<10~30代(AYA世代)のみなさまへ>
AYA世代とは、Adolescent and Young Adult(思春期・若年成人)のことで、主に思春期から30歳代までを指しています。この世代は、進学や就職、結婚や子育てなど、大切なイベントを経験したり人生の転換期を迎えたりする時期です。このような時期にがんと診断されると、心身に様々な影響を受けることがあります。また、成人のがんに比べて情報が少ない、周囲に同じ体験をした人がいない等、不安を抱く人も少なくありません。
当院では、診断から治療にわたって、学校生活と治療の両立、就職や仕事と治療の両立、結婚、出産、子育て等の様々なライフイベントに直面している患者さん一人ひとりの状況に合わせて、支援に取り組んでいます。
どんな些細なことでも、がん相談支援センターにご相談ください。(病院1階7番窓口:がん相談支援センター・医療相談)
妊孕性とは、性別を問わず「妊娠できる力」のことです。がんの治療によって妊孕性が低下したり失われたりする場合があります。みなさんは今、病気のこと、治療のこと、学校や仕事のこと等で頭がいっぱいかもしれませんが、将来子どもを授かることの可能性についても考えてみませんか?がんの治療を開始する前に「妊孕性温存療法」という治療を受ける選択肢があります。
妊孕性温存療法には、下記のような方法があります。
病状や治療の状況によっては難しい場合もありますが、治療を始める前に、ご家族やパートナーと一緒に考え、主治医とともによく話し合うことが大切です。
参考資料)https://ganjoho.jp/public/support/fertility/index.html
「国立がん研究センターがん情報サービス:妊孕性とは」
正しい情報を得ることは、これからの治療を乗り切るうえで大きな力になります。誤った情報に惑わされないためにも、信頼できる情報の探し方や情報を見極めるポイントを知っておくことが大切です。
<情報を探すときの5つのポイント>
<がん情報を見極めるときの3つのポイント>
参考資料)https://ganjoho.jp/public/dia_tre/dia_tre_diagnosis/moshimogan03.html
「国立がん研究センターがん情報サービス:情報を探すときのポイントとは」
参考資料)https://ganjoho.jp/public/life_stage/aya/index.html
「国立がん研究センターがん情報サービス:AYA世代の方へ(15歳から30代)」
(引用・参考資料:国立がん研究センターがん情報サービス https://ganjoho.jp/public/index.html)
コラムColumn
関連ページRelated page
ページガイド
サイトマップを開く