診療科・各部門のご案内
緩和ケア内科

特色

 『緩和ケア』という言葉からは人それぞれに大きく異なるイメージを抱きます。日本ではがん対策基本法第三章第十五条に『緩和ケア』が定義されています(平成28年12月改正・施行(PDF外部リンク))。非常に幅広い概念を含むものですが、当科は療養生活の質の維持向上を図る治療を担当する科となり、様々な苦痛症状に対し、主に薬物介入やケア・医療処置を通じて症状軽減のマネジメントを行っています。
 緩和ケアはがんと診断された時から時期を問わず受けることができます。がん治療を受けているか否かに関わらず、通院中の患者さんは『外来診療』で対応します。がん治療で当院通院中であれば、治療科の医師に、辛い症状について緩和ケア内科を受診したい旨をおっしゃってください。当科フォロー中に通院が難しくなるようであれば在宅支援診療所を紹介し、引き続き同様のフォローをお願いしております。また自宅での療養が困難と判断される重度の苦痛症状を有する場合は『緩和ケア病棟』(所定の手続きが必要です)に入院して症状軽減を図ります。
 緩和ケア病棟以外の病棟に入院中の患者さんに対して、『緩和ケアチーム』の身体症状を担当する医師として関わることもあります。緩和ケアチームは多職種で構成されますので、多視点から気づいた点を主治医・病棟スタッフに提案させていただきます。
 患者さんの苦痛の内容・気がかりに焦点を当てることから緩和医療は始まります。がん治療と並行して、辛い症状に対してタイムリーに対処できることを目指しています。

治療成績

 現状では緩和ケアの質を特定のデータで評価することは限界があります。評価のための指標そのものが確立していない状況です。したがって当科を受診された患者さん・ご家族のひとつひとつの感想やご意見が治療成績評価となります。がん患者さんが抱える諸問題の解決には医師以外のスタッフのポテンシャルは重要です。当院はがん専門病院としてよく遭遇する症状等への対処に慣れたスタッフが数多くいますのでご安心頂けると思います。

スタッフ紹介

診療医師名 認定資格
緩和ケア内科部長
 太田 周平
 信州大学医学部 平成4年卒
日本麻酔科学会 麻酔科専門医・指導医
日本緩和医療学会 暫定指導医・専門医
日本ペインクリニック学会 ペインクリニック専門医
緩和ケア内科医師
 田村 文彦
 埼玉医科大学 昭和54年卒
 埼玉医科大学大学院 昭和62年修
日本外科学会 認定登録医

(更新日:2018.4.9)

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