肝臓がん

治療対象部位について

神奈川県立がんセンター 重粒子線治療施設

肝臓がん

治療対象

    1. 肝細胞がん 
    2. 肝内胆管がん 
    3. 転移性肝腫瘍(肝転移)

対象となる病態・条件

  1. 組織学的または臨床的に診断された肝細胞癌あるいは肝内胆管癌である。
  2. 他臓器転移がなく限局性の病変(径12cm以下)である。
  3. 肝機能がある程度保たれている(Child-Pugh分類がAまたはB)。
  4. 腫瘍が広く消化管に接していない。
  5. 未治療あるいは、治療対象病変への前治療から1か月以上が経過しており、画像上残存ないし再発が確認されている。

重粒子線治療

1日1回(20-60分)、週に4回、合計4回(約1週間)の治療です。消化管等に近接している場合は、合計12回(約3週間)の治療となります。(※)

  • より正確に治療するため、肝臓に金属マーカーを挿入する必要があります。

期待される治療効果

単発肝細胞癌の3年局所制御率(重粒子線治療を行なった部位が治っている確率)は86%、3年全生存率は82%です。(※)治療効果は病巣の状態によっても変わりますので個人差があります。 

  • 多施設共同後向き観察研究(J-CROS, 2015)データ, Komatsu et al. Cancer, 2011; 117, 4890-4904

予測される主な有害反応

治療した部位に含まれる正常組織(皮膚、皮下組織、肋骨、消化管、肝機能等)に有害反応が出現する可能性があります。

受診を希望される方へ

Medical Examination