令和元年度 神奈川県立がんセンター 病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 - 32 142 343 846 1,662 2,974 3,847 1,193 45
定義 10歳刻みの年齢階級別患者数で、90歳以上は1つの階級として設定しています。
年齢は、入院した時点での年齢で集計しています。

解説 当院は、都道府県がん診療連携拠点病院として、幅広い年齢層の患者さんに集学的治療を行っています。
2019年4月から2020年3月までに退院した患者さんのうち、70歳代の患者さんが最も多く、次いで60歳代、50歳代が続きます。
昨年度に比べて、全体的に患者さんが増えていますが、特に30代と50代の患者さんが、増加傾向にあります。
また、小児における悪性腫瘍の診療は、同機構の神奈川県立こども医療センターで行っているため、患者数は0となっています。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
腫瘍内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
130030xx99x40x 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術処置等2 4(リツキサン注)あり 定義副傷病 なし 145 14.80 15.79 0.00% 63.63
130030xx97x40x 非ホジキンリンパ腫 手術(輸血等)あり 手術処置等2 4(リツキサン注)あり 定義副傷病 なし 100 18.93 31.30 0.00% 63.94
130030xx99x30x 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術処置等2 3(化学療法あり 放射線療法なし) 定義副傷病 なし 60 13.65 16.50 1.67% 66.28
130030xx97x3xx 非ホジキンリンパ腫 手術(輸血等)あり 手術処置等2 3((化学療法あり 放射線療法なし) 定義副傷病 なし 30 20.73 32.20 6.67% 65.70
130030xx99x00x 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術処置等2 なし 定義副傷病 なし 30 7.20 9.76 3.33% 72.87
2019年度腫瘍内科では、悪性リンパ腫で化学療法を受けられた患者さんが最も多く、リツキシマブ注を含んだ療法(1位と2位)が大半を占めています。
1位と2位の合計患者数は、前年度に比べて33人増えています。

当科では、主に悪性リンパ腫や形質細胞腫瘍の薬物治療(抗がん剤治療~自家移植まで)を行っています。
病理診断科との合同カンファレンスによる質の高い病理診断に基づき、最適な治療方針を決定します。
標準治療法に加え、医師主導臨床試験や企業治験による新規治療法や薬剤の開発にも取り組んでいます。
最新の科学的根拠に基づいた標準的治療の提供をめざしますが、ご病気の状況によっては標準的治療法が確立されていない場合もあります。そのような場合は、他の診療科の医師や専門薬剤師、専門看護師等が集まって治療方針を話し合う""キャンサーボード""を開催し、治療方針を検討しています。
骨軟部腫瘍外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070041xx01x00x 軟部の悪性腫瘍(脊髄を除く。) 四肢・躯幹軟部悪性腫瘍手術 手術処置等2 なし 定義副傷病 なし 53 12.91 16.80 1.89% 59.60
070041xx99x3xx 軟部の悪性腫瘍(脊髄を除く。) 手術なし 手術処置等2 3(化学療法あり 放射線療法なし) 45 10.56 9.86 0.00% 61.31
070010xx010x0x 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。) 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術等 手術処置等1 なし 定義副傷病 なし 32 10.91 5.41 0.00% 50.19
070041xx99x0xx 軟部の悪性腫瘍(脊髄を除く。) 手術なし 手術処置等2 なし 30 4.67 7.82 0.00% 59.47
070040xx99x0xx 骨の悪性腫瘍(脊椎を除く。) 手術なし 手術処置等2 なし 18 6.11 12.10 0.00% 60.94
2019年度骨軟部腫瘍外科では、四肢・躯幹軟部悪性腫瘍手術を受けられた患者さんが最も多く、全国平均在院日数と比べ約4日短い期間で退院されています。
次いで悪性軟部腫瘍で化学療法を受けられた患者さんが2番目に多く、良性の軟部腫瘍で手術を受けられた患者さんが続きます。
重粒子線治療を受けられた患者さんも大勢いらっしゃいますが、外来で実施しているため、この表には含まれていません。

当科では、主に整形外科領域(運動器領域)、つまり頚部より下に発生する骨軟部腫瘍を担当し、手術適応を十分検討した上で、早期離床・QOL改善をめざし積極的に手術を行っています。
また手術に併用する化学療法・重粒子線治療の効果も、関連する科と連携をとり研究・開発しております。
形成外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
090010xx04xxxx 乳房の悪性腫瘍 組織拡張器による再建手術(一連につき) 乳房(再建手術)の場合等 24 3.96 8.03 0.00 49.67
090010xx03xxxx 乳房の悪性腫瘍 動脈(皮)弁及び筋(皮)弁を用いた乳房再建術(乳房切除後) 二次的に行うもの - - 16.47 - -
090010xx97x0xx 乳房の悪性腫瘍 その他の手術あり 手術処置等2 なし - - 6.48 - -
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) 皮膚悪性腫瘍切除術等 手術処置等2 なし - - 7.90 - -
090020xx97xxxx 乳房の良性腫瘍 手術あり - - 3.94 - -
患者数が10未満の数値は「-」としています。

2019年度形成外科では、乳がんの術後再建手術を受けられる患者さんが最も多く、全国平均と比べ短期間で退院されています。

当科の特性上、直接患者さんを紹介頂くことはほとんどありませんが再建手術等を通じて、他科の手術を支えているだけではなく、患者さんのQOLの向上に努めております。
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010010xx01x00x 脳腫瘍 頭蓋内腫瘍摘出術等 手術処置等2 なし 定義副傷病 なし 20 21.65 21.14 0.20 64.20
010010xx99000x 脳腫瘍 手術なし 手術処置等1 なし 手術処置等2 なし 定義副傷病 なし 17 13.94 11.27 0.35 63.65
130030xx99x30x 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術処置等2 3(化学療法あり放射線療法なし) 定義副傷病 なし - - 16.50 - -
010010xx99030x 脳腫瘍 手術なし 手術処置等1 なし 手術処置等2 3(化学療法あり放射線療法なし)あり 定義副傷病 なし - - 17.49 - -
010010xx97x00x 脳腫瘍 その他の手術あり 手術処置等2 なし 定義副傷病 なし - - 17.21 - -
患者数が10未満の数値は「-」としています。

2019年度脳神経外科では、頭蓋内腫瘍摘出術を受けられた患者さんが最も多く、疼痛コントロールや状態緩和、リハビリテーション等を受けられた患者さんが続きます。

当科では、脳原発性腫瘍(悪性星細胞腫、膠芽腫、脳原発悪性リンパ腫等)ならびに転移性脳腫瘍の患者さんを対象に診療しています。治療は、手術、放射線、化学療法を中心におこなっております。脊索腫については、重粒子治療も選択肢の一つになっております。
脳血管障害は原則対応はしておりませんが、悪性腫瘍に伴うトルソー症候群は非常に多く対応しております。現在、悪性グリオーマ、悪性リンパ腫、転移性脳腫瘍、悪性髄膜腫を対象とした第一相臨床試験を行っております。
呼吸器外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx97x0xx 肺の悪性腫瘍 手術あり 手術処置等2 なし 430 9.31 11.51 0.00 68.87
040010xx01x0xx 縦隔悪性腫瘍、縦隔・胸膜の悪性腫瘍 縦隔悪性腫瘍手術等 手術処置等2 なし 15 7.20 9.75 0.00 53.73
040020xx97xxxx 縦隔の良性腫瘍 手術あり - - 8.34 - -
040040xx9900xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術処置等1 なし 手術処置等2 なし - - 14.62 - -
040040xx9910xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術処置等1(経皮的針生検法等)あり 手術処置等2 なし - - 3.34 - -
患者数が10未満の数値は「-」としています。

2019年度呼吸器外科では主に肺がんの悪性腫瘍手術を行っており、術後の患者さんの負担を軽減するよう心がけていますので、全国平均より短い期間で退院することができています。

当科は、呼吸器内科・放射線治療科・病理診断科との合同カンファレンス(キャンサーボード)で十分に検討した上で治療方針を決め、持てるすべての技術と知識をもって、個々の患者さんにとって最適で質の高い手術を行うことを目標とし、患者さんとご家族を心より支えます。
頭頸部外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
03001xxx99x3xx 頭頸部悪性腫瘍 手術なし 手術処置等2 3(化学療法あり 放射線療法あり) 46 38.93 33.17 0.00% 58.87
03001xxx97x00x 頭頸部悪性腫瘍 その他の手術あり 手術処置等2 なし 定義副傷病 なし 45 9.73 10.05 0.00% 66.18
03001xxx01000x 頭頸部悪性腫瘍 頸部悪性腫瘍手術等 手術処置等1 なし 手術処置等2 なし 定義副傷病 なし 40 11.45 13.11 0.00% 64.25
03001xxx99x4xx 頭頸部悪性腫瘍 手術なし 手術処置等2 4(化学療法あり 放射線療法なし) 27 8.04 12.38 0.00% 61.70
03001xxx99x00x 頭頸部悪性腫瘍 手術なし 手術処置等2 なし 定義副傷病 なし 23 10.48 13.36 0.00% 69.52
2019年度頭頸部外科では、オプジーボ注による化学療法を受けられた患者さんが最も多いのですが、DPC対象外のため表には反映されていません。
DPC対象では、ブリプラチン注等による化学療法と放射線療法を併用した患者さんが最も多く、気管切開術や内視鏡下での手術(喉頭腫瘍摘出術(直達鏡))を受けられた患者さんが続きます。

頭頸部領域のがんでは手術、放射線治療(重粒子線治療含む)、化学療法(抗がん剤、分子標的薬、免疫チェックポイント阻害剤など)が行われます。正確な診断で早期に発見すれば、機能障害を極力少なくすることができます。進行癌においても正しく診断し、手術やその他各種治療法のメリットとデメリットを考え最適な治療法を選択し、生活や仕事への復帰を目標とすることが大変重要な領域です。
治療によって普段何気なく行ってきた気道・食道機能を喪失したり、外見容貌の変化をきたしたりすることも少なくありません。そのため早い段階から治療後の生活を考えて診療にあたる必要があります。治療法の選択のみならず、各種サポート体制などオーダーメイド的な部分も非常に重要になってきます。患者さんの声を聞き、病院内の様々な部門と力を合わせ、より良い医療を提供できるよう努めています。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110080xx991x0x 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術処置等1(前立腺針生検法) あり 定義副傷病 なし 284 3.06 2.49 0.00% 69.48
110080xx01xxxx 前立腺の悪性腫瘍 前立腺悪性腫瘍手術等 160 9.84 12.18 0.00% 67.76
110070xx02020x 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術処置等1 なし 手術処置等2 2(化学療法)あり 定義副傷病 なし 84 6.05 7.25 0.00% 73.86
110070xx99x20x 膀胱腫瘍 手術なし 手術処置等2 2(化学療法)あり 定義副傷病 なし 62 6.98 10.65 0.00% 70.26
11001xxx01x0xx 腎腫瘍 腎(尿管)悪性腫瘍手術等 手術処置等2 なし 53 8.96 11.14 0.00% 66.11
2019年度泌尿器科では、PSA検診で精密検査を勧められ前立腺針生検を受けられた患者さんが最も多く、次いで前立腺がんに対して手術支援ロボット「ダビンチ」を使用した腹腔鏡手術を受けられた患者さん、膀胱癌で経尿道的手術(TUR-Bt)と化学療法を受けられた患者さんが続きます。
重粒子線治療を受けられた患者さんも大勢いらっしゃいますが、主に外来で実施しているため、この表には含まれていません。

当科では、がんのスクリーニングから進行がんの集学的治療まで尿路生殖器系の悪性腫瘍に広く対応します。
治療では内科的治療(抗癌剤等の薬物療法)および外科的治療(手術)を当科が担当し、放射線治療は放射線腫瘍科と連携して施行します。
前立腺癌に対しては他部門が連携した前立腺センターにおいてダビンチ手術から重粒子まで幅広い治療を提供しています。
婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
12002xxx01x0xx 子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮悪性腫瘍手術等 手術処置等2 なし 123 11.56 12.29 0.00% 57.27
12002xxx99x40x 子宮頸・体部の悪性腫瘍 手術なし 手術処置等2 4(化学療法あり 放射線療法なし) 定義副傷病 なし 110 5.46 4.58 0.00% 58.68
12002xxx02x0xx 子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮頸部(腟部)切除術等 手術処置等2 なし 72 3.03 3.13 0.00% 43.31
120010xx01x0xx 卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍 子宮附属器悪性腫瘍手術(両側)等 手術処置等2 なし 51 11.73 12.83 0.00% 52.92
12002xxx99x30x 子宮頸・体部の悪性腫瘍 手術なし 手術処置等2 3(化学療法あり 放射線療法あり) 定義副傷病 なし 51 22.76 17.31 0.00% 50.75
2019年度婦人科では、子宮がんで悪性腫瘍手術を受けられた患者さんが最も多く、次いで抗癌剤治療を受けられた患者さん、子宮頸部円錐切除術を受けられた患者さんが続きます。

子宮頸癌の場合、ⅠB期には広汎子宮全摘術、Ⅱ期以上には、同時化学放射線療法を行っています。進行子宮頸部腺癌(ⅡB期~ⅣA期)に対し重粒子線治療を開始しました。
子宮体癌の場合、早期子宮体癌に対し腹腔鏡下手術の範囲を骨盤リンパ節郭清まで拡大しました。今年度からはロボット支援手術も開始しています。
また遺伝診療科やがんゲノム診療科と協力し、コンパニオン診断の実施や遺伝子パネル検査も行っております。
呼吸器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx99040x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術処置等1 なし 手術処置等2 4(化学療法)あり 定義副傷病 なし 263 5.24 9.59 0.00% 66.70
040040xx9900xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術処置等1 なし 手術処置等2 なし 71 10.58 14.62 5.63% 70.96
040040xx9908xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術処置等1 なし 手術処置等2 8(アバスチン注、サイラムザ注)あり 65 3.57 10.59 0.00% 65.46
040040xx9905xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術処置等1 なし 手術処置等2 5(カルボプラチン注+パクリタキセル注等)あり 63 7.81 20.04 0.00% 70.90
040040xx9903xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術処置等1 なし 手術処置等2 3(化学療法あり、放射線療法あり) 62 16.02 28.97 0.00% 63.82
2019年度呼吸器内科では、肺がんでカルセド注単剤療法、ベブシド+パラプラチン注療法等の化学療法を受けられた患者さんが最も多く、次いで疼痛コントロール等で化学療法等を実施しなかった患者さん、アバスチン注やサイラムザ注を含んだ化学療法を受けられた患者さんが続き、いずれも全国平均よりも短い入院期間となっています。
キイトルーダ注、イミフィンジ注、テセントリク注を含んだ化学療法を受けられた患者さんも大勢いらっしゃいますが、DPC対象外のため表には反映されていません。

当科では、肺がん、胸腺腫などの縦隔腫瘍、胸膜中皮腫など胸郭内に発生した悪性腫瘍の患者さんを対象に、その診断と化学療法、分子標的治療、放射線治療を含めた治療を行っています。
がん遺伝子やバイオマーカー検査を十分に行ったうえで、患者さんに最適な治療を選択します。様々な治験・臨床研究を行っており、治療選択肢が多く、最新の治療を受けられるのが特徴です。
また治療においては、呼吸器外科・放射線科・重粒子線治療科と連携をとりチーム医療を実践しています。
血液内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
130010xx97x2xx 急性白血病 手術あり 手術処置等2 2(化学療法)あり 68 30.43 39.36 0.00 40.15
130010xx99x2xx 急性白血病 手術なし 手術処置等2 2(化学療法)あり 24 7.79 13.47 0.00 30.38
130010xx97x6xx 急性白血病 手術あり 手術処置等2 6(スプリセル錠)あり - - 36.34 - -
130010xx99x0xx 急性白血病 手術なし 手術処置等2 なし - - 8.57 - -
130010xx99x6xx 急性白血病 手術なし 手術処置等2 6(スプリセル錠)あり - - 23.66 - -
患者数が10未満の数値は「-」としています。

2019年度血液内科では、輸血+化学療法を受けられた患者さんが最も多く、化学療法のみを受けられた患者さんが続きます。
また造血幹細胞移植を70例近く実施していますが、DPC対象外のため表には反映されていません。

当科では急性白血病や骨髄異形成症候群といった造血器悪性疾患を対象としています。
急性白血病の治療(化学療法)は日本成人白血病治療共同研究グループ(JALSG)で研究されている治療方法を基本にしています。
しかしながら、化学療法のみでは根治が望めない患者さんもいますので、造血幹細胞移植を積極的に行い、白血病の治癒を目指した総合的治療を行っています。
消化器内科(消化管)
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060010xx99x40x 食道の悪性腫瘍(頸部を含む。) 手術なし 手術・処置等24(化学療法あり 放射線療法なし) 副傷病なし 150 8.05 9.34 0.00% 71.55
060020xx04x0xx 胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 手術・処置等2なし 140 7.56 8.27 0.00% 72.86
060100xx01xx0x 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 定義副傷病なし 91 4.56 2.63 0.00% 68.86
060010xx02x00x 食道の悪性腫瘍(頸部を含む。) 内視鏡的食道粘膜切除術等 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 56 7.25 8.78 0.00% 70.63
060020xx99x6xx 胃の悪性腫瘍 手術なし 手術処置等2 6あり 41 4.95 5.86 0.00% 66.98
2019年度消化器内科(消化管)では、食道がんで化学療法を受けた患者さんが最も多く、病態に応じて放射線治療も併用しております。次いで胃がんで内視鏡的粘膜下層剥離術を受けられた患者さんが多く、がん治療ガイドライン病変だけでなく適応拡大病変にも対応しています。

当科では、主に胃がん、食道がん、大腸がんの検査・治療を行っています。当科が窓口となり検査を行い、外科や放射線科とも協議の上、内視鏡治療、手術、化学療法や放射線治療といった方針を決定しています。内視鏡治療の適応となる患者さんに対しては内視鏡治療(ESDやEMR)を安全かつ迅速に行い良好な成績を得ています。外科的手術の適応となる患者さんには内視鏡を含む術前検査を精密かつ正確に行います。癌が進行し切除不能となった患者さんについては最新のエビデンスに基づいた患者さんのニーズにあった最適な治療を行います。
消化器内科(肝胆膵)
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 320 5.82 9.79 0.63% 71.45
060050xx99x00x 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 212 3.42 9.27 0.47% 68.35
06007xxx9910xx 膵臓、脾臓の腫瘍 手術なし 手術・処置等1(生検法等)あり 手術・処置等2なし 174 3.29 4.80 0.57% 69.48
06007xxx99040x 膵臓、脾臓の腫瘍 手術なし 手術処置等1 なし 手術処置等2 4(化学療法あり 放射線療法なし) 定義副傷病 なし 156 6.11 9.46 0.64% 68.47
06007xxx99050x 膵臓、脾臓の腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2 5(パクリタキセル注)あり 定義副傷病なし 154 4.05 9.47 0.00% 68.13
2019年度消化器内科(肝胆膵)では、胆管狭窄や胆管炎を発症し内視鏡手術を受けられた患者さんが最も多く、次いで早期診断された肝がん病変の評価や転移性肝がん例の診断目的のための肝生検を受けられた患者さん、膵臓がんの診断目的のための膵生検を受けられた患者さんが続きます。

当科では、肝臓、胆道、膵臓領域の腫瘍の患者さんを対象に、非開腹治療を行っています。
個々の患者さんに最良で最新の治療をご提供するとともに、従来からの治療法はもちろん、新薬開発・新薬治療(治験、臨床試験を含む)にも重点をおいて、新しい治療の可能性をお示しします。 消化器外科、放射線治療科とも密な連携をとっており、外科的手術や放射線治療も積極的に行っております。
消化器外科(胃食道)
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060010xx99x40x 食道の悪性腫瘍(頸部を含む。) 手術なし 手術・処置等2 4(化学療法あり、放射線療法なし)  定義副傷病なし 115 8.92 9.34 0.87% 65.98
060020xx02x00x 胃の悪性腫瘍 胃切除術 悪性腫瘍手術等 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 85 13.14 16.12 0.00% 67.02
060010xx01x1xx 食道の悪性腫瘍(頸部を含む。) 食道悪性腫瘍手術(消化管再建手術を併施するもの) 頸部、胸部、腹部の操作によるもの等 手術・処置等2 1(中心静脈注射等)あり 51 33.06 36.09 1.96% 67.69
060020xx01x0xx 胃の悪性腫瘍 胃全摘術 悪性腫瘍手術等 手術・処置等2なし 44 14.14 19.31 0.00% 65.66
060020xx99x00x 胃の悪性腫瘍 手術なし 手術処置等2 なし 定義副傷病なし 43 7.21 10.79 4.65% 68.51
2019年度消化器外科(胃食道)では、食道がんの手術の前などに化学療法を受けられた患者さんが最も多く、
次いで胃がんで胃切除術を受けられた患者さん、食道がんで手術を受けられた患者さんが続きます。
この表に表記されていないものも合わせると、約140件の胃がん手術を行っています。

当科は、胃・食道がんに対する診療を行っております。
胃/食道の境界領域の治療を含め問題なく行える事や、内視鏡治療/化学療法/手術療法/放射線療法/免疫療法など様々な治療を組み合わせた集学的治療、胸腔鏡、腹腔鏡治療などの低侵襲治療、多数の臨床試験、治験、研究治療開発を積極的に行っていることが特徴です。
消化器外科(大腸)
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060035xx01000x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 90 13.79 15.02 1.11% 70.70
060040xx0210xx 直腸肛門(直腸S状部から肛門)の悪性腫瘍 肛門悪性腫瘍手術 切除等 手術・処置等1(人工肛門造設術等)あり 手術・処置等2なし 47 20.70 24.81 0.00% 64.55
060040xx03xx0x 直腸肛門(直腸S状部から肛門)の悪性腫瘍 直腸腫瘍摘出術(ポリープ摘出を含む。)等 定義副傷病なし 44 12.36 12.59 0.00% 64.98
060040xx02000x 直腸肛門(直腸S状部から肛門)の悪性腫瘍 肛門悪性腫瘍手術 切除等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 30 15.20 15.48 0.00% 66.77
060040xx01x0xx 直腸肛門(直腸S状部から肛門)の悪性腫瘍 骨盤内臓全摘術等 手術・処置等2なし 28 20.43 27.14 0.00% 65.11
2019年度消化器外科(大腸)では、結腸切除術を受けられた患者さんが最も多く、次いで直腸切除術と人工肛門造設術を受けられた患者さん、直腸がんの人工肛門閉鎖術を受けられた患者さんが続きます。
患者さんの病態に応じて術式を選定しており、全国平均と短めの入院期間で退院されています。
このデータはDPCコーデイングによる集計であり年間手術症例数は反映されていません。

当科は、遠隔転移を伴う進行大腸癌の治療、肛門温存手術、骨盤内蔵全摘などの拡大手術、直腸癌に対するロボット手術、遺伝性が疑われる若年性大腸癌などの治療も得意としています。
また、多くの治験、臨床試験に参加しており保険診療以上のより先進的な治療も提供しています。
消化器外科(肝胆膵)
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
06007xxx011x0x 膵臓、脾臓の腫瘍 膵頭部腫瘍切除術 血行再建を伴う腫瘍切除術の場合等 手術処置等1(腸瘻造設術等) あり 定義副傷病 なし 63 23.08 36.51 1.59% 69.95
06007xxx010x0x 膵臓、脾臓の腫瘍 膵頭部腫瘍切除術 血行再建を伴う腫瘍切除術の場合等 手術処置等1 なし 定義副傷病 なし 29 15.48 25.77 0.00% 63.97
060050xx02x00x 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) 肝切除術 部分切除等 手術処置等2 なし 定義副傷病 なし 26 10.23 13.74 0.00% 61.08
060060xx0210xx 胆嚢、肝外胆管の悪性腫瘍 膵頭部腫瘍切除術等 手術処置等1(腸瘻造設術等) あり 手術処置等2 なし 19 25.26 39.80 0.00% 69.74
060340xx99x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 手術なし 手術処置等2 なし定義副傷病 なし 14 4.86 9.68 0.00% 76.57
2019年度消化器外科(肝胆膵)では、膵頭部がんで手術を受けられた患者さんが最も多く、腸瘻造設を行った場合でも、平均在院日数(当院)は、全国平均よりも13日短い入院期間となっています。

また全国共通の集計方法で集計しているため上記の表に反映されていないデータがありますが、2019年度の実績は次のとおりです。
膵頭部腫瘍切除術87件(リンパ節・神経叢郭清等を伴う場合;70件、血行再建を伴う場合;14件、膵頭十二指腸切除;3件)、
膵体尾部切除術 35件(リンパ節・神経叢郭清等を伴う場合;26件、脾温存;3件、脾同時切除;4件、血行再建を伴う場合;2件)

3番目に多い肝切除術は、肝臓の機能を考慮して、過不足ない切除を目指しています。

当科では、肝胆膵内科および放射線腫瘍科とともに各患者さんの治療について検討を行っています。また定期的に肝胆膵外科・内科・病理合同術後症例検討をおこない、診療の質の向上につなげています。
乳腺内分泌外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
090010xx01x0xx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房切除術(腋窩部郭清を伴わない)等 手術処置等2 なし 289 10.07 10.34 0.00% 60.89
090010xx02x0xx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) 手術処置等2 なし 129 5.17 6.10 0.00% 58.87
100020xx010xxx 甲状腺の悪性腫瘍 甲状腺悪性腫瘍手術 切除等 手術処置等1 なし 108 6.51 8.44 0.00% 59.07
100020xx99x2xx 甲状腺の悪性腫瘍 手術なし 手術処置等2 2(I131内用療法)あり 35 4.43 6.31 0.00% 65.23
090010xx99x8xx 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術処置等2 8(パージェタ注)あり 31 3.26 4.87 0.00% 60.13
2019年度乳腺内分泌外科は、乳がんの乳房切除術(腋窩部郭清を伴わないもの)、乳房切除術(腋窩部郭清を伴い胸筋切除を併施しないもの)等を受けられた患者さんが最も多く、次いで乳がんの部分切除術(腋窩郭清を伴わないもの)、甲状腺がんの悪性腫瘍手術、甲状腺がんI131内用療法を受けられた患者さんが続きます。

当科では、主に乳がん及び甲状腺がんの診断から手術、薬物治療、放射線療法など一貫した診療を行い、ナースや他科と連携したチーム医療を目指しています。
乳腺部門は、治験・臨床試験にも力を入れており、2019年にアメリカのFDAとヨーロッパのEMAの2大公的機関から査察を受けました。
甲状腺部門は、進行症例に対する拡大手術に加えて、病勢進行分化がんや未分化がんに対する分子標的薬の治療を数多く経験し、その成績を国内外に発信しています。
緩和ケア内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
06007xxx99000x 膵臓、脾臓の腫瘍 手術なし 手術処置等1 なし 手術処置等2 なし 定義副傷病 なし 19 26.21 11.51 0.05 70.00
040040xx9900xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術処置等1 なし 手術処置等2 なし 17 23.35 14.62 0.00 69.76
060020xx99x00x 胃の悪性腫瘍 手術なし 手術処置等2 なし 副傷病 なし 13 23.46 10.79 0.00 68.31
070040xx99x2xx 骨の悪性腫瘍(脊椎を除く。) 手術なし 手術処置等2 2あり 13 49.62 22.54 0.00 64.31
110050xx99x00x 後腹膜疾患 手術なし 手術処置等2 なし 副傷病 なし 11 45.00 11.52 0.00 63.55
緩和ケア内科では、がんに伴う苦痛の軽減を目標に、『個々の患者さんがその人らしく生きること』を支える医療を提供しています。
緩和ケア病棟は、自宅療養では対処しきれないような重度な症状をお持ちの患者さんのための療養の場所となっています。
常に生活の質の維持という視点で医療・ケアのゴールを設定し、チーム医療により薬物介入やケアの方法を患者毎に考えるようにしています。
適応を満たせば、他院ではあまり施行数が少ないペインクリニックの手法でがん性痛に対処することも可能です。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 224 46 27 112 56 94 1 7,8
大腸癌 65 66 104 110 103 128 1 6,7,8
乳癌 178 159 33 5 13 63 1 7,8
肺癌 249 95 232 223 46 393 1 7,8
肝癌 14 65 59 52 28 191 1 6,7,8
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
定義 5大がん(胃がん、大腸がん、乳がん、肺がん、肝がん)について2019年度に入院治療を行った初発患者さんのUICC病期分類による延べ患者数および
再発患者さんの延べ患者数を示しています。
例えば、1人の患者さんが3回入院していれば、患者数は「3」となります。
病期分類とは、がんがどれくらい進行しているかを意味し、Stage IからStage IVまであり、Stage IVが最も進行していることになります。
「初発」とは、自施設でがんの診断、診断と初回治療、あるいは初回治療を実施した場合で、「再発」とは、自施設・他施設を問わずに初回治療が
完了した 後、自施設にて患者さんを診療した場合や、治療がん寛解後に再発・再燃または新たな遠隔転移をきたした場合をいいます。
※病期分類基準の1は、「UICC TNM分類」に基づいたものです。

解説 当院は、都道府県がん診療連携拠点病院として、悪性腫瘍の診断及び進行癌の集学的治療を行っておりますので、ステージも多岐に渡ります。
患者さんの個々の状況に最適・最善な医療とケアを提供できるよう努めています。
再発患者さんが多くなっていますが、化学療法等の入院を繰り返しているためです。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 - - -
中等症 30 12.33 75.07
重症 - - -
超重症 - - -
不明 - - -
定義 日常生活を送っている中で発症した市中肺炎のうち、入院契機病名および最も医療資源を投入した傷病名が肺炎、急性気管支炎であり、
さらにその中でもICD-10コードがJ13~J18で始まるものに限定しています。
重症度は市中肺炎ガイドラインによる重症度分類システム(A-DROPシステム)により分類しています。
≪A-DROPシステム≫
下記のうち1項目該当すれば重症度1、2項目該当すれば重症度2という方法で分類し、評価数値が高ければ重症となります。
1.男性70歳以上、女性75歳以上
2.BUN 21mg/dL以上又は脱水あり
3.酸素飽和度 90%以下
4.意識障害
5.収縮期血圧 90mmHg以下

解説 当院は、がん専門病院ですので、成人市中肺炎の患者さんは、多くはありません。
患者数が多いのは、中等症になります。
中等症以外は患者数が10未満のため、数値は「-」としています。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 16 23.13 69.31 12.50%
その他 - - - -
定義 DPCの医療資源を最も投入した傷病のICD10が、I63脳梗塞である症例を集計しています。

解説 患者数が10未満の数値は「-」としています。
    当院は、がん専門病院ですので、がんの治療中に脳梗塞を発症した患者さんが掲載対象となります。
状況によっては、一旦がんの治療を中止し、他の連携施設での治療を行っています。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
腫瘍内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6113 抗悪性腫瘍剤動脈、静脈又は腹腔内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他に設置した場合) 26 1.65 9.15 0.00% 63.12
K9212ロ 造血幹細胞採取(一連につき)(末梢血幹細胞採取)(自家移植の場合) 19 15.74 1.68 0.00% 54.84
K635 胸水・腹水濾過濃縮再静注法 - - - - -
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術
K6261 リンパ節摘出術(長径3センチメートル未満)
患者数が10未満の数値は「-」としています。

腫瘍内科は薬物療法主体のため本格的な手術は行いませんが、化学療法に有用な埋込型カテーテル挿入術を26件、造血幹細胞採取(一連につき)(末梢血幹細胞採取)(自家移植の場合)を19件施行しています。
骨軟部腫瘍外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0311 四肢・躯幹軟部悪性腫瘍手術(肩、上腕、前腕、大腿、下腿、躯幹) 53 1.62 10.17 0.0189 59.85
K0301 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術(肩、上腕、前腕、大腿、下腿、躯幹) 30 1 7.37 0 52.3
K6113 抗悪性腫瘍剤動脈、静脈又は腹腔内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他に設置した場合)
K0302 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術(手、足)
K4842 胸壁悪性腫瘍摘出術(その他のもの)
患者数が10未満の数値は「-」としています。

2019年度骨軟部腫瘍外科での手術は、悪性軟部腫瘍手術が最も多く、次に軟部腫瘍摘出術が続きます。
(※全国共通の集計方法で集計しているため反映されていないデータがあります。)
形成外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K476-4 ゲル充填人工乳房を用いた乳房再建術(乳房切除後) 23 1 1.96 0 49.52
K0102 瘢痕拘縮形成手術(その他) - - - - -
K476-32 動脈(皮)弁及び筋(皮)弁を用いた乳房再建術(乳房切除後)(二次的に行うもの) - - - - -
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除) - - - - -
K0221 組織拡張器による再建手術(一連につき)(乳房(再建手術)の場合) - - - - -
患者数が10未満の数値は「-」としています。

形成外科で行う手術は、がんの病巣を切除した後の修復や再建であり、手術によって失われた形態や機能を再獲得する手術です。
その中でも乳がん手術後の人工乳房による乳房再建手術を最も多く実施しており、術後2日程度で退院しています。
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術(その他のもの) 23 5.65 16.57 0.2174 62.04
K147 穿頭術(トレパナチオン)
K162 頭皮、頭蓋骨悪性腫瘍手術
K154-3 定位脳腫瘍生検術
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術
患者数が10未満の数値は「-」としています。

2019年度脳神経外科での手術は、頭蓋内腫瘍摘出術が最も多く実施しており、早期からリハビリテーションを行っています。
現在の医学水準では手術のみでの根治は困難であり、放射線療法、化学療法ならびに免疫療法を適宜組み合わせて、治療成績の向上を目指しています。
継続したリハビリテーションが必要な患者さんは、専門施設に転院されています。
呼吸器外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K514-23 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉を超えるもの) 195 1.75 7.73 0.51% 69.13
K514-21 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(部分切除) 106 1.66 4.52 0.00% 69.72
K514-22 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(区域切除) 75 1.68 7.2 0.00% 69.67
K5132 胸腔鏡下肺切除術(その他のもの) 33 1.64 4.85 0.00% 66.3
K5146 肺悪性腫瘍手術(気管支形成を伴う肺切除) 16 2.19 9.31 6.25% 67.44
2019年度呼吸器外科での手術は、肺葉切除術が全体の5割以上を占めていますが、肺機能がより温存できる部分切除・区域切除や,血管・気管支形成も数多く行っています。小さな傷でも手術可能な胸腔鏡による低侵襲手術を中心に,進行癌でも気管支・血管形成を併施して肺全摘を回避しています。

当科では、それぞれの患者さんの状況にあった、安全で良質な手術を行っています。
技術と知識の向上、診療科内のみならず,多職種医療チームの密接な連携により、術後は概ね4~8日程度で退院されています。
頭頸部外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K386 気管切開術 14 2.21 25.64 0.00 68.21
K4691 頸部郭清術(片側) 12 1.25 6.50 0.00 67.08
K3932 喉頭腫瘍摘出術(直達鏡によるもの) 11 1.00 5.09 0.00 68.73
K4151 舌悪性腫瘍手術(切除) 11 1.64 12.36 0.00 59.18
K6113 抗悪性腫瘍剤動脈、静脈又は腹腔内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他に設置した場合) 11 3.73 12.18 0.00 68.64
2019年度頭頸部外科での手術は、腫瘍浸潤による呼吸困難で根治治療前に行う緊急気管切開術(在院期間は根治治療期間を合算)が最も多く、次いで頸部リンパ節摘出術、喉頭腫瘍で生検目的で行う喉頭腫瘍摘出術(直達鏡によるもの)が続きます。
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K843-4 腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いるもの) 159 1.13 7.73 0.00% 67.76
K8036ロ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(その他のもの) 128 1.03 4.57 0.00% 72.79
K773-5 腹腔鏡下腎悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いるもの) 30 1.17 6.27 0.00% 65.17
K773-2 腹腔鏡下腎(尿管)悪性腫瘍手術 26 1.31 6.27 0.00% 70.73
K8034 膀胱悪性腫瘍手術(全摘(回腸又は結腸導管を利用して尿路変更を行うもの)) 14 3.21 19.14 0.00% 67.64
2019年度泌尿器科での手術は、腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いるもの)が最も多く、次いで経尿道的膀胱悪性腫瘍手術(TUR-Bt)、腹腔鏡下腎悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いるもの)が続きます。

手術支援ロボット(ダビンチ)により、正確な断端の同定が可能となりさらなる成績向上が期待でき、少ない合併症、がんに対する不安の解消、術後の適切なフォローなど、より安心で負担の少ない治療を心がけています。
※全国共通の集計方法で集計しているため反映されていないデータがあり、実際の手術件数とは異なります。
婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K879 子宮悪性腫瘍手術 91 2.46 9.9 0.00% 57.45
K867 子宮頸部(腟部)切除術 73 1.08 0.95 0.00% 43.23
K889 子宮附属器悪性腫瘍手術(両側) 47 2.74 8.79 0.00% 55.3
K879-2 腹腔鏡下子宮悪性腫瘍手術 29 1 4.21 0.00% 57.45
K861 子宮内膜掻爬術 16 0.06 0.94 0.00% 55.19
2019年度婦人科での手術は、子宮頸・体がんに対する子宮悪性腫瘍手術が最も多く、次いで子宮頚部円錐切除術、子宮附属器悪性腫瘍手術が続きます。
初期子宮体がんには腹腔鏡下子宮摘出術、今年度からはロボット支援手術も積極的に行っています。また、子宮頸がんでは、子宮を摘出する手術が基本ですが、閉経前の方の0期やIa1期の初期の場合、子宮頚部の一部のみを切り取る子宮頚部円錐切除術が可能で、子宮本体が温存されますので、治療後に妊娠・出産が可能です。
消化器内科(消化管)
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍粘膜下層剥離術) 141 0.00 6.88 0.00% 73.20
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2センチメートル未満) 65 0.11 2.40 0.00% 68.22
K721-4 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 52 0.08 6.23 0.00% 71.13
K526-22 内視鏡的食道粘膜切除術(早期悪性腫瘍粘膜下層剥離術) 50 0.00 6.26 0.00% 70.60
K6113 抗悪性腫瘍剤動脈、静脈又は腹腔内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他に設置した場合) 45 3.37 10.30 0.00% 64.13
2019年度消化器内科(消化管)での手術は、胃がんに対する内視鏡的粘膜下層剥離術を受けられた患者さんが最も多く、がん治療ガイドライン病変だけでなく適応拡大病変にも対応しております。
次いで、大腸粘膜切除術、大腸粘膜下層剥離術が続きます。
消化器内科(肝胆膵)
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 362 0.65 6.20 0.55% 70.47
K6152 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(選択的動脈化学塞栓術) 94 1.00 3.89 0.00% 75.95
K682-3 内視鏡的経鼻胆管ドレナージ術(ENBD) 84 0.42 9.67 1.19% 70.98
K697-31ロ 肝悪性腫瘍ラジオ波焼灼療法(一連として)(2センチメートル以内のもの)(その他のもの) 39 0.56 4.62 0.00% 73.54
K697-32ロ 肝悪性腫瘍ラジオ波焼灼療法(一連として)(2センチメートルを超えるもの)(その他のもの) 35 0.71 4.74 0.00% 72.89
胆膵がん患者さんの多くが、内視鏡的胆道ステント留置術により黄疸を改善し、化学療法を導入しています。
また肝がんのあらゆる治療選択肢(切除、ラジオ波焼灼、血管塞栓術、全身化学療法、放射線)を個々の患者さんに応じてご提供しています。
肝がんには,肝動脈塞栓術とラジオ波焼灼療法(RFA)を併用するなどして,ガイドラインを超えた病変(根治治療の適応拡大)に対しても積極的に取り組んでいます。
消化器外科(胃食道)
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K655-22 腹腔鏡下胃切除術(悪性腫瘍手術) 52 3.50 8.31 0.00 67.00
K5291 食道悪性腫瘍手術(消化管再建手術を併施するもの)(頸部、胸部、腹部の操作によるもの) 39 3.38 41.46 0.05 67.77
K6572 胃全摘術(悪性腫瘍手術) 36 3.36 13.75 0.06 65.39
K5222 食道狭窄拡張術(食道ブジー法) 21 0.76 1.29 0.00 75.43
K529-21 胸腔鏡下食道悪性腫瘍手術(頸部、胸部、腹部の操作によるもの) 21 3.71 40.24 0.10 69.43
2019年度消化器外科(胃食道)での手術は、腹腔鏡下胃切除術が最も多く、次いで消化管再建手術を併施する食道悪性腫瘍手術(頸部、胸部、腹部の操作によるもの)、胃全摘術が続きます。

当科は、胃と食道の両方の診療を担っていますので、最近増加傾向である食道胃接合部がんにも、シームレスに対応が可能です。
またヨーロッパで標準的に行われている周術期管理のERAS(Enhanced Recovery After Surgery)プログラム をいち早く取り入れています。ERASプログラムとは、絶食期間をできるだけ短縮する/徹底的な除痛管理/早期離床を柱とした周術期管理で、より早い社会復帰が可能です。退院後は、管理栄養士による栄養指導外来により、手厚くサポートしています。

食道癌手術では、精度の高い手術と手厚い術後管理を行うとともに、術前化学療法と手術による治療成績の向上を目指しています。
食道癌手術の周術期管理では、術前から地区歯科医師会と連携した口腔ケアやエキスパート看護師による術前の呼吸訓練、管理栄養士による術前栄養サポート外来などを導入しています。術中・術後管理としては、早期経腸栄養・早期離床を基本としたmodified-ERAS プロトコールを用いた管理を実施しています。
消化器外科(大腸)
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 88 3.24 10.40 0.01 70.13
K7322 人工肛門閉鎖術(腸管切除を伴うもの) 49 2.82 10.57 0.00 64.53
K740-22 腹腔鏡下直腸切除・切断術(低位前方切除術) 43 2.95 16.00 0.00 63.21
K6113 抗悪性腫瘍剤動脈、静脈又は腹腔内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他に設置した場合) 32 0.93 4.18 0.00 62.21
K7193 結腸切除術(全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術) 28 4.39 18.64 0.00 68.50
DPCデータを用いた手術件数の集計であり、大腸がん全手術症例を反映しておりません。

2019年度消化器外科(大腸)での手術は、腹腔鏡下結腸切除術が最も多く、次いで人工肛門閉鎖術、腹腔鏡下直腸切除・切断術が続きます。
手術支援ロボット「ダビンチ」を使用した腹腔鏡下手術も行っています。

腹腔鏡手術対象の結腸がんの患者さんは比較的早期がんであり、術後10~13日程度で退院できています。
開腹手術は比較的進行した癌や全身状態の不良な症例が対象となっているため、術後の退院日数が腹腔鏡手術より長くなっています。
消化器外科(肝胆膵)
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7032 膵頭部腫瘍切除術(リンパ節・神経叢郭清等を伴う腫瘍切除術の場合又は十二指腸温存膵頭切除術の場合) 66 4.05 21.82 0.0152 70.2
K7022 膵体尾部腫瘍切除術(リンパ節・神経叢郭清等を伴う腫瘍切除術の場合) 25 2.6 15.96 0 69.96
K6951 肝切除術(部分切除) 13 2.23 6.85 0 57.38
K7034 膵頭部腫瘍切除術(血行再建を伴う腫瘍切除術の場合) 13 3 17.08 0 69.54
K704 膵全摘術 10 2.8 14.7 0.1 70.4
2019年度消化器外科(肝胆膵)での手術は、膵頭部腫瘍切除術(リンパ節・神経叢郭清等を伴う)が最も多く、次いで膵体尾部切除術(リンパ節・神経叢郭清等を伴う)、肝部分切除術が続きます。

全国共通の集計方法で集計しているため上記の表に反映されていないデータがありますが、2019年度の実績は次のとおりです。
膵頭部腫瘍切除術87件(リンパ節・神経叢郭清等を伴う場合;70件、血行再建を伴う場合;14件、膵頭十二指腸切除;3件)、
膵体尾部切除術 35件(リンパ節・神経叢郭清等を伴う場合;26件、脾温存;3件、脾同時切除;4件、血行再建を伴う場合;2件)

当科の膵腫瘍の手術は、門脈に浸潤が見られる場合でも根治切除をめざして、門脈合併切除・再建を伴う手術を行っています。
また、手術侵襲が大きくなる外科領域でありますが、手術関連死亡ゼロ、合併症発生率低下が短期的にも長期的にも患者さんの利益につながると信じて診療を行っています。
腹腔鏡下手術についても適応を吟味しつつ適正な症例選択のもと、安全第一に鏡視下手術の症例数を拡大、推進しています。
乳腺内分泌外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K4763 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術(腋窩部郭清を伴わないもの)) 188 2 6.48 0.00% 61.08
K4762 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの)) 128 2.07 2.13 0.00% 58.96
K4765 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術(腋窩鎖骨下部郭清を伴うもの)・胸筋切除を併施しないもの) 74 1.72 8.28 0.00% 62.18
K4632 甲状腺悪性腫瘍手術(全摘及び亜全摘) 67 1.52 4.57 0.00% 62.43
K4631 甲状腺悪性腫瘍手術(切除) 36 1.28 3.56 0.00% 52.86
2019年度乳腺内分泌科での手術は、乳がんの乳房切除術(腋窩部郭清を伴わないもの)が最も多く、次いで乳房部分切除術(腋窩郭清を伴わないもの)、乳房切除術(腋窩部郭清を伴い胸筋切除を併施しないもの)、甲状腺の悪性腫瘍手術が続きます。
乳がんで手術を受けられる全ての患者さんに術前からリハビリテーションを行っており、QOL(Quality of Life:生活の質)の維持に努めています。
術式によって異なりますが術後3~8日程度で退院できています。
甲状腺がんでは、難治性の甲状腺がんの比率が多くなっており、時に声の神経(反回神経)が腫瘍に巻き込まれていることもありますが、形成外科と連携し神経の再建に努めております。術式によって異なりますが、術後3~5日程度で退院できています。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる - -
180010 敗血症 同一 14 0.13%
異なる 15 0.14%
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 - -
異なる - -
定義 最も医療資源を投入した傷病名が「播種性血管内凝固」、「敗血症」、「その他の真菌症」、「手術・術後の合併症」について患者数をカウントし、
    全患者に対する発症率を算出しています。

解説 患者数が10未満の数値は「-」としています。

    敗血症(DPC;180010)は、悪性腫瘍等の治療経過中に免疫不全状態から合併することが多い病態で、当院では、入院経過中に発症される例ととも
    に、外来化学療法等の治療をしていく中で発症し入院する例がほとんどです。
    手術・処置後の合併症を起こさないよう細心の注意を払っていますが、起こり得る合併症につきましては、患者さんや家族に説明にしたうえで治療を行ってい
    ます。
更新履歴
2020/09/24
病院指標を公開しました。