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インフォームド・コンセントとは、十分な説明を受け納得したうえで、患者さん自身に最終的な診療方針を選択していただくことです。当センターでは、インフォームド・コンセントを基本理念の一つとして位置づけています。患者さんの病気の診断や治療に必要な検査や治療法について説明し、患者さんの意思を十分確認したうえで納得いく診療を提供できるよう努めています。
医師の説明がよく理解できない場合には納得できるまでお尋ねください。もし、納得できない場合には、他の病院や他の医師に意見を求める(セカンド・オピニオン)ことをお勧めします。十分に理解・納得をいただきましたら、その処置や治療についての同意書に署名をお願いします。
ア 医師は、原則として、診療中の患者さんについての、次に掲げる事項等について説明します。
1) 現在の症状及び診断病名
2) 治療の方針
3) 行う予定の治療法について
4) 他の治療法がある場合には、その内容及び利害得失
5) 今後の見通し(予後)
イ 患者さんが未成年あるいは認知症等で判断能力がないと考えられる場合には、診療中の診療情報の提
供については御家族および適切な代理人に対して行います。
病気に関する検査・処置や治療の説明を受け、十分に理解し、納得いただけましたら、同意書に署名をお願いします。
当センターでは、「神奈川県個人情報保護条例」(平成2年3月施行)に基づき、その取り扱いには細心の注意を払っています。また、「県立病院における診療情報の提供に関する指針」に基づき、医療を提供する上で必要な範囲内において、他の機関に対して以下の事務に関して情報を提供しております。
また、当センターでは取得した患者さんの貴重な個人情報を含む記録を、医療機関としてだけでなく研究機関として所定の目的に利用させていただきたいと思いますので、患者さんのご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
患者さんの個人情報は、各種法令に基づいた院内規定を守ったうえで以下の目的に利用されます。
当センターでの利用
他の事業者等への情報提供
以上の利用目的以外に患者さんの個人情報を利用する場合は、患者さんの同意をいただくことといたします。
患者さんの個人情報について患者さんには次の権利があります。
御自身の診療記録の閲覧やコピーを御希望の場合は、担当医師又は総務企画課に開示請求する旨をお申し出ください。(申請書類のお渡し、手続きの説明は総務企画課にて対応致します)
※法定代理人について
患者さん本人が未成年者の場合は、親権者または未成年後見人の方が請求可能です。また、患者さん本人が成年被後見人の場合は、成年後見人の方が請求可能です。
※ 詳しくは、総務企画課までお問い合わせいただくか、
「県立病院における診療情報の提供に関する指針(PDF)」を 御参照ください。
予定された手術、処置、抗がん剤治療などの医療行為に際して、あらかじめ患者さんが無輸血治療を希望された場合、意志を尊重した診療を行います。しかしながら、輸血以外に救命手段がないと判断される場合には輸血を実施します。患者さんの生命と健康を守るため、誠意をもって診療にあたってまいりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
当センターでは、がんを中心とした様々な病気を克服するため、診療のみならず生命科学・医学系研究も行っています。そしてその成果は将来、日常診療に反映されることとなります。研究活動を通じて社会全体に貢献することは、当センターの重要な使命です。
患者さんの同意のもとに、検査や手術の際に摘出採取された組織や血液などの生体試料、それらに付随する診療情報、診療後の経過情報を、匿名化などの方法で個人情報を厳重に保護した上で、当センターあるいは外部の研究機関で行う生命科学・医学系研究のために活用させていただいています。患者さんのご理解とご協力をお願いいたします。
神奈川県のがんに関する情報をお伝えします。
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