当研究所について
おしらせ
2024. 3.19
臨床研究所では神奈川県と連携して学術的な側面から「未病」推進しています。
がん予防・情報学部 部長の成松が「新たな価値創造」を目指し、県民の皆様に寄りそった「サイエンス未病」の可能性と取り組みについての鼎談動画が公開されましたので、お知らせします。ぜひご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=cWREkZBEZuE

【鼎談者紹介】
福田 真嗣(腸内環境研究者)
・神奈川県立産業技術総合研究所(KISTEC) 腸内環境デザイングループ グループリーダー
・慶應義塾大学先端生命科学研究所 特任教授
・株式会社メタジェン 代表取締役社長CEO

成松 宏人(医師・研究者)
・神奈川県立保健福祉大学ヘルスイノベーション研究科 教授
・神奈川県立がんセンター臨床研究所がん予防・情報学部 部長
・神奈川県みらい未病コホート研究 研究責任者

牧野 義之(神奈川県職員)
・神奈川県政策局いのち・未来戦略本部室 未病産業担当部長
・横浜国立大学 客員教授

【関連リンク】
神奈川県みらい未病コホート研究
KISTEC 腸内環境デザイングループ

2024. 2.27
第2回 横濱がんセミナーの開催について

【内容】
第2回 横濱がんセミナー
「産学融合でがんバイオリソースを活かす!― バイオレポジトリー、ヒトがん組織由来モデルの利活用 ―」を開催いたします。
日時:3月22日(金)15:30−18:00
場所:TKPガーデンシティー横浜
〒221-0056 神奈川県横浜市神奈川区金港町3-1 コンカード横浜 2階
主催:LiHubよこはま先端がん研究ユニット
(東京工業大学生命理工学院・健康医療科学分野/神奈川県立がんセンター臨床研究所)
参加方法:会費無料、事前登録不要
詳細は以下のPDFファイルをご参照ください。
第2回 横濱がんセミナー(PDF)
2024. 2.20
県民のための公開講演会「女性のがん~最新の話題~」開催のお知らせ

4/18(木)県民のための公開講演会「女性のがん~最新の話題~」を開催いたします。
詳細は以下のがんセンターホームページイベント紹介ページをご覧ください。
イベント紹介ページ | 神奈川県立がんセンター
お問い合わせは 臨床研究所事務局 045(520)2222(内)4034まで
2024. 2. 1
悪性中皮腫細胞を特異的に攻撃するキメラ抗原受容体(CAR)T細胞を作ることに成功しました。

神奈川県立がんセンター臨床研究所(がん免疫療法研究開発学部)の笹田哲朗部長、紅露 拓研究員らの研究グループは、富山大学との共同研究により、悪性中皮腫細胞を特異的に識別できるモノクローナル抗体を利用してCAR-T細胞を作出しました。特に、細胞内シグナル伝達部位を改変したCAR-T細胞は疲弊せず、悪性中皮腫細胞を効率よく攻撃できることを明らかとしました。本研究の成果は、難治性の悪性中皮腫に対する新規細胞治療薬として臨床応用されることが期待されます。また、有効性の高いCAR遺伝子を作成するためのデザイン戦略に新しい知見を与えるものと期待されます。
本研究成果は、2024年1月11日に国際科学誌「International Journal of Cancer」に掲載されました。
詳細は以下のプレスリリースをご参照ください。
悪性中皮腫に対する新しいキメラ抗原受容体T細胞療法の開発(PDF)
2023.12.25
成松 宏人 がん予防・情報学部部長が神奈川神奈川県立精神医療センター主催の「認知症シンポジウム~認知症とともに歩む~」にて講演いたします。

演題:『認知症への新たな研究アプローチ』
市民参加型データ研究~「神奈川県みらい未病コホート研究」~
日時:2024年2月17日(土)13:00~16:00
場所:神奈川県立保健福祉大学
   〒238-0013神奈川県横須賀市平成町1-10-1

臨床研究所で行っている神奈川県みらい未病コホート研究の取り組みから発信できる認知症予防の取り組みについて分かりやすくお話する予定です。
詳細は以下のチラシをご覧ください。
認知症シンポジウム ~認知症とともに歩む~(PDF)
2023.11.30
今井浩三特別招聘研究員が本年度の「秋の叙勲」で瑞宝中綬章を受賞されました

元神奈川県立がんセンター臨床研究所長で、現在も特別招聘研究員として研究所をご指導頂いている今井浩三先生が、長年に渡るがんの臨床研究、教育者育成における多大なご貢献・ご功績に対して、本年度の「秋の叙勲」において瑞宝中綬章を皇居にて授与されました(令和5年11月13日)。

札幌医科大学学長(平成16年-22年)、東京大学医科学研究所付属病院第19代病院長、神奈川県立がんセンター臨床研究所長(平成26年-27年)、内閣府、文部科学省、厚生労働省の各種専門委員、がん研究・領域代表や日本医学会、日本癌学会、日本消化器病学会などの理事を歴任されるなど、がん分野をはじめ、多岐に渡る分野において今もご活躍されています。

平成25年 紫綬褒章、平成27年 日本癌学会学術賞 長興又郎賞受賞など多数受賞。
2023.10.31
コロナ禍における精神的ストレスの関連要因を調査した新しい論文が海外学術誌に公開されました

このほど、臨床研究所が中心になり実施している神奈川県みらい未病コホート研究のデータを活用した新しい論文が海外学術誌「Frontiers in Public Health」に公開されました。
コロナ禍の2020年12月から21年3月にかけて、神奈川県民1,573名(男性51.7%)に生活習慣に関するアンケート調査を実施。世代別の精神的ストレスについて解析したところ、20~39歳の47.4%、40~64歳の40.6%、65~85歳の28.3%が精神的ストレスを経験しており、若年世代の約半数がストレスを抱えていたことが明らかになりました。これら若年世代においては、余暇の運動時間と世帯年収の低さが精神的ストレスに影響していました。一方、40~64 歳および65~85 歳の中高年世代では、配偶者など同居者がいることによって、ストレスが軽減する可能性が示されました。
本研究により、コロナ渦のような様々な制約を受ける社会状況においては、世代の特徴や社会経済状況などを考慮した精神的健康への支援策を検討していくことが重要であることが示唆されました。詳しい内容は、下記リンクからご覧ください。

発表論文
Frontiers in Public Health(外部リンク)

神奈川県みらい未病コホート研究
コロナ禍における精神的ストレスの関連要因を調査した新しい論文が海外学術誌に公開されました(外部リンク)
2023. 9.12
当神奈川県立がんセンターの遺伝診療科と臨床研究所が共同開発した、遺伝性乳がん卵巣がん症候群を拾い上げるAIシステムが当がんセンターに導入されました。

AIのシステムを活用することで遺伝診療の効率化と拾い上げの症例の増加をはかり、多くのがん患者さんやそのご家族に遺伝診療が提供できるようになることが期待できます。
引き続き神奈川県立保健福祉大学大学院ヘルスイノベーション研究科(SHI)と連携してシステムの開発研究を続け、対応できる疾患の拡大と遺伝診療部門のない医療機関への導入を目指していきます。
詳細は、プレスリリース
AIを活用した遺伝性乳がん卵巣がん症候群の拾い上げシステムを導入しました(PDF)
をご参照ください。
2023. 7.18
機械学習を用いて血液中のサイトカインシグネチャーを調べることで、がん免疫療法が有効な患者を選別できることを発見しました。

神奈川県立がんセンター臨床研究所(がん免疫療法研究開発学部)の笹田哲朗部長、魏菲菲研究員らの研究グループは、久留米大学医学部、横浜市立大学大学院医学研究科、味の素株式会社との共同研究により、治療前の血液中のサイトカインプロファイルから機械学習の手法を駆使して、がん免疫療法(免疫チェックポイント阻害薬)の治療効果と関わるサイトカインシグネチャーを発見しました。低侵襲で高精度に免疫チェックポイント阻害薬治療が有効な患者を選別できることから、血液中のサイトカインシグネチャーが治療法選択のための新しいバイオマーカーとして臨床応用されることが期待されます。
本研究成果は、2023年7月13日に国際科学誌「Journal for ImmunoTherapy of Cancer」に掲載されました。
詳細は、プレスリリース
機械学習を用いて血液中のサイトカインシグネチャーを調べることで、がん免疫療法が有効な患者を選別できることを発見(PDF)
をご参照ください。
2023. 5.16
「未病指標の実証研究プロジェクト」に関する論文が公開されました

臨床研究所では神奈川県立保健福祉大学ヘルスイノベーション研究科、神奈川県、神奈川県内の研究機関と連携して、未病コンセプトに基づいて、健康長寿社会を実現する研究活動を実践しています。
このたび、上述の研究活動の中心プロジェクトである神奈川県みらい未病コホート研究(研究責任者:成松宏人 がん予防・情報学部部長)を活用した、神奈川県が推進する「未病指標の実証研究プロジェクト」に関する論文がFrontiers in Public Healthに公開されましたのでお知らせします。
論文の詳細は、プレスリリースをご参照ください。
未病指標の機能向上に関する論文(PDF)(外部リンク)

神奈川県みらい未病コホート研究については以下のページをご覧ください。
神奈川県みらい未病コホート研究(外部リンク)
2023. 3. 9
4/20(木)県民のための公開講演会「がん免疫治療の最前線」を開催いたします。

詳細は、以下のページをご覧ください。
がんセンター イベント・公開講座
お問い合わせは 臨床研究所事務局 045(520)2222(内)4034まで。
2023. 3. 8
「遺伝カウンセリング支援システム」が特許を取得しました

がん予防・情報学部と遺伝診療科ではAIを活用した遺伝カウンセリングシステムの開発研究を行っています。
この度、共同開発を行っている株式会社AITとの共同特許が成立しましたのでお知らせします。

特許証:第7213501号取得日 2023年1月19日
発明の名称:遺伝カウンセリング支援システム
特許権者:地方独立行政法人神奈川県立病院機構 および 株式会社AIT
発明者:成松宏人 佐藤杏 羽田恵梨(神奈川県立がんセンター)竹下順子 清野正文(株式会社AIT)

参考:株式会社AITホームページ
https://www.ait.co.jp/news/genetic_counseling_support_system
https://www.ait-solution.jp/blog/jirei/ai-kcch-report/
2022.12.12
先進的な暗号化技術を活用したがん検診の精度評価システムを開発しました

臨床研究所がん予防・情報学部では大阪大学大学院工学研究科(宮地充子教授)共同で先進的な暗号化技術であるプライバシーを保護したデータ統合技術を活用したがん検診の次世代精度評価システムを開発しています。今回、この取り組みの成果を国際的な学術誌に発表いたしました。当臨床研究所が進めるがん登録データの活用に大きく道を拓く技術として期待されます。

詳細はプレスリリース
先進的な暗号化技術を活用したがん検診の精度評価システムを開発(PDF)
をご参照ください。
2022.10.11
ロボットによる介護予防プログラムの効果を「未病指標」で検証する実証研究を開始しました ~「未病指標」で効果を検証する社会実装研究~

神奈川県立がんセンター臨床研究所がん予防・情報学部と神奈川県立保健福祉大学大学院ヘルスイノベーション研究科の研究チームが、自立支援ロボット「装着型サイボーグ HAL®」を活用した介護予防プログラムを介護現場に実装するための研究を、神奈川県、CYBERDYNE株式会社、湘南ロボケアセンター株式会社、慶應義塾大学と共同して開始しました。

「HAL® 腰タイプ」を活用した介護予防プログラムについては、フレイル、プレフレイルと診断された高齢者を対象に、2019年にパイロット研究(参加者22名)を実施してプログラムの実行可能性と参加者の運動能力向上を実証し、2020年からはランダム化比較試験(参加者80名)を進めています。本研究はこれをさらに発展させたもので、65 歳以上・要介護2までのグループ運動に自主的に参加できる高齢施設の入居者(最大20 名)が対象です。これまで湘南ロボケアセンター内で実施してきた介護予防プログラムを、実際の高齢者施設で実装可能かどうかを検討するとともに、スマートフォンで手軽に健康状態を確認でき、未病改善のアドバイスも得られる「未病指標」によってプログラムの効果を検証します。同時に、神奈川県みらい未病コホート研究にも参加いただき、これからの参加者の健康状態についての情報を長期間にわたって追跡していきます。

詳しくは、神奈川県みらい未病コホート研究のホームページ(外部リンク)および神奈川県立保健福祉大学のプレスリリース資料(PDF)(外部リンク)をご参照ください。
2022. 7.19
開催中止 かながわサイエンスサマー2022「がん細胞を探し出せ!」

新型コロナウイルス感染症拡大状況を踏まえ、誠に残念ながら中止となりました。
2022. 6.22
かながわサイエンスサマー2022「がん細胞を探し出せ!」

神奈川県立がんセンター臨床研究所では、下記の日時で公開講座を開催します。
細胞とは?遺伝子とは?という基礎から、遺伝子とがんの関係や最新の遺伝子検査について講義します。
体験活動は、病理標本を用いてがん細胞を探し出す活動と、PCR法を用いたDNA鑑定を予定しています。

日時:2022年8月1日(月) 13:00~17:00
場所:神奈川県立がんセンター講堂
対象:中学/高校生 15名 抽選 往復ハガキでお申し込み下さい(7月6日消印有効)
参加費:無料
詳細は以下のPDFファイルをご覧ください。
・かながわサイエンスサマー2022「がん細胞を探し出せ!」
2022. 6.14
県民のための公開講演会「ここまで進んだがんゲノム医療」を開催いたしました

4月22日 臨床研究所が主催する「第33回県民のための公開講演会 ここまで進んだがんゲノム医療」が二俣川の旭区民文化センター(サンハート)にて開催されました。コロナ禍により3年ぶりの開催となりましたが、70名を超える方々にご来場をたまわり、がんゲノム医療の現状やこれからの展望を4名の講演者より紹介させていただきました。ご来場の皆様、ご協力くださった関係者の方々に心よりお礼申し上げます。当日の講演内容については神奈川県立がんセンターYouTubeチャンネルよりご覧いただけます。

講演内容(動画公開中)
神奈川県立がんセンターYouTubeチャンネル
2022. 5.30
新型コロナウイルス感染症医療に従事した神奈川県立病院機構の看護師を対象としたストレス調査についての結果を論文発表しました(Journal of Nursing Management, 2022年4月28日出版(英文))

新型コロナウイルス感染症には神奈川県立病院機構を挙げて取り組みましたが、感染者はもとより医療者においても多くのストレスがかかりました。そこで、その実態調査を神奈川県立病院機構本部とがん予防・情報学部で実施しました。
調査の結果、感染者の看護にあたる看護師だけではなく、感染が疑われる患者の看護にあたる看護師にもストレスがかかっている状況を明らかにしました。
感染症に対する安定的な医療体制を整えていく上で、貴重な結果といえます。

詳しくは掲載誌のページ
Journal of Nursing Management
をご参照下さい。
2022. 5.24
がん予防・情報学部とがんセンター遺伝診療科、乳腺外科との共同研究の成果が発表されました(Int. J. Environ. Res. Public Health 19:6182, 2022(英文))

代表的な遺伝性腫瘍である遺伝性乳がん卵巣がん症候群を診断するためには、遺伝学的検査が行われます。遺伝学的検査は血液検査で実施されますが、遺伝カウンセリングが費用なこと、費用が高額なこともあり、検査を受けるのは一定の条件を満たす方に限られます。今後医学の進歩により遺伝学的検査の費用が低くなってくることが予想される中、どの程度まで検査の対象を拡げるべきかを、がんセンターのデータでシミュレーションし、今後の対象拡大の可能性を示しました。

詳しくは掲載誌のページ
MDPI Open Access Journals
をご参照下さい。
2022. 5.16
血液中のアミノ酸プロファイルを調べることで、がん免疫療法が有効な患者を選別できることを発見しました

臨床研究所 がん免疫療法研究開発学部・がん分子病態学部は久留米大学医学部と味の素株式会社との共同研究により以下の発見を行い、論文に発表いたしました。

・治療前の血液中のアミノ酸プロファイルを調べることで、がん免疫療法(免疫チェックポイント阻害薬)が有効な患者を選別できることが明らかとなりました。
・血液中の免疫細胞の遺伝子解析により、末梢血のアミノ酸プロファイルががん患者の免疫状態を反映することがわかりました。また、免疫チェックポイント阻害薬の治療効果と相関するアミノ酸代謝関連遺伝子が明らかとなりました。

今後、血液中のアミノ酸プロファイル解析ががん患者の治療法選択に有用な新しい診断法として臨床応用されることが期待されます。

詳細はプレスリリース
血液中のアミノ酸プロファイルを調べることで、がん免疫療法が有効な患者を選別できることを発見(PDF)
をご参照ください。
2022. 3.30
県民のための公開講演会「ここまで進んだがんゲノム医療」を開催いたします。

日時:令和4年4月22日(金) 14時~16時30分
場所:横浜市旭区民文化センター(サンハート)ホール(二俣川相鉄ライフ5F)
内容:がんで変化(変異)してがんの原因となっている遺伝子を調べ出して適切な抗がん剤による治療に結びつける「がんゲノム医療」が保険診療で実施される時代となりました。その最先端を紹介いたします。

定員300人・当日受付で事前の申し込みは不要です。お問い合わせは 臨床研究所事務局 045(520)2222 (内)4034まで。


※新型コロナウイルスの感染拡大状況によっては、一席ずつの間隔を確保するために入場者数を制限させていただく場合がございます。
※講演会の様子は後日WEBで公開する予定です。がんセンターHPでご確認下さい。
2022. 2.25
健康行動の継続をサポートするアプリ「みんチャレ」と神奈川県みらい未病コホート研究を組み合わせ、サポートの効果を検証する臨床研究を開始しました

臨床研究所が推進する「神奈川県みらい未病コホート研究」の研究基盤を活用して、神奈川県立保健福祉大学とデジタルピアサポートアプリ「みんチャレ」を開発するエーテンラボ株式会社と連携し、研究「デジタルピアサポートアプリ『みんチャレ』の行動変容へのインパクト評価に関する研究(略称:みらい・みんチャレ スタディ)」を開始しました。

本研究は、神奈川県の協力のもと、先行して実施している神奈川県みらい未病コホート研究の参加者を対象とし、地域住民に健康行動の継続を促す介入ツールとして「みんチャレ」を活用する日本初の取り組みです。「みんチャレ」の活用により、健康行動(ウォーキング)を6か月継続できるか、また心身の健康状態の改善にどのように寄与するかなどを評価します。

本研究を通じて、デジタルピアサポートによる行動変容や臨床学的数値の改善、心理的・社会的指標の変化等への有効性について科学的に証明し、デジタル技術を遠隔での保健指導に活用する等の社会実装を行い、未病改善に貢献することを目指します。

(参考)
神奈川県からのプレスリリース(外部リンク)
神奈川県立保健福祉大学からのプレスリリース(外部リンク)
エーテンラボ社からのプレスリリース(外部リンク)
2021.11. 8
【AI活用に関する活動レポートが公開されました】
神奈川県立がんセンター臨床研究所 がん予防・情報学部では、病院の遺伝診療科と共同で、株式会社AITの技術支援を受けてAI診療システムを開発しています。
その進捗についてのレポートが同社のホームページで公開されました。

株式会社AIT 人工知能【AI】導入事例(外部リンク)
2021. 8. 1
臨床研究所と遺伝診療科の共同研究についての発表が第27回日本遺伝性腫瘍学会学術集会で最優秀演題賞を受賞しました。

臨床研究所がん予防・情報学部と遺伝診療科では、AIを活用した遺伝性乳がん卵巣がん症候群の拾い上げシステムの開発に取り組んでいます(http://kcch.kanagawa-pho.jp/kccri/aboutus/files/AI-sys210603.pdf)。

この取り組みを紹介した発表である「遺伝性腫瘍の診療におけるAI活用の可能性と今後の展望」(発表者 佐藤杏 遺伝診療科 認定遺伝カウンセラー)が第27回日本遺伝性腫瘍学会学術集会で最優秀演題賞を受賞しました。

AIを活用した遺伝性乳がん卵巣がん症候群の拾い上げシステム スタッフ AIを活用した遺伝性乳がん卵巣がん症候群の拾い上げシステム 賞状

遺伝診療の効率化に資することを目的として、遺伝診療科と共同で、開発したシステム(特許出願中)の臨床実証研究を、引きつづき進めていく予定です。
2021. 6. 3
神奈川県立がんセンターの遺伝診療科と臨床研究所が共同で、AIを活用した遺伝性乳がん卵巣がん症候群の拾い上げシステムを開発しました。

詳細は、以下のプレスリリースをご覧ください。
AIを活用した遺伝性乳がん卵巣がん症候群の拾い上げシステム
(画像をクリックするとPDFファイルが開きます)
2021. 5.17
遺伝が関わる肥満のリスクスコアと食事・運動介入プログラムの効果に関する4者間共同研究を開始しました。

がん予防・情報学部の成松宏人部長を中心とする神奈川県立がんセンターの研究チームと、神奈川県立保健福祉大学、RIZAP 株式会社及びジェノプランジャパン株式会社の4者による肥満に関連した遺伝学的リスクスコアと食事・運動介入プログラムの効果との関連を解明するための共同研究がスタートしました。肥満は、がんをはじめとする多くの生活習慣病の原因や予後に悪影響を及ぼすため、本研究の成果は 健康寿命の延伸に寄与することが期待されています。

詳細は、以下のプレスリリースをご覧ください。
遺伝が関わる肥満のリスクスコアと食事・運動介入プログラムの効果に関する4者間共同研究
(画像をクリックするとPDFファイルが開きます)
2021. 4.12
4月16日(金)に開催を予定しておりました、県民のための公開講演会「がん医療と新型コロナウイルス」は、新型コロナウィルスの感染予防の観点から中止とさせていただきます。
2021. 3.15
県民のための公開講演会「がん医療と新型コロナウイルス」開催のお知らせと申し込み方法

県民のための公開講演会「がん医療と新型コロナウイルス」

日時:令和3年4月16日(金)14:00開催
場所:横浜市旭区文化センター「サンハート」ホール


申込方法について
<申込方法> 往復はがきまたはメールでお申し込み下さい。
<記載事項> 1.郵便番号、住所、2.氏名、3.電話、4.年代・性別、5.メール申込の場合は、メールアドレス
* 原則1枚のハガキにつき、1名の申込となります。
 (ご家族の同伴者が必要な場合は人数、氏名をご記入下さい。)
<はがき> 〒241-8515 所在地省略可
      神奈川県立がんセンター 臨床研究所宛て
<メール> kouzaoubo@gancen.asahi.yokohama.jp


締切:令和3年3月31日(水)10:00必着

※入場者数上限により、150名以上の申し込みがあった場合は、抽選となります。
※申込多数の場合は、4月上旬にメール、または返信ハガキにて抽選結果をご連絡致します。
※コロナウィルス感染状況により、開催を中止する場合があります。
2020.12.23
臨床研究所 がん予防・情報学部で情報セキュリティーマネージメントシステム(ISMS、ISO27001)の認証を取得しました(認証登録番号 IS 732061)。ISMSは情報セキュリティー認証の国際規格です。
適応業務は、がん予防・情報学部のがん登録事業、がん検診制度管理事業、コホート研究事業です。
2020.12. 1
臨床研究所ではがん免疫療法研究開発学部の特任研究員を1名募集しています受験案内はこちら(PDF))。
提出書類等の詳細についてはがんセンターのスタッフ募集のページの「任期付研究員」をご参照ください。
2020.11.19
臨床研究所ではがん生物学部の任期付研究員を2名募集しています受験案内はこちら(PDF))。
提出書類等の詳細についてはがんセンターのスタッフ募集のページの「任期付研究員」をご参照ください。
2020.10.29
11月20日(金)18:00-19:00、令和2年度第1回臨床研究所セミナーを開催いたします。
演者:藤井 誠志 先生(横浜市立大学大学院医学研究科・医学部 分子病理学 主任教授)
演題:これからの病理のか・た・ち

ポスター(PDF)をご参照ください。
令和2年度第1回臨床研究所セミナーチラシ
(画像をクリックするとPDFファイルが開きます)
2020. 6.12
がん教育・サバイバーシップ支援研究ユニットの片山佳代子・主任研究員を筆頭著者とする論文が受理されました。

タイトル:Qualitative analysis of cancer telephone consultations: Differences in the counseling needs of Japanese men and women
著者:Kayoko Katayama, Daisuke Ishikawa, Yohei Miyagi, Shoji Takemiya, Naoyuki Okamoto, Asao Ogawa
誌名:Patient Education and Counseling, in press (2020)

概要:がん電話相談のナラティブデータを量的、質的に分析しました。罹患者死亡者ともに男性の方が多いのですが、相談行動は圧倒的に女性の方が多く、性差による相談内容の違いを大規模データから分析したものは日本にありません。既存の医療だけでは応えられない患者・家族のニーズを拾いあげた画期的な論文です。
2020. 6. 1
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、令和2年度(第20回)かながわサイエンスサマーは中止となりました。
大変残念ではありますが、例年8月に開催しております科学・実験教室「がん細胞を探し出せ!」も中止となりますので、ご理解くださいますようお願い申し上げます。
2020. 3.11
例年4月の科学技術週間に開催しております「県民のための公開講演会」は、本年はコロナウィルスの影響を考慮して中止することといたしました。
2020. 1.23
1月23日(木)18:00-19:00、2019年度第6回臨床研究所セミナーを開催いたします。
演者:高取 敦志 先生(千葉県がんセンター研究所 先進治療開発室室長)
演題:Undruggableな遺伝子異常を標的とした新規治療薬開発

ポスター(PDF)をご参照ください。
2019年度第6回臨床研究所セミナーチラシ
(画像をクリックするとPDFファイルが開きます)
2019.11.28
神奈川県立がんセンター(臨床研究所、がんワクチン・免疫センター、呼吸器内科)が中心となり、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の支援を受けた次世代の治療・診断に向けた研究開発を開始します(研究課題名:アミノ酸プロファイルによるがん免疫微小環境の代謝リプログラミング評価とがん免疫治療患者層別化技術の開発)。

詳しくは以下(PDF)をご覧ください。
神奈川県立がんセンター(臨床研究所、がんワクチン・免疫センター、呼吸器内科)が次世代治療・診断に向けた研究開発を開始
2019.11.25
12月2日(月)18:00-19:00、2019年度第5回臨床研究所セミナーを開催いたします。
演者:中村 翔 先生(神奈川県立保健福祉大学大学院 ヘルスイノベーション研究科 講師)
演題:遺伝環境相互作用の解明 ~「神奈川県みらい未病コホート」の取り組み~

ポスター(PDF)をご参照ください。
2019年度第5回臨床研究所セミナーチラシ
(画像をクリックするとPDFファイルが開きます)
2019.11. 7
11月7日18:00-19:00、2019年度第4回臨床研究所セミナーを開催いたします。
演者:井元 清哉 先生(東京大学医科学研究所ヘルスインテリジェンスセンター 健康医療データサイエンス分野 教授)
演題:人工知能とスーパーコンピューターによるがんゲノムビッグデータ解析

ポスター(PDF)をご参照ください。
2019年度第4回臨床研究所セミナーチラシ
(画像をクリックするとPDFファイルが開きます)
2019. 9.30
9月21・22日に北海道旭川市で開催された第2回日本腫瘍循環器学会学術集会(外部リンク)において、がん分子病態学部の小井詰史朗主任研究員の発表「胆道癌における血栓塞栓症リスクと血液中の組織員氏との関連解析」が優秀賞を受賞いたしました(上記HP中の「各賞受賞者」をクリックしてご参照ください)。
2019. 7. 8
辻祥太郎主任研究員が第12回日本DDS学会水島賞を受賞しました。
【賞の主旨】
日本DDS学会水島賞
患者さんの治療対象となる部位に薬剤を送り届けるドラッグ・デリバリー・システム(DDS)技術の実用化研究・臨床研究において顕著な業績をおさめた研究者に授与するものです。
【授賞式の日時・場所】
7月5日(金)に横浜市で開催されました「第35回日本DDS学会学術集会」の席上、授賞式と受賞講演が執り行われました。
2019. 7. 8
7月3日(水)、横須賀高校の生徒さんが、がんセンターの臨床研究所、病院、iROCKを見学にいらっしゃいました。

詳しくは以下(PDF)をご覧ください。
横須賀高校の生徒さんが、がんセンターを見学!
2019. 6.20
8月8日 13:00-17:00、中学生と高校生を対象に、かながわサイエンスサマー2019科学・実験教室「がん細胞を探し出せ!」を開催いたします。

応募方法など詳しくはお知らせ(PDF)をご参照ください。
かながわサイエンスサマー2019科学・実験教室チラシ
(画像をクリックするとPDFファイルが開きます)
2019. 6. 7
7月5日18:00-19:00、2019年度第3回臨床研究所セミナーを開催いたします。
演者:若林雄一先生(千葉県がんセンター研究所 がんゲノムセンター 実験動物研究部 部長)
演題:マウスモデルを用いた皮膚発がん関連遺伝子の探索

ポスター(PDF)をご参照ください。
2019年度第3回臨床研究所セミナーチラシ
(画像をクリックするとPDFファイルが開きます)
2019. 5.24
5月24日18:00-19:00、2019年度第2回臨床研究所セミナーを開催いたします。
演者:石川俊平先生(東京大学大学院 医学系研究科衛生学分野 教授)
演題:びまん型胃がんのゲノムと免疫ゲノム

ポスター(PDF)をご参照ください。
2019年度第1回臨床研究所セミナーチラシ
(画像をクリックするとPDFファイルが開きます)
2019. 5.23
5月23日18:00-19:00、2019年度第1回臨床研究所セミナーを開催いたします。
演者:廣島幸彦先生(神奈川県立がんセンター臨床研究所・がん治療学部/がんゲノム診療センター/がんゲノム診療科 医長)
演題:膵癌の新規治療戦略創出に向けての多角的アプローチ

ポスター(PDF)をご参照ください。
2019年度第1回臨床研究所セミナーチラシ
(画像をクリックするとPDFファイルが開きます)
2019. 4. 2
4月17日(水)、平成31年度科学技術週間参加行事・県民のための公開講演会「がん免疫治療を知る」を開催いたします。
日時:平成31年4月17日(水曜日) 14:00~16:15
場所:旭区民文化センター(サンハート)ホール

ポスター(PDF)をご参照ください。
公開講演会「がん免疫治療を知る」チラシ
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2019. 2.28
3月4日 18:00~19:00、臨床研究所セミナーを開催いたします。
演者:三島一彦先生(埼玉医科大学国際医療センター)
演題:悪性脳腫瘍に対する分子標的治療

ポスター(PDF)をご参照ください。
臨床研究所セミナーチラシ
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2019. 1. 8
高松宮妃癌研究助成金受領のおしらせ(PDF)
2018.12.10
がん生物学部グループの研究成果が国内特許として成立しました。(PDF)
2018.11. 1
臨床研究所 がん治療学部 辻主任研究員らのグループの論文が科学誌"Scientific Reports"に掲載されました。また、この論文で使用された悪性中皮腫マーカーに対する抗体が10月31日より市販されます。(PDF)
2018. 6.11
学術集会開催のお知らせ
2018. 3.28
平成30年度科学技術週間・県民のための公開講演会について