動物実験施設

  

動物実験施設について

臨床研究所の動物実験施設では、専門業者による高度な衛生管理のもと、がん研究にかかせない動物実験が行われています。SPFマウス用飼育室3室、SPF動物用実験室、Conventionalマウス・ラット用飼育室、ウサギ飼育室、Conventional動物用実験室、検疫室、洗浄室、倉庫、床敷処理室、管理室、シャワー室等からなり、「がんセンター動物実験規程」に基づいて、管理運営されています。国際規格に対応した飼育箱やインビボイメージングシステムを導入し、動物愛護に即した飼育環境と低侵襲的な観察、および動物数の低減化を目指しています。

設備

- 実験室 -

SPF実験室では、飼育室と同様に特定の病原微生物の感染がない状態のSPF動物が扱われており、マグネット式ネズミ返しを設置して動物の逸走を防止しています。ここで使われる全てのものは、鉛筆1本においてもUV消毒を徹底しています。

- in vivo 発光蛍光イメージングシステム -

in vivo 発光蛍光イメージングシステムでは、生体内のプロセスを体外から非侵襲的にモニタリングすることができます。

コンプライアンス

すべての実験動物は「動物の愛護及び管理に関する法律」、「実験動物の適正な実施に向けたガイドライン(日本学術会議)」、「実験動物の飼養及び保管並びに苦痛の軽減に関する基準(環境省告示)」等を遵守して取り扱われています。

また、遺伝子組換え生物等を取り扱う実験に関しては、事前に当センターの「遺伝子組換え生物等安全委員会」による承認を得ることが必須条件です。遺伝子改変動物(トランスジェニックマウス)や遺伝子組換え培養細胞を移植した動物等は「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律(カタルヘナ法)」、「研究開発等に係る遺伝子組換え生物等の第二種使用等に当たって執るべき拡散防止措置等を定める省令」を遵守して管理、使用されています。

Contact

045-520-2222(代表)

受付時間 9:00~17:00(平日のみ)

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