学校法人都築第一学園・横浜薬科大学(以下「横浜薬科大学)という。)から、本年10月29日に漢方薬の共同研究施設として認定を受けました。
この認定は、平成31年3月5日に締結をした「神奈川県立がんセンターと横浜薬科大学との連携に関する協定」に基づき、薬剤師教育、臨床教育、共同研究及び医学・薬学関連行事について相互に協力し、我が国の医学・薬学全般に貢献するとともに、医薬連携を通して地域医療に貢献する新たな体制づくりを行うことを目的とするものです。
これにより、今後は、漢方薬に関する研究や薬剤師の人材育成の体制を充実させてまいります。
また、横浜薬科大学の協力の下、東洋医学科受診の患者さんに、煎じ薬を当センターが提供することができるようになりました。
これまでは、煎じ薬を取り扱う院外の調剤薬局にて調剤していただいていたため、調剤薬局までの移動時間、待ち時間、交通費等、精神的、経済的な負担をお掛けしていましたが、今後は、当センターから直接郵送等によりお渡しすることができるようになり、患者さんにとっても煎じ薬が身近なものになることを期待しています。
横浜薬科大学からいただいた認定を機に、今後も患者さんが治療を続けていく中で感じられる倦怠感や、食欲不振、関節痛等を改善し、生活の質を維持しながら尊厳をもって日々の生活が送れるよう、より一層努めてまいります。
漢方臨床研究施設認定書
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