診療科・各部門のご案内
医療技術部 放射線診断技術科(放射線診断部門)

 放射線診断技術科 放射線診断部門は、病院棟1階に位置し、主としてX線や磁気を使用した医用画像検査業務を行い、各診療科へ画像を提供しています。

概要

 通常の胸腹部、四肢等の画像を撮影する一般撮影室、透視を使用して撮影するX線テレビ(エックス線透視撮影装置)室、乳房X線撮影室、IVR室、CT(エックス線コンピューター断層撮影装置)検査室、MR(磁気共鳴断層撮影装置)検査室、骨密度測定室を配置し、HIS(病院情報システム)、RIS(放射線情報システム)、PACS(医用画像保存通信システム)により病院全体で情報共有・画像配信されています。

一般撮影装置

一般撮影装置 胸部・腹部・四肢等通常のX線画像を撮影しています。
 撮影装置は2009年に導入されたCR(コンピューテッドラジオグラフィー)システムと2013年から新しく導入したFPD(フラットパネルディテクター)システムを用いています。

FPD搭載型X線テレビ装置

FPD搭載型X線テレビ装置 デジタルX線テレビ装置(FPD搭載)は検査から処置まで幅広く利用されています。
 FPD(フラット・パネル・ディテクター)を用いたデジタルX線テレビ装置では、画像の歪みの無いデジタル画像が得られ、また画像観察範囲が広いため、食道造影やイレウス管挿入、泌尿器の撮影に活用しています。

Cアーム型X線テレビ装置(内視鏡室)

Cアーム型X線テレビ装置 X線テレビ装置による透視下で実施する内視鏡併用検査(BF、CF、ERCPなど)に使用します。患者さんの体位を極力変えることなく多方向 から透視・撮影による目的部位の観察が可能です。また、FPD型検出器を搭載しているため、従来使用 していた装置よりも描出能に優れ、見やすい画像が提供できます。

乳房撮影装置(マンモグラフィ装置)

マンモグラフィー検査 マンモグラフィ検査は、触診ではわからない小さなしこりや微細な石灰化を描出するのに優れた検査方法です。検査では、乳房を圧迫して撮影しますが、圧迫の際には個人差により痛みを伴うことがあります。この圧迫をすることで乳房の厚さが薄くなり、乳腺内の石灰化や腫瘤が観察しやすくなります。さらに乳房の厚みが薄くなることで被ばくを抑えられます。
 当センターでは、2013年11月、最新のフラットパネル型乳房撮影装置を導入し、トモシンセシスの撮影が可能になりました。トモシンセシスとは、±25°の広角な範囲を動きながら撮影を行う検査方法です。これにより、より細かい横断面を観察できるため、日本人に多い高濃度乳房でも乳腺の重なりに隠れて見えなかった、腫瘤の辺縁や病変部が描出できるようになりました。
 また、2002年からステレオガイド下マンモトーム生検を行っています。ステレオ撮影することで三次元での位置確認ができ、微細な病変部も検出し確実に生検することができます。さらに、2013年からフルデジタルへ移行することで、最小限のX線線量で高画質な画像が得られるようになりました。
 当センターは、全国的にもマンモトーム生検数が非常に多くこれまでの経験を生かして、薄い乳房に対しても被検者の安全を考慮しながら精度の高い検査を行っています。

マンモトーム生検実施人数

血管撮影装置

血管撮影装置 血管造影検査からIVRという治療まで幅広く利用しています。3D画像を瞬時に作成することにより、血管走行がイメージしやすくなり、治療方針を決めるのに役立っています。また、CTライク像という簡易的なCT画像が撮影できることで、血管塞栓術の塞栓範囲を確認しながら手技を進められるため、より緻密な治療が可能になりました。

CT装置

CT装置 CT装置は3台配備しており、最新の320列エリアディテクターCTと64列マルチCT及び16列マルチCTが稼働しております。単純CTからダイナミックCTなど幅広い検査に対応可能であり、3次元画像処理など診断に欠かせない検査装置として、より高速に高精細な画像を提供しています。


MRI装置

MRI装置 MRI装置は超電導型3.0テスラと1.5テスラの2台を配備し、高分解能であり検査部位に対してより短時間撮像が可能になります。更に体動による画像の乱れを補正する機能も搭載しました。フォローアップ検査から精密検査まで幅広く対応可能となり、躯幹部拡散強調画像、MRA(血管画像)、MRCP(胆嚢、胆管、膵管画像)等も実施しています。
 また、病変の性状診断ができるMRスペクトロスコピーも実施しており、通常のMRI画像診断では困難を極める鑑別にも有用性を発揮しています。

骨密度測定装置

骨密度測定装置 骨密度測定では、二重X線吸収法(DXA)により腰椎、大腿骨の骨密度の測定を行っています。骨折発生頻度の高い部位を、高い精度で測定するため骨折リスクの評価に優れ、また薬物効果の変化をみることにも利用しています。
 検査ではベッドに仰向けに寝ていただくだけで体位変換なしに腰椎、大腿骨を測定でき、患者さんに負担の少ない検査が可能です。

PACS(医用画像保存通信システム)

 PACS は2009年5月より導入されました。以前はフィルムとレポート用紙で参照されていたデータが、全てサーバーに電子保存され各診療科に配信しモニター診断できるようになっています。画像や読影結果の表示が容易で、検査から診断までの時間短縮や検査効率の向上など、診療にとても役立っています。

PACSシステム展開図

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