施設案内section

神奈川県立がんセンターの敷地は【管理・研究棟】【病院棟】【重粒子線施設】の大きく3つに分かれています。
看護師が勤務する病院棟は12単位から成り、診療科別に配置されています。
各病棟の雰囲気と特長をご覧いただけます。

施設マップ フロア図

フロア案内floor

3E病棟

診療科
全科対応
病床数
HUC24床
勤務体制
2交代勤務

3E病棟は、術後回復室と集中治療室の2つの機能を持ったHigh Care Unitで、全身麻酔手術後の患者さんや全診療科の集中治療を要する重症患者さんを受け入れています。HCUは、Class 10,000のクリーンユニットで、感染対応のため陰・陽圧換気システムを有しています。また、人工呼吸器や血液浄化装置などの治療用機器やモニター、ポータブルX線撮影装置、血液ガス分析装置などの診断機器を備えています。

呼吸・循環・代謝を管理し、異常の早期発見と患者さんの心身の苦痛が最小限になるように関わっています。

基本方針

クリティカルケア領域とがん看護の専門性を高め、科学的根拠に基づいた看護を実践すると共に、倫理的配慮をした看護を提供します。

3S病棟

診療科
消化器内科(消化管) 腫瘍内科 放射線腫瘍科
病床数
42床(RI専用2床 緊急入院用個室3床)
勤務体制
3交代勤務

3S病棟は、(1)一般病床、(2)夜間・休日の救急受診患者の対応、(3)RI専用病床、(4)緊急緩和ケア病床の4つの機能を持った病棟です。
一般病床は、胃、食道、大腸の領域における悪性腫瘍を対象とした、診断や内科的治療を行っています。具体的には、化学療法・放射線療法、侵襲の少ない内視鏡下での粘膜切除術(EMR)や粘膜下層剥離術(ESD)、ステント挿入や胃瘻・CVポート造設です。

消化器系疾患のため、食事や排泄機能に関わる援助を大切にしています。胃瘻・CVポート造設患者さんに対しては、在宅療養へ向けた支援を行っています。

基本方針

患者さん・ご家族に寄り添いながらチーム医療を展開し、科学的根拠に基づいた看護を提供します。さらに、その過程を通して受け持ち看護師を中心にチーム全体が成長できることを目指しています。

4E病棟

診療科
消化器内科(消化管)、消化器内科(肝胆膵)、消化器外科(大腸・肝胆膵)
病床数
50床
勤務体制
2交代勤務

4E病棟は、大腸、肝臓、胆道、膵臓の領域における悪性腫瘍を対象とし、診断や外科的治療・内科的治療を行っています。
外科領域では、大腸、肝臓、胆道、膵臓の悪性腫瘍を対象とした手術、生体肝移植ドナーの手術、診断のための開腹生検などの手術を行っています。肝臓癌や膵臓癌の手術は侵襲が高く、術後管理が重要で知識・技術の研鑽が必要です。また医療の標準化と患者満足度の向上を目指してクリニカルパスを導入し、入院期間の短縮を図っています。

これまでの生活習慣を大切にし、残された消化機能を最大限生かせる工夫と、その人らしく、療養生活と社会生活のバランスをとりながら「生きる」ことを支えます。看護師相互に補完、刺激し合いながら、「対話・つなぐ」を大切に、質の高い看護を提供しています。

基本方針

消化管全般のがんを抱える患者さんに対し、科学的な根拠に基づいた専門性の高い看護を提供します。

4W病棟

診療科
消化器内科(肝胆膵)、消化器外科(胃食道)
病床数
50床
勤務体制
2交代勤務

4W病棟は、肝臓・胆嚢・膵臓、胃、食道の消化器領域における悪性腫瘍を対象として、診断や外科的治療、内科的治療を行なっています。
入院患者の平均在院日数は10日前後です。
消化器内科(肝胆膵)は、肝生検、超音波内視鏡による膵生検、ERCP、肝動脈化学塞栓療法、経皮的エタノール注入療法、ラジオ波焼灼療法など、多岐にわたる内科的治療・検査・処置や化学療法、さらに治験も多く行われ、患者さん・ご家族が治療を選択できるよう支援しています。
消化器外科(胃食道)は手術による治療が主ですが、化学療法の臨床試験や治験も行なっています。

入院時から、患者さん・ご家族の希望を尊重しながら、不安を最小限にして合併症を起こさず早期に退院できるように個別性を大切にした援助を心掛けています。

基本方針

患者さん・ご家族の意思を尊重し、その人らしさとセルフケア能力を大事に、根拠に基づいた看護をチームで実践します。倫理的配慮をした、安心で安全な療養環境を提供します。

5E病棟

診療科
頭頚部外科、泌尿器科、乳腺内分泌外科、皮膚科、形成外科
病床数
50床
勤務体制
2交代勤務

5E病棟は、頭頚部外科や泌尿器科など、特殊性のある疾患を対象としています。頭頚部外科は、咽頭・喉頭・舌・副鼻腔、 尿器科は、前立腺・膀胱・腎・精巣、乳腺内分泌外科は、甲状腺の領域における悪性疾患を対象とし、診断や外科的治療・内科的治療を行っています。頭頸部外科では、化学療法・放射線療法の副作用で摂食障害が生じるため、在院日数はやや長めの21~22日程度です。

疾患・治療によるボディイメージの変化や呼吸・食・排泄など基本的生理機能の障害を抱える患者さんが多いため、苦痛を理解し、セルフケアが確立できる援助を大切にしています。また、ADLの低下防止や嚥下機能改善の為に、リハビリビリテ-ションに力を入れています。

基本方針

対象のセルフケア能力を大切にし、科学的根拠に基づいた看護を提供します。

5W病棟

診療科
腫瘍内科、骨軟部腫瘍外科、呼吸器内科、血液内科
病床数
50床
勤務体制
2交代勤務

5W病棟の主な疾患は、悪性リンパ腫、原発性骨腫瘍、転移性骨腫瘍、原発性肺癌、転移性肺癌で、診断や外科的治療、内科的治療を行っています。
悪性リンパ腫は、化学療法を中心とした治療を行っていますが、病状により自家移植や同種移植を行う患者さんが増えています。骨軟部腫瘍外科は、根治や症状緩和を目的とした手術療法・化学療法・放射線療法、呼吸器内科は、化学療法と放射線療法が治療の主体です。

複雑な治療や行動制限などから、患者さん・ご家族の意思決定支援や日常生活の援助が重要です。基本的な看護ケアは個別性を考慮し、病棟が快適な生活の場となるよう心がけています。

基本方針

チームで協働し、患者さん・ご家族の意思を尊重し、患者さんが安全かつ計画的に治療が進められるよう科学的根拠に基づいた看護を実践します。専門性の高い看護サービスの提供を目指します。

6E病棟

診療科
婦人科・乳腺内分泌外科・形成外科・皮膚科
病床数
50床
勤務体制
2交代勤務

6E病棟は、婦人科、乳腺内分泌外科を中心とした女性専用の病棟です。婦人科は、子頚頸がん・子宮体がん・卵巣がん等、乳腺内分泌外科は、乳がん・甲状腺がんが主な疾患で、外科的治療、内科的治療を行っています。

治療に伴う苦痛や不安のほかに、ボディイメージの変容、役割を持った女性性に関わる苦悩への精神的な支援を大切にしています。

基本方針

該当診療科の看護実践に必要な知識・技術の向上に努め、女性性に配慮し、その人らしさを大切にした質の高い看護を提供します。
他職種と連携したチーム医療を提供します。

6W病棟

診療科
呼吸器内科、呼吸器外科、脳神経外科
病床数
49床
勤務体制
2交代勤務

6W病棟は、肺、縦隔、脳神経の領域における悪性腫瘍を対象としています。
呼吸器内科では、肺癌、中皮腫などに対し治験・臨床試験を含む化学療法・放射線療法を行っています。呼吸器外科では、年間約400件の手術を行っています。脳神経外科は、脳原発性腫瘍、転移性脳腫瘍に対し、手術療法・放射線療法・化学療法を組み合わせた治療を行っています。

治療に伴う副作用に対し、病棟薬剤師・病棟栄養士と連携し、症状コントロールとセルフケア能力を高める看護を実践しています。

基本方針

専門的知識・技術の向上に努め、入院時から多職種と連携・協働し、セルフケア能力を高めるチーム医療の提供を目指しています。
患者さん・ご家族の意思を尊重した看護を提供します。

7E緩和ケア病棟

診療科
緩和ケア内科
病床数
20床
勤務体制
3交代勤務

緩和ケア病棟は、治療の適応がない、あるいはこれからのがん治療を希望しない方を対象とし、がんに伴う痛みやその他の症状を和らげ、できる限りその人らしく過ごしていただくために、最善のケアを提供できるように設けられた病棟です。症状緩和が図れると、患者さんやご家族の意向に応じて地域の生活に戻ることも支援しています。

基本方針

患者さんやご家族の意向を尊重し、患者さんとご家族がその人らしく‘いま’を大切に生きるために、ケアリング豊かな質の高い看護を実践します。また、患者さんやご家族の尊厳を守るために、医師、看護師、看護補助、メディカルアシスタント、ボランティア、栄養士、ソーシャルワーカーらがチームとなり、緩和ケアを実践します。

7W無菌病棟

診療科
血液内科・腫瘍内科
病床数
30床
勤務体制
2交代勤務

7W病棟は、無菌病棟です。白血病・骨髄異形成症候群・悪性リンパ腫などの血液疾患に対して造血幹細胞移植や大量化学療法を行っています。
造血幹細胞移植や大量化学療法は、極度の白血球減少や免疫機能低下を来たす為、外部からの感染防止を図る上で清潔に管理された環境での治療が必須条件です。そのため病棟全体は、Class100~1,000のクリ-ンユニットで維持管理しています。

厳しい治療を受ける患者さん・ご家族に対し、意思決定を支える援助と、症状を的確にアセスメントしケアができるように関わっています。

基本方針

チームで協働し、造血細胞移植や大量化学療法を受ける患者さんに安全で快適な療養環境を提供します。また、倫理的配慮と、患者さん・ご家族の自己管理能力の維持・向上を目指した看護ケアを実施し、入院から退院後まで安心して生活が送れるように援助します。

外来

診療科
全診療科、漢方サポート外来、免疫療法科、遺伝カウンセリング外来
看護外来
スキンケア外来、リンパ浮腫外来、診療科看護外来、移植後フォローアップ外来

外来診療体制 外来患者数は、1日1000人を超え年々増加しています。看護師は、診療介助に加え、外来化学療法室、内視鏡室、放射線診断科および放射線治療科、外来採血室での看護を担当しています。また、専門・認定看護師による看護外来と、看護師による抗癌剤内服患者さんのサポ-ト外来を行い、患者さんのQOL向上に努めています。

基本方針

外来の限られた対応時間の中で、効果的な看護介入および連携調整を行い、患者さん・ご家族が生活の質を維持、向上できるよう努めます。他職種・チームと連携し、安全で安心できる質の高い看護の提供を目指します。

手術室

診療科
16診療科
手術屋数
12室
勤務体制
日勤、夜間休日オンコール制

手術室は12室あり、Class 100のクリーンユニットや感染症患者の手術に対応できる空調(陰陽圧)切替が可能な部屋、低侵襲の内視鏡下手術の装置を備えた部屋があります。
また、将来MRIやCT下での手術を可能にする部屋など、様々な手術に対応できる設備を備えています。手術件数は年間約3,500件で、年々増加しています。

「患者さんの気持ちに寄り添った看護」を大事にし、術前訪問を行っています。患者さんと術前にお会いし、手術に対する疑問に答えることで、患者さんの不安感を和らげ、安心して手術を乗り越えることができるように心がけています。

基本方針

患者さんにより安全で質の高い手術(看護)を提供します。

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