や治療法の進歩により治療初期から切断が必要なケースはきわめて少なくなりました。完全に元どおりの機能に回復できなくとも、可能な限り日常に戻れるようリハビリテーション部門と協力しながら解決策を見つけていきます。

その他、経済的な不安・仕事復帰の不安・修学の不安などなど、専門の相談窓口がありますのでお気軽にご相談ください。

骨軟部腫瘍外科部長

比留間 徹ひるま とおる

診療科の特色

骨軟部腫瘍外科は文字どおり骨の腫瘍と軟部組織の腫瘍を診療しています。ここでいう軟部組織とは筋肉や脂肪組織、末梢神経、皮膚・皮下組織など骨以外の軟らかい組織のことで、身体のいたるところに存在します。特に四肢や背骨(脊椎)の、骨、関節、筋肉あるいは末梢神経は、運動器とよばれる器官を構成しています。運動器は、姿勢の保持、歩行などの移動動作、物を持ち上げる動作、手や指を細かい動作を担っており、一般的には整形外科がたずさわる分野であります。肉腫と呼ばれる骨や軟部組織の悪性腫瘍がこれら運動器に発生することが多いため、歴史的に整形外科が肉腫の診療を行ってきました。当科の前身も整形外科でありますが、抗がん剤の進歩や重粒子線治療の発展により整形外科領域以外の肉腫に対しても診療する機会が増えてきました。

実際には骨腫瘍・軟部腫瘍とも多くの種類があり、それぞれに良性と悪性があります。悪性では、骨や軟部組織から発生する肉腫(骨軟部肉腫)と、内臓がんなどが転移して発症する転移性骨軟部腫瘍があります。それ以外にも多発性骨髄腫や悪性リンパ腫など血液系の悪性腫瘍も骨腫瘍や腫瘤を形成し当科に紹介されることもあります。初診外来では良悪性はもとより病気の本体がわかっていないことがほとんどで、まずおおまかな疾患の交通整理のために、血液検査や画像検査を行っていきます。

診療疾患

  • 骨腫瘍
  • 軟部腫瘍
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ひるま とおる

比留間 徹

部長

卒業年次:昭和62年卒 / 平成3年修

卒業大学:横浜市立大学 / 横浜市立大学大学院

【専門医/認定医】

・日本整形外科学会 整形外科専門医

根津 悠

ねづ ゆたか

根津 悠

医長

卒業年次:平成19年卒 / 平成28年修

卒業大学:横浜市立大学 / 横浜市立大学大学院

【専門医/認定医】

・日本整形外科学会 整形外科専門医

あんのう たださと

案納 忠識

任期付常勤医

卒業年次:平成27年

卒業大学:九州大学医学部

診療科等 外来
骨軟部腫瘍外科 A 比留間 徹
根津悠
案納忠識

徳永雅彦(PM)

根津悠

比留間 徹(PM)
根津悠

外来患者数

区分 2019 2020 2021
新患者数 410 358 437
延患者数 5,264 5,190 5,613

入院患者数

区分 2019 2020 2021
新入院患者数 340 371 411
延入院患者数 4,763 4,166 4,009

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