看護局

ママさん看護師として活躍中!

はじめまして。今年で9年目になる看護師です。
私は“患者さんやご家族に寄り添える看護をしたい”という思いで2014年この神奈川県立がんセンターに就職しました。2019年に娘を出産し、産休育休を経て2021年春に復職しました。今は育児に奮闘する日々ですが、周囲のサポートや職場環境に支えられて仕事を続けることができています。

看護師ときくと周囲からは、「看護師なんて尚更、子育てしながら大変でしょう」とよく言われます。実際に看護師の退職理由で最も多いのは出産・育児というデータが厚生労働省の調査で出ているようです。
私もがんセンターに就職するまで、“子供が生まれたら一度仕事を辞めるだろうなぁ”とぼんやり考えていました。それほど仕事と育児の両立は大変なイメージがありました。でもがんセンターには、育児をしながら働き続けているママさん看護師がたくさんいます。そのような環境で働いているうちに、“子供が小さいうちでも復帰して働ける”と自然に考えるようになっていきました。

育児と仕事の両立を支えてくれる職場環境

  • 院内保育
    がんセンターには院内保育のあゆみ園があります。保育士さんは皆とても明るくて優しく、通い始めは泣いていた娘もすぐに馴染んでいました。保育士さんからの毎日のお便りが楽しみで、「今日は〇〇したんだね~」と娘に話すと、「うん!〇〇ちゃんと〇〇作ったの~!」と娘も言葉で返してくれるようになりました。
  • 育児部分休業や子の看護休暇制度
    育児部分休業を取得し8:30~15:15の勤務時間で働いています。子供が体調を崩し療養が必要な場合、子の看護休暇が取得できます。
  • 職場の雰囲気
    子育て経験があり育児をしているママさん看護師がたくさんいるので、仕事のこと以外でも子供について相談したり、日々のちょっとしたエピソードを話したり、とても話しやすい雰囲気です。時間短縮勤務であることや、子供の体調不良で突然休暇を頂き申し訳ない気持ちになることもありますが、そのような状況でも「時間で帰ってね」「子供のことは仕方ないから気にしないで休んでね」と声をかけてくれることがとてもありがたかったです。そして何より、周囲の看護師がパワフルでテキパキと仕事をしている姿が私自身の刺激になり、もっと仕事を頑張ろうという気持ちになれます。私はこれらの支えがあって、育児と仕事を両立しながら安心して働くことができています。
    これからも娘の成長を楽しみ育児をしながら、がんセンターで患者さんやご家族に寄り添える看護をしていきたいです。
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