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輸血医療科

特色

 輸血と聞いてどんなイメージを思い浮かべられるでしょうか?
 大きな怪我や手術、抗癌剤治療の骨髄抑制などの際に、体に必要な分の赤血球や血小板、その他血液製剤を補充すること、これらが一般的に思い浮かぶ輸血の姿でしょう。
 輸血は治療上欠かす事の出来ない重要な医療行為で、その歴史は古く、ごく当たり前の出来事として行われていますが、実は<自分以外の人間、つまり、他人の細胞>を自分の体に入れる事につながっています。従って、輸血は<臓器移植>といっても過言では有りません。このように輸血は、実は<古くて新しい>医療なのです。近年めざましい発達を遂げている分子細胞生物学や、免疫学とともに輸血もいわゆる昔ながらの輸血とは大きく変貌を遂げつつあります。血小板や赤血球を入れる成分輸血だけにとどまらず、<細胞治療>が行われるようになってきています。
 当輸血医療科では、現在細胞治療の一環として、同種造血幹細胞移植後の白血病再発に対するDLI(donor lymphocyte infusion)を行っています。これは、白血病治療の為に移植を受けた後に、残念ながら再発してしまった場合に行われる治療の一つです。慢性骨髄性白血病では、移植後の再発に対して約80%の効果があることが報告されています。基本的には外来で、ドナーからのリンパ球採取を行って、採取した細胞を患者さんに入れるということを行います。たくさんの細胞が取れた場合、残りは凍結保存し、再び治療に使います。このような<細胞>を使って治療を行うことも輸血医療の新しい姿です。

スタッフ紹介

診療医師名 認定資格
輸血医療科部長(兼)血液内科部長
 金森 平和
 弘前大学医学部 昭和57年卒
日本内科学会 総合内科専門医・指導医
日本血液学会 血液専門医・指導医
日本輸血・細胞治療学会 認定医
日本感染症学会 ICD
日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
日本臨床腫瘍学会 暫定指導医
日本造血細胞移植学会 造血細胞移植認定医

(更新日:2014.4.1)

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