外来・入院のご案内
禁煙外来

がん治療と禁煙

 タバコは、がん発症の最大のリスク要因であると同時に、喫煙の継続は、がんの再発や合併症の危険性を増加させることが知られています。
 「禁煙」は、あなたにできる、最も効果的な「がん治療」なのです。

 当センターにて治療を受けられる患者さん、特に手術を受けられる患者さんを対象として、禁煙補助剤(ニコチンパッチ、チャンピックス)を用いた標準的禁煙治療を提供することを目的として、禁煙外来を開設いたしました。
 喫煙者の肺には慢性的な炎症がおきています。これに全身麻酔での手術が加わると肺への負担はさらに高まり、喫煙者が肺炎などの呼吸器に関連する合併症を発生する確率は、非喫煙者に比べて高くなります。病気の診断を受けた時点で禁煙を開始することをおすすめします。しかしながら、ニコチンには強い依存性(「心理的依存(習慣)」「身体的依存(ニコチンへの渇望)」)があり、本人の意志の力だけでは禁煙が困難であることも少なくありません。当センターに通院中の患者さんで、「タバコをやめたいが自信が無い・・・」という気持ちをお持ちの方は、主治医か担当看護師へ、遠慮なくお声をおかけください。
 当センターの敷地内は、全て禁煙となっております。喫煙習慣をお持ちの状態で、当センターでの治療をお受けになる際には、入院中の禁煙をお願いしています。

禁煙外来での治療について

 がんセンターの禁煙外来では、保険診療として認められた禁煙補助剤(ニコチンパッチ、チャンピックス)による禁煙治療を行うことにより、「意志の力」のみに頼っていたこれまでの禁煙より「離脱症状」が少なく、体に優しい「禁煙」を提供しています。

神奈川県立がんセンターの禁煙外来のご案内

診療時間

 毎週水曜日 午後3時から
 担当医    村上 修司

対象患者

  1. 直ちに禁煙することを希望している方
  2. スクリーニングテストでニコチン依存症と診断された方
  3. ブリクマン指数(=1日の喫煙本数×喫煙年数)が200以上の方
  4. 禁煙治療を受けることを文書により同意できる方

診療内容

  1. スクリーニングテストなどによりニコチン依存症であるかどうかを診断します。
  2. 呼気一酸化炭素濃度測定を行い喫煙量や喫煙状況を確認します。
  3. 患者さんと話し合い、12週間計5回の治療プログラムをつくります。
  4. 受診していただいて禁煙の実行、継続に向けてのアドバイスを行います。
  5. ニコチン製剤の処方をします。

費用について

 <治療プログラム(12週間、計5回)すべてを行った場合>
 (診療のパターンにより違いがあります。)
 がんセンターの診察代    5,000円程度
 禁煙治療薬代(院       6,500円程度

薬について

 禁煙のための補助薬であるニコチンパッチとニコチンガムが使えます。この薬は、離脱症状をおさえ、禁煙を助けてくれます。薬を使うと禁煙の成功率が約2倍高まります。

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【ニコチンパッチ】

・健康保険が使えます。
・毎日1枚皮膚に貼ります。
・皮膚からニコチンが吸収されます。
一定期間をおきながら、貼り薬のサイズが大きいものから小さいものに切り替えて使用するのが標準的な使用方法です。

【ニコチンガム】

・薬局薬店で購入します。(保険は使えません。)
・タバコを吸いたくなった時に、1回1個をゆっくり間をおきながらかみます。
・口の中の粘膜からニコチンが吸収されます。

受診方法

 現在の主治医の先生を通して紹介

スタッフ紹介

診療医師名 認定資格
呼吸器内科医長
 村上 修司
  横浜市立大学医学部 平成14年卒
  横浜市立大学大学院 平成20年修
日本内科学会 認定内科医
日本感染症学会 ICD
日本癌治療認定医機構 がん治療認定医
日本呼吸器学会 呼吸器専門医
日本呼吸器内視鏡学会 気管支鏡専門医

(更新日:2014.4.1)

参考ホームページ

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