診療科・各部門のご案内
リハビリテーション科

スタッフ紹介

スタッフ 認定資格等
リハビリテーション科部長 水落 和也リハビリテーション科
部長
 水落 和也
  横浜市立大学医学部
  昭和57年卒
横浜市立大学医学部リハビリテーション科学教室非常勤講師
横浜市立大学医学研究科共同研究員
日本リハビリテーション医学会専門医
日本リハビリテーション医学会指導責任者
日本リハビリテーション医学会認定臨床医
日本リハビリテーション医学会代議員
日本がんリハビリテーション研究会理事
日本運動療法学会理事
日本義肢装具学会理事
日本リウマチ学会専門医試験委員
神奈川リハビリテーション研究会幹事
身体障害者福祉法15条指定医(神奈川県・横浜市・川崎市)
難病指定医
がんのリハビリテーション研修修了
急性期リハビリテーション研修修了
緩和ケア研修修了
臨床研修指導医(横浜市立大学医学部附属病院)
リハビリテーション科室長 山増 正樹リハビリテーション科
副室長
 理学療法士
  山増 正樹
がんプロフェッショナル養成プランリハビリ療法士インテンシブコース修了
がんリハビリテーション研修修了
緩和ケア研修修了
理学療法士 松本 充寿理学療法士
 松本 充寿
がんリハビリテーション研修修了
理学療法士 薄井 さとみ理学療法士
 薄井 さとみ
3学会合同呼吸療法認定士
作業療法士 結城 士作業療法士
 結城 士
がんリハビリテーション研修修了
緩和ケア研修修了
新リンパ浮腫研修修了
作業療法士 渡邉 知美作業療法士
 渡邉 知美
がんプロフェッショナル養成プランリハビリ療法士インテンシブコース修了
がんリハビリテーション研修修了
言語聴覚士 藤本 亜希言語聴覚士
 藤本 亜希
がんリハビリテーション研修修了
介護支援専門員

(更新日:2016.11.1)

 リハビリテーション科は平成28年4月、専従医師(部長)、作業療法士、言語聴覚士が加わり、リハビリテーションセンターとして新しいスタートをきりました。がん診療の設備、診療実績、研究活動すべての点で我が国トップクラスにある当センターに相応しい、質の高いリハビリテーションサービスを提供しようとスタッフ一同意欲にあふれています。
 がんの診断、治療技術の進歩、がん対策基本法によるがん診療・研究体制の整備により、がんの治療はここ10~20年で格段に進歩しました。国立がん研究センターが今年の1月に発表した、がんの10年生存率が全体で58.2%であったというニュースは驚きと喜びをもって迎えられました。
 がんの生命予後が改善する一方で、がん治療を続けながら、あるいは再発の予防診療を継続しながら日常生活・社会生活を続ける患者さん、すなわちがんサバイバ-は当然増加します。再発の不安を抱えながら日常生活を過ごす、あるいは身体機能の低下、疲れやすさを感じながら社会生活を続けなければいけない。そのような心配を解消するため、がんサバイバ-にはリハビリテーションが必要です。身体機能を改善し、体力をつけて、安心して活動し、入院前のように、楽しく生きがいを感じられる毎日を過ごしていただくことにがん治療の究極の目標があるからです。
 がんは疾病それ自体でも身体臓器、器官の機能不全を生じますが、栄養状態や活力など全身の身体活動へも影響を及ぼします。また、精神的なストレス、不安や不眠といった精神心理面にも当然影響があります。さらにほかの疾病と最も異なる特徴は、化学療法、放射線療法、外科的治療などのがん治療の影響として身体各部の機能障害、精神心理面の機能低下が生じるということです。がんの化学療法目的で入院し化学療法は奏功したものの、副作用により食思不振となり、栄養状態が悪化し四肢の筋力が落ち、退院予定日には、歩けなくなってしまったなどという事態は、起きてはいけません。
 リハビリテーションとは障害を経験している、あるいは経験すると予測される個人が、その個人が属する環境との相互関係において、適切な生活機能を達成し、その機能を維持することを支援する一連の手段と定義されます。社会生活の様々な場面で障害を軽減するための手段が提供され、その領域によって、医学的リハビリテーション、教育的リハビリテーション、社会的リハビリテーション、職業リハビリテーションなどに区別されます。当然医療・福祉・教育・行政と様々な専門職や地域住民などがリハビリテーションの担い手となるわけですが、病院で行われるリハビリテーション医療は、健康状態の治療を通して機能障害を軽減し、生活機能を改善し、合併症を予防あるいは治療することに関心を置く専門医学分野と定義され、我が国の診療報酬では、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の専門的な評価・指導がリハビリテーション治療とされています。
 理学療法(Physical Therapy)とは、身体に障害のある者に対し、主としてその基本的動作能力の回復を図るため、治療体操その他の運動を行なわせ、及び電気刺激、マツサージ、温熱その他の物理的手段を加えることを言い、理学療法士(Physical Therapist PT)は、医師の指示を受けて理学療法を実施します。当センターのPTは現在3名です。
 作業療法(Occupational Therapy)とは、身体又は精神に障害のある者に対し、主としてその応用的動作能力又は社会的適応能力の回復を図るため、手芸、工作その他の作業を行なわせることをいい、作業療法士(Occupational therapist OT)は、医師の指示を受けて作業療法を実施します。当センターのOTは2名です。
 言語聴覚士(Speech Therapist ST)とは、音声機能、言語機能又は聴覚に障害のある者についてその機能の維持向上を図るため、言語訓練その他の訓練、これに必要な検査及び助言、指導その他の援助を行う専門職で、当センターのSTは1名です。

 がん患者さんへのリハビリテーションを、疾患―障害―リハ治療の組合せで簡単に紹介しましょう。
 脳腫瘍―認知機能障害 運動麻痺 感覚障害 嚥下障害―PT(麻痺の回復訓練、歩行訓練)OT(上肢の麻痺回復訓練、日常生活活動訓練、認知機能訓練)ST(言語訓練、摂食嚥下訓練)
 頭頸部腫瘍―頸部運動障害 嚥下障害 上肢運動障害―OT(上肢関節可動域訓練、頸部可動域訓練)ST(発声訓練 嚥下訓練)
 乳腺腫瘍―上肢運動障害 上肢の浮腫、上肢の痛み・倦怠感―OT(上肢運動指導、徒手療法、日常生活指導)
 胸部・腹部手術―術後の呼吸器合併症 離床の遅れ―PT(術前呼吸訓練、術後呼吸訓練、術後早期離床訓練)ST(術後早期の口唇運動訓練、発声訓練、摂食嚥下指導)
 骨転移―下肢の荷重制限、脊椎の運動制限―PT(安全な起居動作指導、補装具を用いた安全な移動訓練)OT(自助具の作製、生活環境の調整)
 骨軟部腫瘍―術後四肢の局所運動障害 感覚障害―PT(歩行訓練、代償的歩行訓練)OT(上肢関節可動域訓練、装具・自助具を用いた代償的ADL訓練)
 血液腫瘍(無菌室治療)―体力低下 筋力低下―PT(無菌室での全身運動、ストレッチ、気分転換)
 化学療法・放射線療法の副作用―PT・OT(筋力維持のための運動、基本動作訓練、歩行訓練)
 難治性疼痛・神経障害性疼痛―PT・OT(治療的電気刺激など物理療法、代償的ADL訓練)

 入院中の機能低下が心配な方、退院後の日常生活が心配な方、単純に体を動かしたい方、どうぞ遠慮なく主治医の先生に「リハビリを受けたい」とお伝えください。

リハビリテーションセンターは2Fエスカレータを降りた右にあります。
リハビリテーションセンターは2Fエスカレータを降りた右にあります。
清潔で気持ちの良いリハ室
清潔で気持ちの良いリハ室
OTのコーナー
OTのコーナー

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  • がんセンター外観