令和7年度 神奈川県立がんセンター 病院情報の公表

病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

医療の質指標

  1. リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率
  2. 血液培養2セット実施率
  3. 広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率
  4. 転倒・転落発生率
  5. 転倒転落によるインシデント影響度分類レベル3b以上の発生率
  6. 手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率
  7. d2(真皮までの損傷)以上の褥瘡発生率
  8. 65歳以上の患者の入院早期の栄養アセスメント実施割合
  9. 身体的拘束の実施率
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 - 79 215 435 1,026 2,382 3,186 4,148 1,648 47
定義:
10歳刻みの年齢階級別患者数で、90歳以上は1つの階級として設定しています。
年齢は、入院した時点での年齢で集計しています。
10未満の場合は、-(ハイフン)で記入しています。

解説:
当院は、都道府県がん診療連携拠点病院として、幅広い年齢層の患者さんに集学的治療を行っています。
2025年6月から2026年5月までに退院した患者さんのうち、70歳代の患者さんが最も多く、次いで60歳代、50歳代が続きます。
また、10歳未満における悪性腫瘍の診療は、当機構の神奈川県立こども医療センターで行っているため、患者数は0となっています。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
血液・腫瘍内科 (腫瘍)
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
130030xx99x4xx 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等2 4あり 85 7.35 8.09 0.00% 64.53
130030xx99xBxx 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等2 Bあり 82 8.94 11.45 0.00% 63.74
130030xx99x5xx 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等2 5あり 63 18.94 19.30 0.00% 64.37
130030xx97x50x 非ホジキンリンパ腫 あり 手術・処置等2 5あり 副傷病なし 52 18.15 27.54 0.00% 57.12
130030xx99x0xx 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等2 なし 52 9.46 8.66 1.92% 70.38
解説:
2025年6月から2026年5月までの血液・腫瘍内科(腫瘍)では、悪性リンパ腫に対する化学療法症例が多く、患者数上位4位まではいずれも化学療法を実施した患者さんでした。中でもリツキシマブによる治療を数多く実施しています(1位、3位、4位)。
次いでポラツズマブ ベドチンやブレンツキシマブ ベドチンによる化学療法の患者さんが多くなっています。

当科では、主に悪性リンパ腫や形質細胞腫瘍に対する薬物療法(化学療法から自家造血幹細胞移植まで)を担当しています。病理診断科との合同カンファレンスを通じて質の高い病理診断に基づく最適な治療方針を決定するとともに、標準治療に加え、医師主導治験や企業治験による新たな治療法・薬剤の開発にも積極的に取り組んでいます。

また、治療法が確立していない原発不明がんなどの難治性がんの診療も担っており、必要に応じて他診療科の医師、専門薬剤師、専門看護師など多職種が参加する「キャンサーボード」を開催し、患者さん一人ひとりに最適な治療方針を検討しています。
内分泌外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
100020xx010xxx 甲状腺の悪性腫瘍 甲状腺悪性腫瘍手術 切除(頸部外側区域郭清を伴わないもの)等 手術・処置等1なし 114 5.75 7.85 0.88% 55.80 内分泌外科パス
100020xx99x2xx 甲状腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 2あり 45 3.29 5.76 0.00% 56.89
100020xx970xxx 甲状腺の悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等1なし 10 5.40 13.12 0.00% 63.70
100020xx99x01x 甲状腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病あり - - - - -
100020xx99x3xx 甲状腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 3あり - - - - -
解説:
患者数が10未満の数値は「-」としています。

2025年6月から2026年5月までの内分泌外科では、甲状腺がんに対する悪性腫瘍手術を受けられた患者さんが最も多く、次いで甲状腺がんに対するI-131内用療法を受けられた患者さんが多くなっています。

当科では、甲状腺がんに対する手術を中心に診療を行っており、縦隔郭清や周囲臓器を含めた切除を要する進行症例にも対応しています。手術においてはクリニカルパスを積極的に導入し、安全かつ効率的な周術期管理に努めています。

また、病勢進行分化がんや未分化がんに対する分子標的薬の治療についても積極的治療を行っています。さらに、甲状腺がん以外にも、バセドウ病や副甲状腺疾患などの内分泌疾患に対し、診断から外科的治療まで診療を提供しています。
骨軟部腫瘍外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070041xx02x0xx 軟部の悪性腫瘍(脊髄を除く。) 四肢・躯幹軟部悪性腫瘍手術 手術・処置等2なし 96 10.67 17.76 1.04% 64.01
070041xx99x3xx 軟部の悪性腫瘍(脊髄を除く。) 手術なし 手術・処置等2 3あり 86 6.97 8.47 0.00% 42.86 骨軟部腫瘍外科パス
070041xx97x0xx 軟部の悪性腫瘍(脊髄を除く。) その他の手術あり 手術・処置等2なし 65 5.23 9.33 0.00% 52.54
070041xx99x5xx 軟部の悪性腫瘍(脊髄を除く。) 手術なし 手術・処置等2 5あり 60 2.00 4.19 0.00% 60.23
070041xx99x0xx 軟部の悪性腫瘍(脊髄を除く。) 手術なし 手術・処置等2なし 36 6.42 6.88 2.78% 58.83
解説:
2025年6月から2026年5月までの骨軟部腫瘍外科では、悪性軟部腫瘍に対する四肢・躯幹軟部悪性腫瘍手術を受けられた患者さんが最も多く、次いで悪性軟部腫瘍に対する化学療法を受けられた患者さんが多くなっています。

また、重粒子線治療を受けられた患者さんも多くいらっしゃいますが、治療の多くは外来で実施しているため、本表には反映されていません。

当科では、整形外科領域(運動器領域)のうち、頚部より下に発生する骨・軟部腫瘍の診療を担当しています。
肉腫の治療では運動機能の低下を伴いますが、可能な限り低侵襲な術式を選択するとともに、薬物療法や重粒子治療の併用など、ADL・QOLを十分考慮した治療を行っています。
形成外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
090010xx05xxxx 乳房の悪性腫瘍 ゲル充填人工乳房を用いた乳房再建術(乳房切除後) 28 4.21 7.33 0.00% 51.36
090010xx04xxxx 乳房の悪性腫瘍 組織拡張器による再建手術(一連につき) 乳房(再建手術)の場合 - - - - -
090010xx97x0xx 乳房の悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2なし - - - - -
解説:
患者数が10未満の数値は「-」としています。
※全国共通の集計方法で集計しているため、反映されていないデータがあります。

形成外科では、がん手術後の再建術、とくに乳がんに対する乳房再建術を受けられた患者さんが大半を占めています。

主担当診療科のデータに含まれる場合があるため、この表には表示されていませんが、2025年6月から2026年5月までの実績は以下のとおりです。
・ゲル充填人工乳房を用いた乳房再建術(乳房切除後) 38件
・組織拡張器による再建手術(一連につき)(乳房再建の場合) 42件

当科では、乳房再建術をはじめとする再建手術を行っています。再建手術を通じて、患者さんの身体機能や日常生活の質(QOL)の維持・向上に努めています。
呼吸器外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx02x0xx 肺の悪性腫瘍 肺悪性腫瘍手術 肺葉切除又は1肺葉を超えるもの等 手術・処置等2なし 445 8.03 9.75 0.45% 68.87 呼吸器外科パス
040040xx9910xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし 24 2.46 2.99 4.17% 71.42
040040xx97x00x 肺の悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 22 7.00 10.72 0.00% 68.91
040010xx01x0xx 縦隔悪性腫瘍、縦隔・胸膜の悪性腫瘍 縦隔悪性腫瘍手術等 手術・処置等2なし 17 7.24 8.46 0.00% 61.76
040050xx97x0xx 胸壁腫瘍、胸膜腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2なし 13 6.08 12.51 0.00% 73.46
解説:
2025年6月から2026年5月までの呼吸器外科では、原発性肺がんおよび転移性肺がんに対する悪性腫瘍手術を受けられた患者さんが大半を占めました。次いで、肺がんや縦隔疾患の診断を目的としたEBUS-TBNA(超音波気管支鏡下穿刺吸引生検)や針生検を実施した患者さんが続きます。

当科では、胸腔鏡やロボット支援下による低侵襲手術を中心に行っており、極力肺を温存する術式を選択しています。進行肺がんに対しても気管支形成術や血管形成術を併施することで肺全摘術を回避し、肺機能の温存に努めています。

また、呼吸器内科、放射線治療科、病理診断科との合同カンファレンス(キャンサーボード)において十分に検討を重ねたうえで治療方針を決定しています。2025年4月には呼吸器腫瘍センターを発足し、診療科の垣根を越えた密接な連携体制をより強固なものにしています。今後も患者さん一人ひとりにとって最適で質の高い医療を提供できるよう、培ってきた知識と技術を尽くし、患者さんとご家族に寄り添った診療を行ってまいります。
頭頸部外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
03001xxx99x3xx 頭頸部悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 3あり 89 10.94 25.53 0.00% 60.65 頭頸部外科パス
03001xxx0200xx 頭頸部悪性腫瘍 頸部悪性腫瘍手術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 72 13.72 12.47 1.39% 67.26
03001xxx97x0xx 頭頸部悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2なし 39 8.92 10.82 0.00% 68.74
03001xxx99x0xx 頭頸部悪性腫瘍 手術なし 手術処置等2 なし 34 7.56 12.25 5.88% 70.18
03001xxx01xxxx 頭頸部悪性腫瘍 鏡視下咽頭悪性腫瘍手術(軟口蓋悪性腫瘍手術を含む。)等 33 9.48 12.15 0.00% 71.76
解説:
当科では、頭頸部がんに対する外科治療を診療の大きな柱としており、早期がんに対する機能温存手術から、進行がんに対する拡大切除・再建手術、再発がんに対する救済手術まで幅広く行っています。特に、遊離組織移植を用いた再建手術をはじめとする高難度手術にも積極的に取り組んでいます。
一方、頭頸部がんの治療には手術だけでなく、放射線治療や薬物療法もあり、がんの部位や進行度、患者さんの全身状態や生活背景などを考慮して、最適な治療を選択しています。
DPC対象症例では、化学療法と放射線療法を併用した患者さんが最も多くなっています。また、本表には反映されない免疫チェックポイント阻害薬(ニボルマブなど)による薬物療法を受けられた患者さんも多くいらっしゃいます。これらの治療では、治療スケジュールに応じてほとんどの患者さんにおいて複数回の入退院を行うため、DPC上の件数が多くなる傾向があります。
頭頸部には、呼吸、発声、咀嚼、嚥下など生活の質に直結する重要な機能が集中しているため、当科では根治性と機能温存の両立を目指し、機能障害やQOL低下をできる限り抑えることを重視した治療を行っています。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110080xx991xxx 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1あり 213 2.31 2.45 0.00% 73.15 泌尿器科パス
110080xx01xxxx 前立腺の悪性腫瘍 前立腺悪性腫瘍手術等 204 10.20 10.98 0.00% 69.04
110070xx03x20x 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等2 2あり 定義副傷病なし 82 6.30 6.63 0.00% 76.63
110200xx99xxxx 前立腺肥大症等 手術なし 73 2.11 5.30 0.00% 67.68
110070xx03x0xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等2なし 67 6.93 6.79 0.00% 75.36
解説:
2025年6月から2026年5月までの泌尿器科では、前立腺針生検を受けられた患者さんや、生検で診断された前立腺がんに対する手術を受けられた患者さんが大半を占めています。
また、重粒子線治療を受けられた患者さんも多くいらっしゃいますが、治療の多くは外来で実施しているため、本表には反映されていません。

当科では、放射線治療部門、放射線診断部門、病理部門と連携した前立腺センターにおいて、前立腺がんの診療を行っています。前立腺センターでは多くの前立腺生検を実施しており、そこで診断された前立腺がんや、他院からご紹介いただいた患者さんに対して、手術支援ロボット「ダビンチ」を用いたロボット支援下前立腺全摘除術をはじめ、重粒子線治療(外来治療のため本表には掲載されていません)など、それぞれの患者さんに適した治療を提供しています。
前立腺がん以外にも、腎がんに対しては、早期症例に対するロボット支援下手術や、免疫チェックポイント阻害剤を用いた薬物療法まで病態に応じた治療を行っており、膀胱がんに対しては、経尿道的手術や、ロボット支援下手術を行っています。
精巣腫瘍や肉腫などの希少がんの治療も積極的に行っています。
婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
12002xxx01x0xx 子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮悪性腫瘍手術等 手術・処置等2なし 165 7.61 9.63 0.00% 57.97
120010xx01x0xx 卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍 子宮附属器悪性腫瘍手術(両側)等 手術・処置等2なし 120 8.75 11.61 0.00% 56.82
12002xxx99x2xx 子宮頸・体部の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 2あり 89 4.80 11.87 1.12% 63.37
12002xxx02xxxx 子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮頸部(腟部)切除術等 84 3.01 2.90 0.00% 44.49
120010xx99x30x 卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 3あり 定義副傷病なし 79 2.87 3.99 0.00% 60.53
解説:
2025年6月から2026年5月までの婦人科では、子宮がんに対する悪性腫瘍手術を受けられた患者さんが最も多く、次いで卵巣・子宮付属器がんに対する手術を受けられた患者さんが多くなっています。また、子宮がんに対して化学療法と放射線療法を併用した治療や、免疫チェックポイント阻害剤(ペムブロリズマブなど)による薬物療法を受けられた患者さんも多くなっていますが、これらはDPC対象外であるため、本表には反映されていません。

当科では、内視鏡技術認定医や婦人科ロボット支援下手術プロクターを中心とした診療体制のもと、根治性と低侵襲性を両立した腹腔鏡下手術およびロボット支援下手術を積極的に実施しています。

また、卵巣がん、卵管がん、腹膜がんに対しては、根治手術や分子標的薬による治療に加え、治療方針の決定に必要な遺伝子検査を実施しています。さらに、遺伝性腫瘍が疑われる患者さんに対しては、リスク低減卵巣・卵管切除術や、がんゲノム診療科と連携した遺伝子パネル検査を行うなど、個々の患者さんに適した医療の提供に努めています。
呼吸器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx99040x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病なし 172 4.88 7.92 0.00% 71.14 呼吸器内科パス
040040xx9900xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 112 10.85 13.45 4.46% 71.71
040040xx9905xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2 5あり 62 6.71 18.96 1.61% 69.48
040040xx99090x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2 9あり 定義副傷病なし 51 3.84 8.34 0.00% 61.57
040040xx9903xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2 3あり 28 16.11 26.43 0.00% 63.21
解説:
2025年6月から2026年5月までの呼吸器内科では、呼吸器悪性腫瘍に対して免疫チェックポイント阻害剤(ニボルマブ、ペムブロリズマブ、アテゾリズマブ、デュルバルマブなど)による薬物療法を受けられた患者さんが最も多くなっていますが、これらはDPC対象外のため、本表には反映されていません。DPC対象症例では、本表に示すとおり、個別分岐のない化学療法を受けられた患者さんが最も多くなっています。

当科では、肺がんをはじめ、胸腺腫などの縦隔腫瘍や胸膜中皮腫など、胸郭内に発生する悪性腫瘍の診断と治療を行っています。がん遺伝子検査や各種バイオマーカー検査を十分に実施したうえで、化学療法、分子標的治療、免疫療法、放射線治療などの中から、患者さん一人ひとりに適した治療法を選択しています。

また、さまざまな治験や臨床研究に積極的に取り組んでおり、標準治療に加えて最新の治療選択肢を提供できることも当科の特徴です。

治療にあたっては、呼吸器外科、放射線診断・IVR科、放射線治療科などと密接に連携し、チーム医療を実践しています。さらに、2025年4月に発足した呼吸器腫瘍センターを中心として診療科間の連携を強化し、患者さんに最適な医療を提供できるよう努めています。
血液・腫瘍内科 (血液)
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
130010xx97x2xx 急性白血病 手術あり 手術・処置等2 2あり 29 28.17 35.10 0.00% 40.17
130010xx99x0xx 急性白血病 手術なし 手術・処置等2なし 12 13.08 7.37 0.00% 60.17
130010xx97x9xx 急性白血病 手術あり 手術・処置等2 9あり - - - - -
解説:
※患者数が10未満の数値は「-」としています。
※全国共通の集計方法で集計しているため、反映されていない治療実績があります。

2025年6月から2026年5月までの血液内科では、造血幹細胞移植を受けられた患者さんが多くいらっしゃいますが、DPC対象外であるため、本表には反映されていません。
DPC対象症例では、急性白血病に対する化学療法を受けられた患者さんが最も多くなっています。

当科では、急性白血病や骨髄異形成症候群(MDS)などの造血器悪性疾患を対象に診療を行っています。急性白血病に対する化学療法は、日本成人白血病治療共同研究グループ(JALSG)の研究に基づいた標準治療を基本にしております。
また化学療法のみでは根治が難しい患者さんに対しては、造血幹細胞移植を積極的に実施しています。化学療法や分子標的治療と造血幹細胞移植を組み合わせることで、造血器悪性疾患の治癒を目指した総合的な治療を提供しています。
消化器内科 (消化管)
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060010xx99x30x 食道の悪性腫瘍(頸部を含む。) 手術なし 手術・処置等2 3あり 定義副傷病なし 63 7.08 14.03 0.00% 66.78 消化器内科(消化管)パス
060010xx99x40x 食道の悪性腫瘍(頸部を含む。) 手術なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病なし 51 6.08 8.41 0.00% 66.45
060050xx99040x 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病なし 36 5.49 7.62 0.00% 69.08
060010xx99x0xx 食道の悪性腫瘍(頸部を含む。) 手術なし 手術・処置等2なし 27 7.25 10.85 0.00% 71.75
060030xx99x30x 小腸の悪性腫瘍、腹膜の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 3あり 定義副傷病なし 25 4.72 5.10 0.00% 66.08
解説:
2025年6月から2026年5月までの消化器内科(消化管)では、食道がんに対してニボルマブ、ペムブロリズマブ、チスレリズマブ、ニボルマブ+イピリムマブによる薬物療法を受けられた患者さんが多くいらっしゃいますが、これらはDPC対象外であるため、本表には反映されていません。次いで、胃がんに対するニボルマブ、ペムブロリズマブ、ゾルベツキシマブによる薬物療法を受けられた患者さんが多くなっていますが、いずれもDPC対象外です。またDPC該当外になりますが、適格となるものがあれば、多くの患者様で治験治療を受けていただいております。DPC対象症例では、食道がんの化学療法および放射線治療を受けられた患者さんが最も多くなっています。

当科では、食道がん・胃がん・大腸がん・小腸癌・消化管神経内分泌腫瘍・消化管間質腫瘍(GIST)を中心に薬物療法を行っております。また、消化器外科や内視鏡科、放射線治療科と連携しながら、内視鏡治療、手術、薬物療法、放射線治療などの中から、患者さん一人ひとりに最適な治療方針を決定しています。
消化器内科 (内視鏡)
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060020xx04xxxx 胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 144 6.42 7.37 0.00% 74.46 消化器内科(内視鏡)パス
060010xx04xxxx 食道の悪性腫瘍(頸部を含む。) 内視鏡的食道粘膜切除術等 81 6.49 7.37 0.00% 69.35
060035xx04xx0x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 定義副傷病なし 39 4.61 3.64 0.00% 69.44
060035xx03xxxx 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 36 4.61 6.35 0.00% 69.44
060030xx03xxxx 小腸の悪性腫瘍、腹膜の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 24 5.74 6.88 0.00% 62.59
解説:
2025年6月から2026年5月までの消化器内科(内視鏡)の実績では、胃がんに対するESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)や粘膜切除術、ポリープ切除術を受けた患者さんが最も多く、次いで食道がんに対するESDなどの内視鏡治療を受けた患者さんが続いています。

当科では主に食道がん、胃がん、十二指腸がん、大腸がんなどの早期消化管がんに対する内視鏡診断及び治療を行っています。ESDを中心とした内視鏡治療を積極的に行っています。

治療方針は、消化器内科(消化管)、消化器外科(胃食道外科・大腸外科)、放射線治療科などの多職種が参加するキャンサーボードにおいて検討し、患者さんごとに最適な治療方針を決定しています。

安全で質の高い内視鏡治療を提供し、患者さんに安心して治療を受けていただけるよう努めております。
消化器内科 (肝胆膵)
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
06007xxx97x0xx 膵臓、脾臓の腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2なし 244 7.62 11.27 0.41% 70.76
06007xxx9905xx 膵臓、脾臓の腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2 5あり 218 3.73 6.40 0.00% 69.28 消化器内科(肝胆膵)パス
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 201 3.46 8.76 0.00% 69.71
06007xxx9910xx 膵臓、脾臓の腫瘍 手術なし 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし 150 3.07 4.04 0.67% 68.31
06007xxx97x7xx 膵臓、脾臓の腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2 7あり 138 8.32 10.76 0.00% 66.96
解説:
2025年6月から2026年5月までの消化器内科(肝胆膵)の実績では、膵がんの患者さんに対する内視鏡的胆道ステント留置術や内視鏡的経鼻胆管ドレナージ術などを行った症例が最も多く、次いでパクリタキセル アルブミン懸濁型製剤を用いた化学療法を受けられた患者さんが続いています。その次に胆管狭窄や胆管炎に対する胆道ステント留置術などの内視鏡治療が続きます。

当科では、肝臓、胆道、膵臓領域の腫瘍性疾患を中心に、診断から治療まで一貫した診療を行っています。患者さん一人ひとりに最適で最新の治療を提供することを目指し、標準治療に加え、新薬開発や新規治療薬を用いた治験・臨床試験にも積極的に取り組んでいます。また、肝胆膵がんだけでなく、膵神経内分泌腫瘍や小腸がんの診断・治療にも対応しています。

消化器外科や放射線治療科と密接に連携し、外科的治療や放射線治療を含めた集学的治療を実践しています。今後も質の高い医療を提供し、患者さんに安心して治療を受けていただけるよう努めております。
消化器外科 (胃食道)
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060020xx02xxxx 胃の悪性腫瘍 胃切除術 悪性腫瘍手術等 34 16.00 18.45 0.00% 69.05
060010xx99x40x 食道の悪性腫瘍(頸部を含む。) 手術なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病なし 18 6.61 8.41 0.00% 67.57
060020xx97x0xx 胃の悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2なし 14 14.57 13.15 7.14% 70.14
060010xx99x41x 食道の悪性腫瘍(頸部を含む。) 手術なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病あり 14 11.47 13.89 0.00% 66.20
060020xx9900xx 胃の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 14 10.76 10.78 0.00% 74.94
解説:
2025年6月から2026年5月までの消化器外科(胃食道)の実績では、胃がんに対してニボルマブ、ペムブロリズマブ、ゾルベツキシマブによる薬物療法を受けられた患者さんが最も多いものの、これらはDPC対象外であるため本表には反映されていません。DPC対象症例では、胃がんに対する胃切除術などの悪性腫瘍手術を受けられた患者さんが最も多く、次いで食道がんに対する術前化学療法等を受けられた患者さんが続いています。

当科では、胃がん、食道がんおよびGIST(消化管間質腫瘍)に対する診療を行っています。多くの手術症例で胸腔鏡手術、腹腔鏡手術、ロボット支援下手術などの低侵襲手術を実施していることに加え、胃の機能を可能な限り温存する手術や、胃と食道の境界領域の腫瘍に対する治療を数多く行っていることが特徴です。

また、消化器内科や放射線治療科と密接に連携し、内視鏡治療、薬物療法、手術療法、放射線療法を組み合わせた集学的治療を実践しています。さらに、治験や臨床試験にも積極的に取り組み、患者さん一人ひとりに最適な治療の提供し、安全で質の高い医療を提供できるよう努めております。
消化器外科 (大腸)
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060035xx0100xx 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 95 16.13 14.80 1.05% 67.87 消化器外科(大腸)パス
060040xx0310xx 直腸肛門(直腸S状部から肛門)の悪性腫瘍 直腸切除・切断術 切除術等 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし 50 19.50 22.76 0.00% 62.02
060040xx9700xx 直腸肛門(直腸S状部から肛門)の悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 37 14.16 12.41 0.00% 59.70
060040xx99x4xx 直腸肛門(直腸S状部から肛門)の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 4あり 33 2.82 4.16 0.00% 60.30
060040xx0300xx 直腸肛門(直腸S状部から肛門)の悪性腫瘍 直腸切除・切断術 切除術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 29 17.07 14.87 0.00% 68.07
解説:
2025年6月から2026年5月までの消化器外科(大腸)の実績では、結腸がんに対して腹腔鏡下結腸切除術を受けられた患者さんが最も多く、次いで直腸がんに対して直腸切除術・直腸切断術と人工肛門造設術を受けられた患者さんが続いています。なお、本データはDPCコーディングによる集計であり、年間の手術症例数そのものを示すものではありません。

当科では、遠隔転移を伴う大腸がんに対しても、薬物療法と手術療法を組み合わせた集学的治療を積極的に行っています。また、直腸がん及び結腸がんに対するロボット支援下手術や、遺伝性腫瘍が疑われる若年発症大腸がんの診療にも力を入れています。

さらに、多くの治験や臨床試験に参加し、標準治療に加えて先進的な治療の提供にも取り組んでいます。消化器内科や放射線治療科などの関連診療科と密接に連携し、患者さん一人ひとりに最適な治療を提供できるよう努めています。
消化器外科 (肝胆膵)
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
06007xxx010xxx 膵臓、脾臓の腫瘍 膵頭部腫瘍切除術等 手術・処置等1なし 56 20.13 27.38 0.00% 67.63
060050xx020xxx 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) 肝切除術 部分切除等 手術・処置等1なし 53 10.72 13.94 0.00% 65.68
06007xxx020xxx 膵臓、脾臓の腫瘍 膵体尾部腫瘍切除術 膵尾部切除術の場合等 手術・処置等1なし 39 13.62 20.92 2.56% 66.23
06007xxx97x0xx 膵臓、脾臓の腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2なし 32 6.53 11.27 0.00% 66.38
060340xx99x0xx 胆管(肝内外)結石、胆管炎 手術なし 手術・処置等2なし 14 6.71 9.40 0.00% 65.43
解説:
2025年6月から2026年5月までの消化器外科(肝胆膵)では、膵頭部腫瘍切除術を受けられた患者さんが最も多く、次に肝切除術を受けられた患者さん、膵体尾部腫瘍切除術を受けられた患者さんが続きます。
いずれも、全国平均よりも短い入院期間となっています。

当科は肝胆膵(十二指腸)領域の悪性腫瘍の外科的治療を担当し、最新のエビデンスに基づいた質の高い手術を、安心・安全に提供することを心がけています。
手術侵襲軽減のため適正な症例選択のもと、安全第一にロボット手術・鏡視下手術も行っております。
また、標準治療法に加え、より良い治療の確立のために有力な多施設共同臨床試験に積極的に参加しています。
肝胆膵領域のがんは難治性で、集学的治療が必要なので、内科、放射線治療科と定期的にカンファレンスを行い、患者さんに最適な治療を選択しています。
乳腺外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
090010xx010xxx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの)等 手術・処置等1なし 282 10.70 9.76 0.00% 60.23
090010xx99x4xx 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 4あり 108 2.06 3.40 0.00% 53.22
090010xx02xxxx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) 97 5.30 5.44 0.00% 58.90
090010xx99x30x 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 3あり 定義副傷病なし 70 2.04 5.29 0.00% 54.97
090010xx99x9xx 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 9あり 49 2.53 4.75 0.00% 59.86
解説:
2025年6月から2026年5月までの乳腺外科の実績では、乳がんに対する乳房切除術(腋窩郭清を伴わないもの)等を受けられた患者さんが最も多く、次いでパクリタキセル、ドセタキセルなどによる化学療法を受けられた患者さん、乳房部分切除術(腋窩郭清を伴わないもの)を受けられた患者さんが続いています。

当科では、乳がんの診断から手術、薬物療法まで一貫した診療を行い、多職種が連携するチーム医療を実践しています。また、乳がん治療のさらなる発展と新たな治療選択肢の提供を目指し、治験や臨床試験にも積極的に取り組んでいます。

さらに、遺伝診療科と連携し、遺伝性乳がんが疑われる患者さんに対する遺伝学的検査や遺伝カウンセリングを実施しています。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 151 14 9 67 30 147 1 6,7,8
大腸癌 64 53 128 138 101 220 1 7,8
乳癌 180 247 78 9 51 137 1 6,7,8
肺癌 247 69 126 124 139 433 1 7,8
肝癌 23 82 52 53 31 193 1 6,7,8
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
定義:
5大がん(胃がん、大腸がん、乳がん、肺がん、肝がん)について2025年6月から2026年5月までに入院治療を行った初発患者さんのUICC病期分類による延べ患者数および再発患者さんの延べ患者数を示しています。
例えば、1人の患者さんが3回入院していれば、患者数は「3」となります。
病期分類とは、がんがどれくらい進行しているかを意味し、Stage IからStage IVまであり、Stage IVが最も進行していることになります。
「初発」とは、自施設でがんの診断、診断と初回治療、あるいは初回治療を実施した場合で、「再発」とは、自施設・他施設を問わずに初回治療が完了した後、自施設にて患者さんを診療した場合や、治療がん寛解後に再発・再燃または新たな遠隔転移をきたした場合をいいます。
※病期分類基準の1は、「UICC TNM分類」に基づいたものです。

解説:
当院は、都道府県がん診療連携拠点病院として、悪性腫瘍の診断及び進行癌の集学的治療を行っておりますので、ステージも多岐に渡ります。
患者さんの個々の状況に最適・最善な医療とケアを提供できるよう努めています。
再発患者さんが多くなっていますが、化学療法や放射線治療等の入院を繰り返している患者さんも多いためです。

成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 22 11.86 58.36
中等症 40 14.68 77.03
重症 - - -
超重症 - - -
不明 - - -
定義:
日常生活を送っている中で発症した市中肺炎のうち、入院契機病名および最も医療資源を投入した傷病名が肺炎、急性気管支炎であり、さらにその中でもICD-10コードがJ13~J18で始まるものに限定しています。(新型コロナウィルス性肺炎や間質性肺炎は含まれません。)
重症度分類は、A-DROPスコアの合計点数を用い、軽症(0点)、中等症(1~2点)、重症(3点)、超重症(4~5点、ただし、ショックがあればA-DROPスコアに関わらず超重症)の4段階で表記しています。

≪A-DROPスコア≫
1.男性70歳以上、女性75歳以上 (1点)
2.BUN 21mg/dL以上又は脱水あり (1点)
3.酸素飽和度 90%以下 (1点)
4.意識障害 (1点)
5.収縮期血圧 90mmHg以下 (1点)

解説:
当院は、がん専門病院ですので、成人市中肺炎の患者さんは、多くはありません。

患者数が10未満の重症度に係る項目については、数値を「-」としています。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 - - - -
その他 - - - -
定義:
DPCの医療資源を最も投入した傷病のICD10が、I63脳梗塞である症例を集計しています。

解説:
患者数が10未満の数値は「-」としています。

当院は、がん専門病院ですので、いずれも10未満となっておりますが、
がんに伴う脳梗塞(トルソー症候群)を発症した患者さんが中心となります。
状況によっては、一旦がんの治療を中止し、他の連携施設での治療を行っています。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
血液・腫瘍内科 (腫瘍)
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6113 抗悪性腫瘍剤動脈、静脈又は腹腔内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他に設置した場合) 42 1.64 3.31 0.00% 55.81
K9212ロ 造血幹細胞採取(一連につき)(末梢血幹細胞採取)(自家移植の場合) - - - - -
K6261 リンパ節摘出術(長径3センチメートル未満) - - - - -
解説:
患者数が10未満の数値は「-」としています。

腫瘍内科は薬物療法が主体のため本格的な手術は行いませんが、薬物療法で使用する埋込型カテーテル設置術を42件施行しています。
内分泌外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K4631 甲状腺悪性腫瘍手術(切除(頸部外側区域郭清を伴わないもの)) 53 1.00 3.38 1.89% 50.68
K4611 甲状腺部分切除術、甲状腺腫摘出術(片葉のみの場合) 26 1.00 3.65 0.00% 59.81
K4634 甲状腺悪性腫瘍手術(全摘及び亜全摘(片側頸部外側区域郭清を伴うもの)) 13 1.00 4.77 0.00% 57.62
K4633 甲状腺悪性腫瘍手術(全摘及び亜全摘(頸部外側区域郭清を伴わないもの)) 11 1.00 3.64 0.00% 65.00
K4632 甲状腺悪性腫瘍手術(切除(頸部外側区域郭清を伴うもの)) - - - - -
解説:
患者数が10未満の数値は「-」としています。

2025年6月から2026年5月までの内分泌外科では、甲状腺悪性腫瘍手術(切除(頸部外側区域郭清を伴わないもの))を受けられた患者さんが最も多く、甲状腺部分切除術、甲状腺腫摘出術(片葉のみ)、甲状腺悪性腫瘍手術(全摘及び亜全摘(片側頸部外側区域郭清を伴うもの))を受けられた患者さんが続きます。

内分泌外科は、進行再発甲状腺がんや未分化がんの治療を担っています。難治性の甲状腺がんの比率が多くなっており、時に声の神経(反回神経)が腫瘍に巻き込まれていることもありますが、形成外科と連携し神経の再建に努めております。


(※全国共通の集計方法で集計しているため反映されていないデータがあり、実際の手術件数とは異なります。)
骨軟部腫瘍外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0311 四肢・躯幹軟部悪性腫瘍手術(肩、上腕、前腕、大腿、下腿、躯幹) 96 1.44 8.14 1.04% 64.09
K6113 抗悪性腫瘍剤動脈、静脈又は腹腔内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他に設置した場合) 49 0.82 2.14 0.00% 49.10
K0301 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術(肩、上腕、前腕、大腿、下腿、躯幹) 37 1.05 3.03 0.00% 57.84
K0302 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術(手、足) 14 1.00 2.00 0.00% 51.50
解説:
2025年6月から2026年5月までの骨軟部腫瘍外科手術では、軟部悪性腫瘍手術が最も多く、次いで薬物療法で使用する埋込型カテーテル設置術、軟部腫瘍摘出術が多く実施されました。

当院では、骨軟部肉腫に対して、可能な限り低侵襲な手術術式を選択するとともに、薬物療法や重粒子線治療を組み合わせ、患者さんのADL(日常生活動作)やQOL(生活の質)に十分配慮した集学的治療を行っています。

また、治療による運動機能への影響を考慮しながら、機能温存と根治性の両立を目指した治療に取り組んでいます。


(※全国共通の集計方法で集計しているため反映されていないデータがあり、実際の手術件数とは異なります。)
形成外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K476-4 ゲル充填人工乳房を用いた乳房再建術(乳房切除後) 28 1.04 2.18 0.00% 51.36
K0221 組織拡張器による再建手術(一連につき)(乳房(再建手術)の場合) - - - - -
K0102 瘢痕拘縮形成手術(その他) - - - - -
解説:
患者数が10未満の数値は「-」としています。

形成外科で行う手術は、がんの病巣を切除した後の修復や再建であり、手術によって失われた形態や機能を再獲得する手術です。

主担当科のデータに含まれてしまう場合もあるため、この表には表示されていませんが、2025年6月から2026年5月までに、
ゲル充填人工乳房を用いた乳房再建術(乳房切除後);38件を施行しております。
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術(その他のもの) 18 3.72 23.50 11.11% 66.94
K145-2 皮下髄液貯溜槽留置術 - - - - -
K154-3 定位脳腫瘍生検術 - - - - -
解説:
患者数が10未満の数値は「-」としています。

2025年6月から2026年5月までの脳神経外科手術では、「頭蓋内腫瘍摘出術」が最も多く実施されました。

当科では、脳腫瘍に対する外科的治療を行うとともに、術後早期からリハビリテーションを開始し、神経機能の回復や日常生活への早期復帰を目指しています。
また、脳腫瘍の治療は手術のみで完結することが難しい場合も多く、患者さんの病状に応じて放射線療法や化学療法、免疫療法を組み合わせた集学的治療を実施し、治療成績の向上に努めています。


(※全国共通の集計方法で集計しているため反映されていないデータがあり、実際の手術件数とは異なります。)
呼吸器外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K514-22 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(区域切除) 180 1.23 6.38 1.11% 70.01
K514-23 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉を超えるもの) 148 1.16 6.58 0.00% 68.55
K514-21 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(部分切除) 114 1.12 3.91 0.00% 67.99
K488-4 胸腔鏡下試験切除術 19 1.05 3.84 0.00% 71.11
K5132 胸腔鏡下肺切除術(部分切除) 14 1.29 3.50 0.00% 69.71
解説:
2025年6月から2026年5月までの呼吸器外科では、肺悪性腫瘍に対する胸腔鏡下肺区域切除術を受けられた患者さんが最も多く、次いで胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉を超えるもの)、胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(部分切除)の順となっています。

近年は、より早期の肺がんに対して肺機能の温存を目的とした区域切除術の適応が広がっており、本集計においても区域切除術が最も多い術式となっています。また、2021年度からロボット支援手術を導入しており、患者さんの状態や腫瘍の性状に応じて、肺機能の温存と根治性の両立を目指した術式が選択されています。

(※全国共通の集計方法で集計しているため反映されていないデータがあり、実際の手術件数とは異なります。)
頭頸部外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K374-2 鏡視下咽頭悪性腫瘍手術(軟口蓋悪性腫瘍手術を含む。) 33 1.00 7.48 0.00% 71.76
K4151 舌悪性腫瘍手術(切除) 21 1.14 10.10 0.00% 64.67
K4691 頸部郭清術(片側) 16 1.00 8.56 0.00% 62.63
K3942 喉頭悪性腫瘍手術(全摘) 12 2.83 24.33 0.00% 71.67
K664 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む。) 12 4.50 11.50 8.33% 72.00
解説:
2025年6月から2026年5月までの頭頚部外科での手術は鏡視下咽頭悪性腫瘍手術(軟口蓋悪性腫瘍手術を含む。)が最も多く、次に舌悪性腫瘍手術(切除)、頸部郭清術(片側)を受けられた患者さんが続きます。

咽頭がんや口腔がんなどの頭頚部がんに対し、患者さんの状態や病変の広がりに応じた適切な術式を選択し、安全性に十分配慮した治療を行っています。
また、近年は低侵襲な鏡視下手術をはじめとする治療法の選択肢が広がり、実施件数も増加しています。今後も安全で質の高い医療の提供に努めるとともに、患者さんの機能温存やQOLの維持・向上を目指した診療を行っていきます。


(※全国共通の集計方法で集計しているため反映されていないデータがあり、実際の手術件数とは異なります。)
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K843-4 腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いるもの) 204 1.34 7.86 0.00% 69.04
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用のもの) 139 1.12 4.52 0.00% 76.17
K773-51 腹腔鏡下腎悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いるもの)(原発病巣が7センチメートル以下のもの) 52 1.42 7.65 1.92% 63.21
K773-2 腹腔鏡下腎(尿管)悪性腫瘍手術 28 1.36 8.79 0.00% 74.18
K833 精巣悪性腫瘍手術 23 1.17 2.17 0.00% 44.30
解説:
2025年6月から2026年5月までの泌尿器科では、前立腺がんに対するロボット支援下前立腺全摘除術を受けられた患者さんが最も多くなっています。ロボット支援手術は低侵襲で精度の高い手術が可能であり、泌尿器科領域における標準的な治療法の一つとなっています。

次いで、膀胱悪性腫瘍に対する経尿道的手術を受けられた患者さんが多く、早期の膀胱がんに対する治療として広く実施されています。また、腎がんに対するロボット支援下腎部分切除術も多く行われており、腎機能の温存を図りながら腫瘍を切除する治療が増えています。


(※全国共通の集計方法で集計しているため反映されていないデータがあり、実際の手術件数とは異なります。)
婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K889 子宮附属器悪性腫瘍手術(両側) 87 1.56 7.24 0.00% 58.15
K867 子宮頸部(腟部)切除術 84 1.00 1.01 0.00% 44.49
K879-2 腹腔鏡下子宮悪性腫瘍手術(子宮体がんに限る・手術用支援機器使用) 等 80 1.63 3.83 0.00% 60.46
K879 子宮悪性腫瘍手術 42 1.86 8.29 0.00% 55.02
K877-2 腹腔鏡下腟式子宮全摘術(内視鏡手術用支援機器使用) 等 38 1.16 3.92 0.00% 56.55
解説:
2025年6月から2026年5月までの婦人科手術では、子宮附属器悪性腫瘍手術が最も多く、次いで子宮頸部円錐切除術、ロボット支援下子宮悪性腫瘍手術(子宮体がん)が多く実施されました。

当院では、早期子宮体がんに対して腹腔鏡下手術やロボット支援下手術による低侵襲な根治手術を積極的に行っています。2025年度のロボット支援手術件数は77件で、前年度から48件増加しており、ロボット支援手術を積極的に導入・推進していることがうかがえます。

また、初期の子宮頸がんに対して広く行われている子宮頸部円錐切除術は、子宮を温存できるため、術後も妊娠・出産が可能です。
さらに、腹腔鏡下子宮悪性腫瘍手術については、子宮頸がんおよび子宮体がんの患者さんに対応しています。


(※全国共通の集計方法で集計しているため反映されていないデータがあり、実際の手術件数とは異なります。)
消化器内科 (消化管)
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6113 抗悪性腫瘍剤動脈、静脈又は腹腔内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他に設置した場合) 98 0.56 5.64 0.00% 66.45
K664 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む。) 38 1.08 10.79 0.00% 68.34
K654 内視鏡的消化管止血術 10 2.83 10.11 11.11% 68.22
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 - - - - -
K526-22 内視鏡的食道粘膜切除術(早期悪性腫瘍粘膜下層剥離術) - - - - -
解説:
患者数が10未満の数値は「-」としています。

2025年6月から2026年5月までの消化器内科(肝胆膵)での手術では、化学療法で使用する埋込型カテーテル設置術を受けられた患者さんが最も多く、次いで胃瘻造設術、内視鏡的消化管止血術が続きます。

ESDなど内視鏡的治療の多くは消化器内科(内視鏡)にて実施し、当科では薬物療法や放射線治療を主に実施しています。


(※全国共通の集計方法で集計しているため反映されていないデータがあり、実際の手術件数とは異なります。)
消化器内科 (内視鏡)
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍胃粘膜) 89 0.02 5.65 0.00% 74.65
K526-22 内視鏡的食道粘膜切除術(早期悪性腫瘍粘膜下層剥離術) 56 0.13 5.29 0.00% 69.00
K6535 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(その他) 28 0.04 4.11 0.00% 64.57
K7212 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm以上) 27 0.70 3.85 0.00% 69.52
K721-4 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 26 0.42 5.04 0.00% 71.42
解説:
2025年6月から2026年5月までの消化器内科(内視鏡)手術では、内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍胃粘膜)(ESD)が最も多く、次いで内視鏡的食道粘膜切除術(早期悪性腫瘍粘膜下層剥離術)(ESD)、内視鏡的胃・十二指腸ポリープ粘膜切除術(EMR)が多く実施されました。

当科では、早期の食道がんや胃がんなどに対する内視鏡治療(ESD・EMR)をガイドラインに基づき安全かつ迅速に実施しており、良好な治療成績を維持しています。また、他院では内視鏡的切除が困難と判断された病変についても、積極的に受け入れています。

さらに、多くの治療においてクリニカルパスを活用し、適切な入院期間の設定と効率的な医療提供に努めることで、患者さんの負担軽減と医療の質の向上を図っています。

(※全国共通の集計方法で集計しているため反映されていないデータがあり、実際の手術件数とは異なります。)
消化器内科 (肝胆膵)
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 310 0.45 5.00 1.16% 70.97
K682-3 内視鏡的経鼻胆管ドレナージ術(ENBD) 275 0.33 9.21 0.36% 70.89
K6113 抗悪性腫瘍剤動脈、静脈又は腹腔内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他に設置した場合) 158 0.56 5.64 0.00% 66.45
K6152 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(選択的動脈化学塞栓術) 94 1.01 4.74 0.00% 73.80
K007-2 経皮的放射線治療用金属マーカー留置術 57 0.33 2.60 1.72% 77.74
解説:
2025年6月から2026年5月までの消化器内科(肝胆膵)での手術では、内視鏡的胆道ステント留置術を受けられた患者さんが最も多く、次いで内視鏡的経鼻胆管ドレナージ術、薬物療法で使用する埋込型カテーテル設置術を受けられた患者さんが続きます。

肝細胞がんでは、切除、ラジオ波焼灼、血管塞栓術、全身化学療法、放射線を個々の患者さんに応じてご提供しています。


(※全国共通の集計方法で集計しているため反映されていないデータがあり、実際の手術件数とは異なります。)
消化器外科 (胃食道)
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K655-22 腹腔鏡下胃切除術(悪性腫瘍手術) 23 3.83 11.79 0.00% 69.25
K529-21 胸腔鏡下食道悪性腫瘍手術(頸部、胸部、腹部の操作によるもの) 13 3.35 37.00 0.00% 68.18
K6113 抗悪性腫瘍剤動脈、静脈又は腹腔内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他に設置した場合) - - - - -
K714 腸管癒着症手術 - - - - -
K6182 中心静脈注射用植込型カテーテル設置(頭頸部その他に設置した場合) - - - - -
解説:
患者数が10未満の数値は「-」としています。

2025年6月から2026年5月までの消化器外科(胃食道)での手術は、腹腔鏡下胃切除術を受けられた患者さんが最も多く、胸腔鏡下食道悪性腫瘍手術が続きます。

当科は、胃と食道の両方の診療を担っており、最近増加傾向である食道胃接合部がんにも対応が可能です。
またヨーロッパで標準的に行われている周術期管理のERAS(Enhanced Recovery After Surgery)プログラム をいち早く取り入れています。ERASプログラムとは、絶食期間をできるだけ短縮する/徹底的な除痛管理/早期離床を柱とした周術期管理で、より早い社会復帰が可能です。退院後は、管理栄養士による栄養指導外来により、手厚くサポートしています。

食道癌手術では、精度の高い手術と手厚い術後管理を行うとともに、術前化学療法と手術による治療成績の向上を目指しています。
食道癌手術の周術期管理では、術前から地区歯科医師会と連携した口腔ケアやエキスパート看護師による術前の呼吸訓練、管理栄養士による術前栄養サポート外来などを導入しています。術中・術後管理としては、早期経腸栄養・早期離床を基本としたmodified-ERAS プロトコールを用いた管理を実施しています。
消化器外科 (肝胆膵)
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7032 膵頭部腫瘍切除術(リンパ節・神経叢郭清等を伴う腫瘍切除術の場合又は十二指腸温存膵頭切除術の場合) 42 2.26 19.31 0.00% 68.64
K695-21イ 腹腔鏡下肝切除術(部分切除)(単回の切除によるもの) 32 2.34 7.03 0.00% 66.28
K636-4 腹腔鏡下試験切除術 24 1.50 2.88 0.00% 66.25
K702-21 腹腔鏡下膵体尾部腫瘍切除術(脾同時切除の場合) 23 2.52 10.57 0.00% 66.22
K7034 膵頭部腫瘍切除術(血行再建を伴う腫瘍切除術の場合) 15 2.07 18.13 0.00% 71.93
解説:
2025年6月から2026年5月までの消化器外科(肝胆膵)手術では、膵頭部腫瘍切除術(リンパ節・神経叢郭清等を伴うもの)が最も多く、次いで腹腔鏡下肝切除術(部分切除)、腹腔鏡下試験切除術が多く実施されました。

当科では、膵がんや胆道がんなどの高難度手術を数多く行っており、膵腫瘍に対しては、門脈への浸潤が認められる場合でも、根治切除を目指して門脈合併切除・再建を伴う手術に積極的に取り組んでいます。

また、肝胆膵領域の手術は身体への負担が大きくなることが多いため、手術関連死亡の防止や合併症発生率の低減に努め、安全で質の高い医療の提供を目指しています。これらの取り組みは、患者さんの早期回復や長期的な予後の改善につながるものと考えています。

腹腔鏡下手術についても、適応を慎重に判断したうえで安全性を最優先に実施しており、低侵襲治療の選択肢を広げるため、鏡視下手術の推進に取り組んでいます。


(※全国共通の集計方法で集計しているため反映されていないデータがあり、実際の手術件数とは異なります。)
消化器外科 (大腸)
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 94 3.26 11.69 1.06% 68.04
K6113 抗悪性腫瘍剤動脈、静脈又は腹腔内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他に設置した場合) 67 1.04 1.74 0.00% 63.82
K740-22 腹腔鏡下直腸切除・切断術(低位前方切除術) 40 3.68 15.43 0.00% 64.55
K7322ロ 人工肛門閉鎖術(腸管切除を伴うもの)(その他のもの) 31 2.42 11.23 0.00% 59.00
K726-2 腹腔鏡下人工肛門造設術 22 4.22 14.00 0.00% 66.61
解説:
2025年6月から2026年5月までの消化器外科(大腸)での手術は、腹腔鏡下結腸切除術を受けられた患者さんが最も多く、次いで抗悪性腫瘍剤動脈、静脈又は腹腔内持続注入用植込型カテーテル設置、腹腔鏡下直腸切除・切断術(低位前方切除術)が続きます。

当科は遠隔転移を伴う進行大腸癌の治療、肛門温存手術、骨盤内蔵全摘などの拡大手術を得意としています。
また、手術支援ロボット「ダビンチ」を使用した腹腔鏡下手術も行っております。

腹腔鏡手術対象の結腸がんの患者さんは比較的早期がんであり、術後10~11日程度で退院できています。


(※全国共通の集計方法で集計しているため反映されていないデータがあり、実際の手術件数とは異なります。)
乳腺外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K4763 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術(腋窩部郭清を伴わないもの)) 191 2.08 7.28 0.00% 60.13
K4762 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの)) 97 2.05 2.25 0.00% 58.90
K4765 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術(腋窩鎖骨下部郭清を伴うもの)・胸筋切除を併施しないもの) 76 1.54 9.30 0.00% 60.99
K4764 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))) - - - - -
K6274 リンパ節群郭清術(腋窩) - - - - -
解説:
患者数が10未満の数値は「-」としています。

2025年6月から2026年5月までの乳腺外科手術では、乳房切除術(腋窩部郭清を伴わないもの)が最も多く、次いで乳房部分切除術(腋窩郭清を伴わないもの)、乳房切除術(腋窩部郭清を伴い胸筋切除を併施しないもの)が多く実施されました。

当院では、乳がんで手術を受けられるすべての患者さんに対し、術前からリハビリテーションを実施し、術後の機能維持やQOLの向上に努めています。

また、術式によって異なりますが、術後9日程度で退院されており、患者さんの状態に応じた適切な周術期管理を行っています。


(※全国共通の集計方法で集計しているため反映されていないデータがあり、実際の手術件数とは異なります。)
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる 10 0.08%
180010 敗血症 同一 29 0.22%
異なる 24 0.18%
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 - -
異なる - -
定義:
最も医療資源を投入した傷病名が「播種性血管内凝固」、「敗血症」、「その他の真菌症」、「手術・術後の合併症」について患者数をカウントし、
全患者に対する発症率を算出しています。

解説:
患者数が10未満の数値は「-」としています。

敗血症(DPC;180010)は、悪性腫瘍等の治療経過中に免疫不全状態から合併することが多い病態で、当院では、化学療法等の治療をしていく中で発症する例が多くなっています。
リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率ファイルをダウンロード
肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが
「中」以上の手術を施行した
退院患者数(分母)
分母のうち、肺血栓塞栓症の
予防対策が実施された患者数(分子)
リスクレベルが「中」以上の手術を
施行した患者の肺血栓塞栓症の
予防対策の実施率
1,808 1,529 84.57%
血液培養2セット実施率ファイルをダウンロード
血液培養オーダー日数(分母) 血液培養オーダーが1日に
2件以上ある日数(分子)
血液培養2セット実施率
2,295 2,178 94.9%
広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率ファイルをダウンロード
広域スペクトルの抗菌薬が
処方された退院患者数(分母)
分母のうち、入院日以降抗菌薬処方日
までの間に細菌培養同定検査が
実施された患者数(分子)
広域スペクトル抗菌薬使用時の
細菌培養実施率
1,098 965 87.89%
転倒・転落発生率ファイルをダウンロード
退院患者の在院日数の総和
もしくは入院患者延べ数(分母)
退院患者に発生した転倒・転落件数
(分子)
転倒・転落発生率
112,183 124 1.11‰
転倒転落によるインシデント影響度分類レベル3b以上の発生率ファイルをダウンロード
退院患者の在院日数の総和
もしくは入院患者延べ数(分母)
退院患者に発生したインシデント
影響度分類レベル3b以上の
転倒・転落の発生件数(分子)
転倒転落によるインシデント影響度
分類レベル3b以上の発生率
- - -
手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率ファイルをダウンロード
全身麻酔手術で、
予防的抗菌薬投与が実施された
手術件数(分母)
分母のうち、手術開始前
1時間以内に予防的抗菌薬が
投与開始された手術件数(分子)
手術開始前1時間以内の
予防的抗菌薬投与率
3,168 3,168 100%
d2(真皮までの損傷)以上の褥瘡発生率ファイルをダウンロード
退院患者の在院日数の総和もしくは
除外条件に該当する患者を除いた
入院患者延べ数(分母)
褥瘡(d2(真皮までの損傷)以上
の褥瘡)の発生患者数(分子)
d2(真皮までの損傷)以上の
褥瘡発生率
111,703 52 0.05%
65歳以上の患者の入院早期の栄養アセスメント実施割合ファイルをダウンロード
65歳以上の退院患者数
(分母)
分母のうち、入院後48時間以内に
栄養アセスメントが実施された
患者数(分子)
65歳以上の患者の入院早期の
栄養アセスメント実施割合
7,569 7,405 97.83%
身体的拘束の実施率ファイルをダウンロード
退院患者の在院日数の総和
(分母)
分母のうち、身体的拘束日数の総和
(分子)
身体的拘束の実施率
112,183 336 0.30%
更新履歴
2026/09/18
病院指標を公開しました。