がんセンターの教育体制education system of cancer center

1人ひとりの看護師は「自律的に学び行動する力」「ケアリングを発揮する力」、そして「同僚や他職種と協働する力」を持っています。当院では、キャリア形成・支援システムを活用して1人ひとりの成長過程を支援します。

キャリア形成・支援システムについて

個人が自己実現に向けて、主体的に能力を開発し、それを組織が支援するシステムです。
以下に、当院の教育システムの特徴をご紹介します。

  • クリニカルラダーを5段階に設定し、ステップⅢを1人前の看護師と位置づけています
  • 1人ひとりが、めざすステップに到達できるよう院内・院外教育を幅広く計画しています
  • 1人ひとりが、ライフワークバランスを考えて主体的に自己教育計画立て取り組むことを支援します
  • ステップⅢ以上で一定の条件をクリアすると、大学院や認定看護師教育課程で学ぶことができる長期研修派遣制度があります
  • 1人ひとりが互いに支え合い、ともに組織として成長することをめざしています

平成29年度 院内研修一覧

ステップ/役割研修 研修名 目的
ステップⅠ 看護過程の展開Ⅰ
(フィジカルアセスメント)
日々の実践を基に、患者の身体的側面を中心に正常と異常を判断し、報告できる能力を養う
メンバーシップ研修
~見る・見られる~
自分の傾向を知り、安全安楽な看護実践を考えて行動することができる
チームナーシングについての理解を深め、メンバーとしての役割がわかる
ステップⅡ 看護過程の展開Ⅱ
(受け持ち患者)
NANDA-Iの看護診断を用いて患者情報を収集、アセスメントする力を養う 
受け持ち看護師として主体的に看護実践できる
リーダーシップⅠ-① チームにおけるリーダーの役割・責任がわかり、リーダーシップ発揮に向けた自己の取り組みについて考えることができる
リーダーシップⅠ-② 他セクション・他部署の状況を考慮して、業務上必要な調整をするための自己の課題がわかる
自己支援研修
~レジリエンス~
困難な状況や失敗から学び、成長し、リスクを恐れずによりよい看護を実践できる心のしなやかさを養う。自らの手で心身の健康を維持・増進する力を培う
共育研修① 周囲の人々との関わりの中で、自己および他者の成長を促進するための考え方がわかる
ステップⅢ 看護倫理 相互の価値観を尊重した倫理的問題解決策の検討ができる
看護過程の展開Ⅲ
~事例検討~
事例検討を通して、自己の看護実践を振り返り、自らの傾向と大事にしたい看護の方向性をあきらかにする
リーダーシップⅡ 問題解決スキルについて学び、身近な問題の発見・分析・解決策の実行・評価ができる

※セクション全体にかかる問題ではなく、身近で解決可能な問題
コミュニケーションスキル (アサーション) チーム医療を促進し、よりよい看護をしていくためのコミュニケーションができる能力を身につける
共育研修② 「共に育つ」観点から、学びを支える人として、学ぶ人のレディネスを把握することの意味と方法がわかり、共に育む姿勢についての理解を深められる。
ステップⅣ 看護実践に活かす理論 看護理論の理解を深め、看護理論を実践で活用した質の高い看護を実践する
リーダーシップ研修Ⅲ 病院や看護単位の目標達成に向けて、自己の役割を理解し、リーダーシップをとることができる
地域での交流研修 在宅療養の特徴と実際を知り、地域連携における病棟看護師の役割や機能を明確にする
共育研修② 「共に育つ」観点から、学びを支える人として、学ぶ人のレディネスを把握することの意味と方法がわかり、共に育む姿勢についての理解を深められる。
ステップⅤ ステップV研修 所属セクションのリーダーとして、自らに必要な力を見定め、自らの意思で能力開発に取り組み看護の質向上に貢献する
共育研修② 「共に育つ」観点から、学びを支える人として、学ぶ人のレディネスを把握することの意味と方法がわかり、共に育む姿勢についての理解を深められる。
役割研修 新任主任研修 新任主任として自己に期待される役割を認識し、その役割を遂行するための自己の課題を明らかにすることができる

研修の風景

新人看護師の支援体制education system of freshman nurse

4月から1年間は、プリセプターが身近な相談相手に、サポーターが技術支援を、そして、全ての看護職員が新人看護師の成長をサポートします。

採用時研修の様子

病棟(セクション)体験

働く自分をイメージするための研修です。
2日間、2つのセクションに出向いて先輩看護師の看護を見学します。その後に配属希望セクションを申請します。  

技術演習Ⅰ(輸液管理)

調剤、点滴滴下、輸液ポンプの操作訓練をします。

技術演習Ⅰ(採血)

採血の技術演習をしました。

中途・既卒採用看護師の支援体制education system of experienced nurse

これまでのキャリアをもとに、その人に合わせたサポートをしたいと考えています

フォローナースがサポートの窓口になります

中途採用看護師への支援の実際

中途・既卒採用者サポートの一例
初日 オリエンテーション、看護局概要・教育システム説明、医療安全対策、感染対策、電子カルテ操作オリエンテーション、病院見学、配属先挨拶
2日目 配属先オリエンテーション、看護師について見学
3日目 看護師について見学&部分を実践
4日目 フォローを受けながら患者を担当
5日目 フォローを受けながら、前日担当した患者を担当

電子カルテ操作や慣れない看護技術などについて、看護教育科も随時サポートします。
※看護師経験年数、がん看護の経験によってオリエンテーション内容・すすめ方が変わることがあります。

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