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医療技術部 放射線診断技術科(核医学部門)

 放射線診断技術科の核医学検査部門は病院棟地下一階にあります。
 核医学検査とは、微量な放射性同位元素(以下、RI)を含んだ医薬品を体内に投与した後に体内のRI集積部位から放出される放射線を体外にある機器で検出し、それを画像化する検査です。

 当院は核医学検査機器としてPET-CT装置とガンマカメラ装置を有しています。

ドイツ・シーメンス社製 biograph 16 全身対向2検出器型カメラ

 PET-CT装置とはPET装置とCT装置の連結一体型装置です。両装置で撮影した画像を重ね合わせることで、RI集積部位をCT画像で明瞭に表すことが可能です。検査には効力を有する時間の短い陽電子放出核種を含んだ医薬品を用います。この検査は腫瘍の良悪性の鑑別、悪性度の診断、転移巣の早期発見などに威力を発揮します。撮影時間は30分程度ですが、投与前の説明時間や投与後の安静時間なども含めると、来所から退所までの拘束時間は4時間程度です。

CT画像の撮影(写真をクリックすると動画が再生します)
CT画像の撮影

PET画像の撮影(写真をクリックすると動画が再生します)
PET画像の撮影

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左からCT画像、PET画像、重ね合わせ画像
左からCT画像、PET画像、重ね合わせ画像

 ガンマカメラ装置での検査にはガンマ線放出核種を含んだ医薬品を用います。この検査は生理機能、代謝、病変の有無、場所や大きさなどの判断に有用です。当院で最も検査数の多い骨シンチ検査の場合、午前に注射を行い、午後に撮影です。撮影時間は40分程度です。

全身骨シンチグラムの正常な写真 当施設で一番多く行われている全身骨シンチグラムの正常な写真を示します。
 ※ クリックすると大きな画像をご覧いただけます。

 放射性医薬品は身体への副作用はほとんどありません。放射線リスク評価の線量概念である実効線量は骨シンチ検査で3mSv程度、PET-CT検査で10mSv程度です。

 最後に、検査に用いる医薬品は検査日時に合わせて製薬会社から届けられます。そのため、検査はすべて予約制です。

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