医療関係者の方へ
消化器内科(肝胆膵内科)レジデント研修カリキュラム

 がん医療の専門医を目指す。消化器内科専門医、肝臓専門医取得を目指す

研修目的

 肝・胆道・膵の悪性腫瘍の診断と治療に関して研修する。

研修目標

 3年間で前述の研修内容により消化器病の認定医取得の一助となることを目標とする。そのためにはこの間に消化管内科でも研修を積み、胃癌、大腸癌の診断、および化学療法について修練を積む。

年度別到達目標

全年次を通して

 消化器内科の各科にてそれぞれ研修するプログラムが必要であり、1年ごとに研修すればよい。肝臓専門医をも目指す場合は、肝胆膵内科は2年とし、他を1年とする。

指導体制

 部長をはじめとするスタッフが指導に当たる。

研修内容

  1. 肝胆膵内科に関する一般的知識について習得する
  2. 診断に関する種々の検査手技について習得する
    1. 腹部超音波検査、腹部血管造影検査、ERCPなど
    2. ERCPはMRCPやMD-CTの登場以来、むしろ治療手段となっている
    3. 肝臓の経皮的生検
  3. この領域の悪性腫瘍に対する治療法について決定し、実施する
    1. 肝癌:肝動脈塞栓術、経皮的穿刺治療(ラジオ波やエタノール注入など)
    2. 膵癌・胆道癌:化学療法
    3. 悪性胆道狭窄:内視鏡的ステント留置術、経皮的胆道ドレナージ術、内ろう化術
  4. 種々の治験や臨床試験について習得し経験する
  5. 種々の学会に出席し、発表をし、それについて論文を作成する

週間スケジュール

 当科で扱う疾患の1年間の例数

  1. 肝癌(原発性:肝細胞癌、胆管細胞癌、その他):約100例
  2. 膵癌:
     膵管癌:約100例
     IPMT:10例
  3. その他の悪性腫瘍:5例
  4. 慢性膵炎:1~2例

 がん薬物療法専門医を目指すためには、この期間内に化学療法科や他科を研修する必要がある。

研修評価方法

 検査技術や診断力については客観的な評価が必要であるが、具体的には部長の判断にゆだねられる。治療についても内視鏡的手技や超音波手技、カテーテル手技を伴うものは責任者及び指導医の評価が必要である。
 化学療法についてはプロトコール遵守については当然であり、その上にCRF(症例報告書)を遅滞なく、正確に作成する必要がある。
 具体的な評価方法はさらに検討する必要がある。
 評価表(PDF)

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