レジデント・医師研修制度

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04-5520-2222

レジデント

【研修内容】

  • 外科系ではチームとして診療し、内科系では指導医のもとで主治医として診療を行う。
  • 内科系では、検査・診療計画、放射線療法や化学療法などについて、指導医とともにレジデントが説明を行い、その後の治療やケアを担当する。特に治療の効果と副作用については十分な説明ができるようにする。
  • 外科系では、指導医のもとに、技術の習得や向上のみならず、手術適応の判断、術式選択および術後管理、経験を積んだ上での執刀医や手術助手としての経験、術後治療など一連の診療経過について研修する。
  • 病理診断については自ら切除標本の切り出しに参加することにより、病理医とディスカッションを踏まえ、作成された顕微鏡標本の鏡検を通して、疾患の全体像の理解を深めることができる。
  • 各診療領域においては、診療科単独あるいは複数科での多くのカンファレンスがあり、診断と治療、それらの限界、病理学的所見との比較などについて学び、より深く理解することで、問題点を認識し解決する方策を知る機会となる。
  • 指導医のもとで、各種研究会・学会報告、論文作成等を行う。
  • 各診療科の研修プログラムは病院HPに掲載。

修練科目・取得専門医について

研修の指導体制

以下の認定医・専門医・指導医の資格を有する各診療科の医師が指導にあたる。

  • がん治療認定医
  • 内科指導医、各臓器領域の専門医・指導医
  • がん薬物療法専門医・指導医
  • 放射線診断専門医
  • 放射線治療専門医
  • 核医学専門医
  • IVR専門医
  • 外科専門医・指導医、各臓器領域の専門医・指導医
  • 泌尿器科専門医・指導医
  • 産婦人科・婦人科腫瘍専門医・指導医
  • 耳鼻咽喉科専門医・指導医
  • 脳神経外科専門医・指導医
  • 麻酔科専門医・指導医
  • 東洋医学専門医
  • 緩和医療学会暫定指導医・専門医
  • 病理専門医・指導医
  • 分子病理専門医
  • 細胞診専門医・指導医
  • 日本心身医学会認定専門医
  • 日本サイコオンコロジー学会認定登録医
  • 日本皮膚科学会認定皮膚科専門医
  • 日本アレルギー学会認定アレルギー専門医
  • ペインクリニック専門医
  • 臨床遺伝専門医

研修の評価

  • 各領域での研修修了ごとに、自己評価と指導医評価が行われる。
  • 各領域での専門医取得がゴールの一つである。
  • 研修修了者には当センター総長の修了証が授与される。
  • 2年以上の研修修了者には全がん協(全国がんセンター協議会)会長<国立がん研究センター総長>名の研修修了証も授与される。
  • 研修修了時の3月には研修成果の報告会がある。

その他

  • 新病院の開院と重粒子線治療
    平成25年11月2日に新病院が開院。平成27年12月に重粒子線治療を開始。
  • 緩和ケア研修
    がん診療に携わる医師の緩和ケア研修は必須のため、当センターで開催する緩和ケア研修の受講を勧める。所定の研修が終了すると、緩和ケア研修修了証を受領することができ、この修了証は全国どこの医療機関においても有効である。この修了証があれば、診療報酬請求上のがん性疼痛緩和指導管理料1やがん患者指導管理料の要件が満たされる。
  • 臨床腫瘍セミナー
    がん薬物療法専門医の資格取得のためには、がん患者の診療だけでなく、種々のがん種の診断・治療、病理、研究などの動向について知っておく必要がある。
    当センターの専門医や外部講師が基本的・専門的なテーマについて講義しているので受講を勧める。
  • 海外学会発表時の援助
    選考により、レジデントは年間2名程度、欧米の主たるがん関連の学会に出張することができる。

※ 神奈川県立がんセンターが認定又は指定施設になっている学会
日本内科学会、日本外科学会、日本消化器外科学会、日本消化器病学会、日本医学放射線学会、日本病理学会、日本麻酔科学会、日本消化器内視鏡学会、日本耳鼻咽喉科学会、日本泌尿器科学会、日本整形外科学会、日本脳神経外科学会、日本呼吸器学会、日本呼吸器内視鏡学会、日本肝臓学会、日本血液学会、日本核医学会、日本乳癌学会、日本呼吸器外科学会、日本産科婦人科学会、日本婦人科腫瘍学会、日本放射線腫瘍学会、日本IVR学会、日本臨床細胞学会、日本臨床腫瘍学会、日本内分泌外科学会、日本甲状腺外科学会、日本緩和医療学会、日本気管食道科学会、日本大腸肛門病学会、日本消化管学会、日本輸血・細胞治療学会、日本静脈経腸栄養学会、日本皮膚科学会、日本頭頸部外科学会、日本ペインクリニック学会

任期付常勤医

がん診療における専門かつ高度な知識と技術を習得した臨床医を育成し、神奈川県のがん医療を支援する目的として任期付常勤医制度を設けています。
期間は3年以内、医学部を卒業後4年以上の臨床経験を修了した医師(麻酔医及びICU科医師について3年以上)を対象とし、希望する診療科に専属しながら専門的な臨床を経験することができます。

修練科目・取得専門医について

専門医

現在、準備中

研修受け入れ 等

がん診療における専門かつ高度な知識と技術を取得した専門職を育成し、神奈川県のがん医療を発展させることを目的として、他施設からの研修等の受け入れ実施しています。
※詳しくは資料をご確認の上、診療科責任者または総務企画課研修担当者までご連絡ください。

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