令和5年10月28日(土)はまぎんホールヴイアマーレにおいて、第13回市民公開講座「消化器がん治療の今を知る ~大腸がん・すい臓がん の集学的治療~」を開催いたしました。
神奈川県立がんセンターは、都道府県がん診療連携拠点病院として、神奈川県内のがん医療の中心的役割を担っており、様々な種類のがんに対し、最先端の技術による検査や治療、研究を行っています。がんの患者さんのみならず、多くの県民の皆さんにがんについての正しい知識を持っていただくことは、がんの予防や早期発見につながります。このため、平成21年から県民の皆さん向けに市民公開講座を開催してきました。
本講座も第13回目を迎え、当日はたくさんの方々にご参加いただき、また場内より多くの質問をいただくなど、活気あふれる講座となりました。
第一部は総論として、「がんの集学的治療」「消化器がんの放射線治療」及び「消化器がんのがんゲノム医療」の3講演を、第二部は各論として、大腸がんの集学的治療「外科医の立場から」「内視鏡医の立場から」すい臓がんの集学的治療「外科医の立場から」及び「内科医の立場から」の4講演を行い、第三部では会場にて質疑応答を行いました。
終了後のアンケートでは「きめ細かく専門性の高い内容で勉強になりました」、「早期発見の大切さを実感しました」などのご意見をいただきました。
今後もこのような講座を開催し、がん治療に関する様々な情報を多くの県民の皆さんに提供できるよう努めてまいります。
(質疑応答の様子)
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