研究活動
乳がん、子宮頸がん、卵巣がんの国内5年純生存率改善が明らかに
女性に特有のがん(乳がん、子宮頸がん、卵巣がん)の国内5年純生存率の改善が明らかに
-国際がん生存率研究CONCORD-3 日本人データ解析-
この度、がん予防・情報学部の研究の成果が国際的な学術誌に発表されました。
本研究は、世界最大規模のがんの生存率に関する国際共同研究である「CONCORD-3」の日本人データを活用して、日本人における乳がん、子宮頸がん、卵巣がんの5年純生存率の改善を明らかにしたものです。
研究のポイントは以下の通りです。
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| ・ | いずれのがんでも、時代の経過とともに全体の生存率は改善していた |
| ・ | 改善要因として、がん検診受診率の向上による早期発見の増加や、医療の進歩に伴い放射線治療や抗がん剤を組み合わせた新しい治療が拡充されたことなどが関連していると考えられた |
| ・ | がんが他の臓器に及んだ状態である遠隔進展例や、悪性度の高い組織型では、生存率の改善は全体に比べると不十分であり、いずれのがんにおいても今後の課題である |
本研究は日本がん登録協議会に設置された、がん予防・情報学部も参加するワーキンググループと、ロンドン大学衛生熱帯医学大学院の研究チームによる研究プロジェクトの一環として行われました。このプロジェクトでは、本研究の対象である乳がん、子宮頸がん、卵巣がんに加えて、さらに10種類の腫瘍グループについても同様の研究を実施しています。
なお、本研究およびCONCORD-3研究には、神奈川県地域がん登録のデータも活用されています。
(論文情報)
Watanabe K, Di Carlo V, Sugiyama H, Nakamura S, Chei CL, Narimatsu H, Matz M, Oki I, Shibata A, Nakata K, Kajiwara Saito M, Matsuzaka M, Nishio M, Oze I, Tanaka R, Gatellier L, Yoshida I, Ito H, Teramoto N, Yamashita N, Kaizaki Y, Moki F, Kurosawa K, Nemoto Y, Kanemura S, Miyashiro I, Mori D, Fujita S, Matsuda T, Coleman MP, Allemani C. Trends in 5-year net survival for women diagnosed with breast, cervical or ovarian cancer in Japan, 2000-14 (CONCORD-3). Jpn J Clin Oncol. 2026 Mar 20;56(Supplement_1):i73-i86. doi: 10.1093/jjco/hyaf114. PMID: 41859890.
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